暗峠(くらがりとうげ)+α

 夏合宿でバテないためにはやっぱり練習しかない!ということで暗峠(くらがりとうげ)へ。

 実は前にも行ったので初めてではないんですが、ここの坂は急すぎます。どれぐらい急かといいますと、前に進めないくらい急です。前回は後部キャリアーのみをつけて走ったんですが荷重が後ろにかかってしまい、坂道発進しようとする前輪が浮くというまさかの事態に遭遇してしまったいました。そこで今回は前に体重が行くようにセッティングしてみました。具体的には後部キャリアーは外し、前キャリアーのみ装着。さらに、前鞄にお茶を積んで前への荷重を大きくしてみました。

 非常食、水分も多めに積んで準備はバッチリ。早起きした甲斐もあり6:40に家を出発。暑くなる前に帰りたいので最終目標期間時間は12時。

 家から暗峠のふもとまでは約20分。ウォーミングアップ程度に軽くコギコギ進みます。朝は車も少ないし、当たる風が涼しくていい気持ち〜♪

 さて、暗峠のふもとからはいきなりの坂道なので、もう気は抜けません。最初は民家の間をくぐります。こんなところに家があるから、前回来たときに「ここであってんのか?」って思っちゃうんですよ〜。
 そのあとは木のトンネルの中を通り、文字通りの暗がり。道は舗装道路ではなく石の凸凹道。傾斜と凸凹と、後ろから来る車のせいで、自転車から引きずり落とされます。石の凹凸この溝に車輪が落ち込むのが、これまた走りにくい・・・。

 ただ、自然大好きな自分にとっては景色は結構いいです。走りながら川のせせらぎの音が聞こえてくるのもいい感じです。

  暗がりの自然1   暗がりの自然2  低い角度からも

 やっぱり今回も途中の道で歩いてしまいましたが、前回よりは少なかった気がします。途中非常食のパイン飴舐めてたら、3個目を舐めたあと、歯に激痛が!!!虫歯とは違う痛さだったんですがなんだったんでしょうか・・・?

 今回は約60分で到着です。頂上で一休みした後、国道308号線を通って東大寺あたりにも行こうと思っていたのですが、途中から暗峠以下五月山以上の傾斜が現れたため今日のところは控えることに・・・。まだまだ覚悟と体力が足りてないみたいです。とりあえず、引き返して、途中の歓喜の湯で、疲れを癒すことに。この歓喜の湯は足湯だけで無料の浴場でした。意外なところで疲れを癒せて本当に歓喜歓喜♪ただ、効能のところに「肩こり」って書いてたのが気になります。足湯なのに・・・。

 おおよろこび

 さて、この時点でまだ10時前だったのでもうひとつくらい峠は行けるだろうと思い、阪奈道路の上にある清滝峠によって帰ることに。アップ250とそこまで少し上ったから合計で300アップくらいだと思います。勾配がゆるいのでぼちぼち走ってました。  で、阪奈道路から下ろうと思っていると緑の文化園という公園があってそこの地図を見た限りでは「ショートカット可能じゃないか?!」と公園の中を通ることにしましたが・・・。

 砂利道  こうなって ↓

 またまた砂利道 こうなって ↓

 出口が封鎖こうなってました。

 いやいやいや・・・。最初は舗装道路だったんですが後から砂利道や木の階段の道に突入してしまって・・・。で、途中におじいちゃんに遭遇。励まされた後「まぁ、若い子の体力なら10分ぐらいじゃ」と言われたので引き返さずに進むことに。

 

完全に嘘つかれました

 結局20分ぐらい山の中足場の悪い道を歩き、チャリンコもところどころかつぎつつ、やっと車の音が聞こえてきたと思うと出口が封鎖・・・。もう仕方ないから担いで出しましたけどorz。

馬鹿か俺は?馬鹿だ俺は!

 とりあえず、帰宅した後は山道で汚れてしまった愛車を洗浄して、行程終了です。