和歌山 訪問日・・・4月1・2日

 

   今回訪れた場所は、那智勝浦町です。
 

 行きは、大阪〜奈良〜和歌山と車で移動しました。長丁場だったので、父親と交代で私も運転しました。奈良山中を走っているとき、熊野川が横に見えていたんですが、川の色が青くて綺麗でした。しかし何で青かったんでしょうか?どなたか知っている方は教えてください。また、山側斜面のほうには3〜5分咲きほどの桜が見えていまして、これがまた満開ではないゆえの美しさがあってよかったです。特に大阪では、ほとんど見られない枝垂桜は、珍しさもあって一際美しかったです。

 

 奈良道中で、谷瀬のつり橋によりました。日本一長いつり橋とあって渡るのには時間がかかります。さらに、下を見れば川からの高さが高いのなんのって。さらに入り口には、「危険ですから20人以上は同時に渡れません」の注意書きが・・・。渡っているときに、古い橋板はグラグラと揺れるし、強風は吹くし・・・。往路で既にこんな感じですから、復路もこの橋を歩くのかと思うともう orz。地元の人にとっては生活道路だ、という驚きの事実を聞いて「地元の人で高所恐怖症だったらどうするんだ?」などと思いつつ感服しました。ここに、高所恐怖症の人間を連れて行ったときの反応を見てみたいきもします。

 

 次に訪れたのは、世界遺産に登録された熊野古道です。(世界遺産への登録には賛否両論あるようですが、これに関しては『戯言』で触れてみようかと考えています。)私には、神社・仏閣の良し悪しはわかりませんが、本宮大社は木の腐食具合からとても古くに建てられた事が伺えました。それにしても、昔の人はこんな山奥に、立派な建物を建たなんてすごいですね。大門坂は、徒歩で登りました。木々に囲まれた石の階段はとても、神秘的で心が癒されました。しかし、体力のない人にとっては登るのが大変なようでむしろ疲れる気がします(笑)。登った先には、青岸渡寺や那智大社、さらには那智の滝がありました。こちらの建物は本宮大社よりも、新しいように見えましたが、もっと大きかった気がします。那智の滝は、かなり近くにまで寄って、見ることができました。木々に囲まれた空間にあり、滝の音だけがとても澄んで聞こえました。「延命の水」なるものを飲みましたが、結果は今すぐにはわかりませんね(笑)。

 

 この後は、ホテル浦島へ。このホテル(どちらかというと旅館という感じでしたが)のすごい所は、なんと温泉が6つもあるということです。中でも、お風呂に入りながら海を眺めることのできる、玄武洞・忘帰洞にはびっくりしました。残念なことに、天候が曇りであったために、綺麗な水平線や日の出などを見ることはできませんでしたが、洞窟内に響く波の音には、威圧されました。あのような経験は他では中々できるものではないです。

 

 二日目最初に訪れたのは、橋杭岩です。ここには、橋の杭のように連なった、大きな岩があります。手前に広がる石畳には、足を下ろすことができ、巨大な岩を間近で見ることができます。この石畳がとても滑りまして、転んでしまいました。このあたりから天候が悪くなってきましたね。

 

 最後に訪れたのは、本州最南端に位置する潮岬。幸か不幸か、天候が悪くなってきた時間に訪れたために、展望台(のような所)は強風に晒されていて、雨が痛かったです。しかし、そういう状況だと私はテンションが上がるんですよね(笑)。波の打ち寄せる潮岬は、とても素晴らしく、青・白・黒の織り成すコントラストは最高でした。本当にたまたまですが、かなり高い、潮の柱を見ることができました。遠くから見ていたので不確かですが、10mくらいの高さはあったと思います。

 

 帰り道は海辺を走った後に、阪和道を使い大阪へ。海沿いの道では、海をどれほど見てても全く飽きないほどの壮観でした。