2024年9月29日 メッセージ要旨 | ||||
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信仰の目に映る色づいた畑 ヨハネの福音書 4章34~35節 |
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あなたがたは、『まだ四か月あって、それから刈り入れだ』と言ってはいませんか。しかし、あなたがたに言います。目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています。 ヨハネの福音書 4章35節 |
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異教の民と雑婚したサマリア人の地で、神のわざが行われるとは、イエス様の弟子たちにとって思いも寄らないことだったでしょう。 しかし、イエス様のことばのとおり、サマリアの地は、色づいて、刈り入れるばかりになっていたのです(35節)。イエス様によって心を開かれたサマリアの女をとおして、多くのサマリア人がイエス様を信じたのです(28~30節.39節.41節)。 同じく、異教の国で、多くの人がまことの神を信じようとはしない日本にあっても、御国の力は働いているのです。 現代では、植物の成長過程を早回しの映像で見ることができます。しかし、種から芽が出て、苗となり、穂となる過程を自分の目で確かめるのは、ほとんど不可能なことです。植物は、人が知らないうちに、ひとりでに生長しているのです。 同じように、神の国の成長を確かめようとしても、私たちの目には隠されていて見えないことがあるのです。特に、日本のような困難な国では、御国の力が働いているのを実感するのが難しいことがあります。しかし、植物が知らぬ間に成長するように、神の国は人知れず成長し、やがて収穫の時を迎えるのです(マルコの福音書4章26~29節)。 私たちの肉眼で現状を見れば、「刈り入れまで四か月ある」というのが当たり前の青い畑にしか見えなくても、信仰の目で仰ぎ見れば、黄金色に色づいて刈り入れるばかりの豊かな実りが用意されているのです(35節)。 イエス様は、父なる神のみこころに従って十字架と復活を成し遂げられ、世界中に多くの救いの実を結ばせています(34節)。十字架の向こうに、豊かな実りが用意されていたのです。私たちも、失望せずにみこころに従い続ければ、豊かな実を刈り入れる時が来るのです。 色づいて、刈り入れるばかりになっている畑を、信仰の目で仰ぎ見て、歩んでまいりましょう。 |
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