2024年1月7日 メッセージ要旨 | ||||
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新年礼拝 喜びをもって主に仕えよ 詩篇 100篇1~5節 |
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喜びをもって主に仕えよ。 詩篇 100篇2節(抜粋) |
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喜びはクリスチャンを特徴づける性質の一つですが、そこに主に仕えるという要素が伴っていることが、クリスチャンには必要です。
何にも仕えず、束縛されず、自由奔放であることに喜びがあると、人の目は錯覚します。しかし、何にも仕えていないようで、多くの人が何かの奴隷となって仕えているのです。人々は金銭に仕え、快楽に仕え、名誉や出世に仕えています。人々はその仕えているものに対して、実のところ自分自身を献げているのです。 詩篇100篇は礼拝への招きの歌でもあります。主の門に、その大庭に(4節)、すなわち神殿に入り、御前に来たれと(2節)、礼拝に招いています。 しかし、ただ単に神の御前に集まり、御名をほめたたえることだけが礼拝なのではありません。礼拝を意味する英語の「サービス」に、「仕えること」という意味があるように、自分自身を神に献げ、神に仕えることが礼拝の本質なのです(ローマ人への手紙12章1節)。 夢を実現させようとする人は、その夢のために喜んで自分の人生を献げます。しかし、人が自分自身を献げ、すべてをかけて仕えるにふさわしい方は、ただ神だけなのです。神はいつくしみ深く、恵み豊かな方です(5)。主の十字架と復活により、私たちは罪赦され、神との平和を得て救われました。御子キリストが私たちを救うため、私たちの罪を負って十字架にいのちを捨ててくださった、そこにこそ、人生を献げて仕えるにふさわしい真実な愛があります。そして、その神の愛が、私たちの喜びの源なのです。 神は羊飼いが羊を養うように私たちを守り、導き、養われます。羊である私たちも良い牧者である主に聞き従うのです(3節)。神はご自分がお造りになった私たち一人ひとりを、かけがえのない宝として尊び、愛しておられます(145篇9節)。私たちそれぞれの適性は、造り主である神が一番良く知っておられるのです(3節)。神は真実な方です(5節)。主によって人の歩みは確かにされます(37篇23節)。ですから、信頼して、神の導きに従ってまいりましょう。不審に思ったり、義務的になったりせず、信頼して、喜びをもって主に仕えてまいりましょう。 全世界が主に向かって喜びの声をあげる、神の国の完成する日に至るまで(1節)、先に救われた私たちに、主の恵みと愛を世に運び、世人を救いへと導く役割が担わされています。その働きを果たすことができるよう、神に仕え、従ってまいりましょう。 「喜びをもって主に仕えよ」と、今年はこのみことばを年間聖句に掲げました。神の愛と恵みは絶えず私たちに注がれています。ですから、どのようなときも信頼して、愛されている喜びを抱いて、神に仕えてまいりましょう。 |
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