比叡山

今回訪れた場所は京都府・滋賀県にまたいでいる、比叡山です。

 まず、友達と京阪出町柳駅で落ち合いました。そこから、叡山電車を使って八瀬比叡山口へ。「出来るだけ歩こう」ということで、登山口を探しましたが見つからず(後でわかった事ですが最初から歩こうと思うなら修学院という、駅で降りなければなりませんでした。)、とりあえずはケーブルカーを利用することに。ケーブルカーを降りた後にロープウェイもありましたが、ここからは登山道がちゃんとありましたのでそこからまずは延暦寺を目指すことに。
 
 ケーブルカーを降りた先には、なんと桜の花が散らずに残っていました!きっと、山の気温が少し低いためでしょう。私の近所等では既に散っています。延暦寺までの道中でも、きれいな花が木に咲いていました(名前はわからず)。花の名前を知らない自分が少し情けなかったです orz。ちなみに、ロープウェイからは見えない位置にあったので、少し得した気分でした♪
 
 一時間ほど歩いて延暦寺に到着。比較的建てられたのが新しい東棟を見た後、阿弥陀堂、大講堂と見て、根本中堂へ。荘厳な根本中堂は、非常に大きい建物で高さでは、ビル五or六階に相当していて、その重い屋根は七十六本の欅(けやき)の柱で支えられています。また、堂内の中央には最澄伝教大師が灯した明かりがあり、それぞれ過去・現在・未来をともしています。(と、お坊さんが言ってた)。なかなかどうして、昔の建築技術は捨てたものではないですね。自分は仏教徒(天台宗)ではないですが、やはり文化遺産というだけあって、素晴らしい事は認めざるを得ないところです。
 
 このとき、時間帯的にはお昼。途中にあった花の見える見晴台で、昼食をとりました。ちょうど向こうの山も見える位置でした。景色のいい場所で食べる昼食気分爽快でいいですね。ただ、ハエが飯を食いたそうに私たちの周りを飛んでましたが・・・。
 
 昼食後は山頂の方面へ。山頂まではそれほど距離も無く、マッタリと会話をしながら到着。少しモヤがかっていましたが、山頂からは美しい琵琶湖が望めました。肉眼で見ると、とてつもなく広いです。「次は、琵琶湖一周でもしようか?」などと、次の計画(さすがに無理か?!)の話をしつつ w。
 
 山頂にはガーデンミュージアム比叡 という花園があり、折角来たのだからと言うことで入園。普段は目にしないような花や、よく見る花の同類の花などたくさんの花がありました。さすがに、入場料がいるだけあって、たくさんの花が非常にきれいにさいていました。花の咲き方が下向き、黒いバラ、といったかなり珍しい花には驚きました。また、園内には中世ヨーロッパの印象派画家たちの絵(のイミテーション)と、それをなぞらえた景色がありました。彼らが見た景色を少しだけ味わえました。ちなみに、私たち以外にも男二人できていた人を発見したときには、テンションが上がりました。
 
 本日の行程はこれで終了。とおもいきや、少しだけ京大を案内してもらいました。もっと古いと思っていましたが意外と建物はきれいでした。名物の石垣も見てきましたよ。
 
 今回はさすがに疲れましたが、その分達成感(なんか違うかもしれない)は大きいです。直に自然と触れ合った、という印象が実感として残るからでしょうか?疲れすぎて、帰りの電車では寝過ごして降りる駅飛ばしそうになりました。