2021年10月17日 メッセージ要旨
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                        聖霊に満たされた証人

                                       使徒の働き 5章12~42節 
                                                                                                                                    
     
 私たちはこれらのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊も証人です。
                                      使徒の働き 5章32節 
 
 使徒たちを通して行われた奇跡が、使徒たちに、神の御手と、主イエスの御名の働きがあることを、ありありと証ししていました(12節.4章30節)

 神の力強い働きにより、主を信じる者たちはますます増え(14節)、大勢の病人が癒やされます(16節)

 しかし、主の働きのあるところには、迫害も起こります。ねたみに燃えた大祭司やサドカイ派(モーセの律法のみを重視するユダヤ人の指導的階級の集団)の者たちによって、使徒たちは捕らえられ、留置場に入れられてしまいます(17~18節)

 けれども、主の福音は、何によっても阻止されることなく、広まり続けます。夜、主の使いが牢の戸を開け、使徒たちを連れ出し(19節)、人々にいのちのことばを語るよう命じたのです(20節)

 主の福音が広まっていったのは、それがいのちのことばであるからです。イエス様は、人々の罪を負って十字架に死なれ、よみがえられました。信じる人は罪赦され、神と親しく交わる永遠のいのちを持ちます。福音は、人にいのちを与える、いのちのことばなのです。

 使徒たちが宣べ伝える福音は、神から出たものであったので、だれにも消滅させることはできなかったのです(38~39節)

 使徒たちは、牢に捕えられても福音を語り、脅されても(28節)、むちで打たれても(40節)、主イエスの御名を宣べ伝えることをやめませんでした(30~31節.42節)

 しかし、それは、使徒たち自身の力によるものではありません。以前の彼らは、ユダヤ人を恐れて戸に鍵をかけていました(ヨハネの福音書20章19節)。聖霊に満たされたことで(2)、使徒たちは力を受けたのです(1章8節)

 神は、ご自分に従う者たちを聖霊で満たしてくださいます(32節)。神に従う人は、神に支配され、聖霊に満たされるので、力を受け、恐れから自由にされます。自分に従う人は、自分に支配されているので、恐れに縛られるのです。

 私たちは、神に従い、聖霊に満たされ、御力を受けて、主の証し人としての役割を果たすことができるよう、歩んでまいりましょう。