2005-09-21
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AllowBigSelection
プロパティ (ModHFGrid)
列見出しまたは行見出しをクリックすると、その列または行の全体が選択されるようにするかどうかを設定します。値の取得も可能です。

構文


object.AllowBigSelection [= Boolean]< BR>

AllowBigSelection プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean 見出しをクリックすると、列または行の全体が選択されるようにするかどうかを指定するブール式 (Boolean) です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

設定値 説明
True 既定値です。ユーザーが見出しをクリックすると、列または行の全体が選択されます。
False ユーザーが見出しをクリックすると、見出しだけが選択されます。

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AllowUserResizing
プロパティ (ModHFGrid)
ユーザーがマウスを使って、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の行および列のサイズを変更できるかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.AllowUserResizing [=value]

AllowUserResizing プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value ユーザーが行および列のサイズを変更できるかどうかを指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexResizeNone 0 サイズ変更なし。既定値です。マウスを使ってサイズを変更できません。
flexResizeColumns 1 列。マウスを使って列のサイズを変更できます。
flexResizeRows 2 行。マウスを使って行のサイズを変更できます。
flexResizeBoth 3 列と行。マウスを使って列と行のサイズを変更できます。
BackColor、BackColorBkg、BackColorFixed、BackColorSel プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのさまざまな要素の背景色を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.BackColor [=color]
object.BackColorBkg [=color]
object.BackColorFixed [=color]
object.BackColorSel [=color]

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BackColor
BackColorBkgBackColorFixed、および BackColorSel の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
color 色を指定する数式です。

解説

BackColor プロパティの値は、すべての非固定型のセルの色に影響します。セルの背景色を個別に設定するには、CellBackColor プロパティを使います。
BackColorBand、BackColorHeader、BackColorIndent、BackColorUnpopulated プロパティ (ModHFGrid)
BackColorBand は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのバンド領域の背景色を設定します。値の取得も可能です。

BackColorHeader は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの見出し領域の背景色を設定します。値の取得も可能です。

BackColorIndent は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのインデント領域の背景色を設定します。値の取得も可能です。

BackColorUnpopulated は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの未使用領域の背景色を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.BackColorBand (BandNumber) [=color]
object.BackColorHeader (BandNumber) [=color]
object.BackColorIndent (BandNumber) [=color]
object.BackColorUnpopulated [=color]

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BackColorBand
BackColorHeaderBackColorIndent および BackColorUnpopulated の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

BackColorBand、BackColorHeader、BackColorIndent、BackColorUnpopulated プロパティ (ModHFGrid)
BackColorBand は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのバンド領域の背景色を設定します。値の取得も可能です。

BackColorHeader は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの見出し領域の背景色を設定します。値の取得も可能です。

BackColorIndent は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのインデント領域の背景色を設定します。値の取得も可能です。

BackColorUnpopulated は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの未使用領域の背景色を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.BackColorBand (BandNumber) [=color]
object.BackColorHeader (BandNumber) [=color]
object.BackColorIndent (BandNumber) [=color]
object.BackColorUnpopulated [= color]

BackColorBand、BackColorHeader、BackColorIndent および BackColorUnpopulated の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
color 色を指定する数式です。

構文


object.BackColorBand (BandNumber) [=color]
object.BackColorHeader (BandNumber) [=color]
object.BackColorIndent (BandNumber) [=color]
object.BackColorUnpopulated [=color]

BackColorBand、BackColorHeader、BackColorIndent および BackColorUnpopulated の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
color 色を指定する数式です。

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BandDisplay
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内でのバンドの表示方法を指定します。

構文


object.DisplayBandSettings [=value]

BandDisplay プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内でのバンドの表示方法を指定する数式です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

設定値 値 説明
flexBandDisplayHorizontal 0 既定値です。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のバンドが水平に表示されます。
flexBandDisplayVertical 1 MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のバンドが垂直に表示されます。
BandExpandable プロパティ (ModHFGrid)
現在のバンド内の行を展開および縮小できるかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。現在のバンドは、Col プロパティと Row プロパティで定義されます。このプロパティは、実行時に値の取得のみ可能で、デザイン時には使えません。

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構文


object.BandExpandable(number) [=Boolean]

BandExpandable プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のバンド番号を指定する長整数型 (Long) の値です。
Boolean 特定のバンドを展開および縮小できるかどうかを示すブール式 (Boolean) です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

設定値 説明
True 既定値です。指定したバンドは、展開および縮小できます。
False 指定したバンドは、展開および縮小できません。

解説

バンドを展開できる場合は、バンド内の先頭列の左側に、プラス記号 (+) とマイナス記号 (-) の標準のビットマップが表示されます。この記号のビットマップは、ExpandPicture プロパティと CollapsePicture プロパティを設定して変更できます。グリッドが最初に表示される場合、既定ではすべてのバンドが縮小できます。

このプロパティを設定すると、ユーザーはバンドの展開や縮小を実行できなくなります。ただし、特定のバンド内の行の展開や縮小には影響ありません。たとえば、このプロパティを False に設定する場合、既に子行が表示されていれば、このプロパティを設定した後でも子行は表示されます。

バンドを展開できるようにするには、バンド内に少なくとも 1 つサブバンドを作成する必要があります。サブバンドがない場合、BandExpandable プロパティは無視されます。

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BandIndent
プロパティ (ModHFGrid)
バンドをインデントする列数を指定します。

構文


object.BandIndent (BandIndex) [=number]

BandIndent プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
number MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内でインデントするバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。既定値は 0 です。
BandLevel プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルが存在するバンドの番号を返します。バンドの番号は 0 から始まります。現在のセルは、Col プロパティと Row プロパティで定義されます。このプロパティは、デザイン時には使えません。

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構文

object.BandLevel [=number]

BandLevel プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number カレント セルが存在するバンドの番号を指定する整数または定数です。
Bands プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のバンドの総数を返します。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールには、常に 1 つ以上のバンドがあります。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが標準レコードセットに連結されている場合は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール全体が 1 つのバンドとして扱われます。

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構文


object.Bands [=value]

Bands プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value 階層フレキシブル グリッド コントロール内のバンドの総数です。
CellAlignment プロパティ (ModHFGrid)
カレント セル内のデータの配置方向を、水平または垂直に指定する値を設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

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構文


object.CellAlignment [=value]

CellAlignment プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value カレント セル内でテキストをどのように配置するかを指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexAlignLeftTop 0 セルの内容が左詰め、上詰めで配置されます。
flexAlignLeftCenter 1 文字列の場合の既定値です。セルの内容が左詰め、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignLeftBottom 2 セルの内容が左詰め、下詰めで配置されます。
flexAlignCenterTop 3 セルの内容が左右中央揃え、上詰めで配置されます。
flexAlignCenterCenter 4 セルの内容が左右中央揃え、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignCenterBottom 5 セルの内容が左右中央揃え、下詰めで配置されます。
flexAlignRightTop 6 セルの内容が右詰め、上詰めで配置されます。
flexAlignRightCenter 7 数値の場合の既定値です。セルの内容が右詰め、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignRightBottom 8 セルの内容が右詰め、下詰めで配置されます。
flexAlignGeneral 9 セルの内容が標準の位置に配置されます。つまり、文字列は左詰め、上下中央揃えで配置され、数値は右詰め、上下中央揃えで配置されます。
 
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CellBackColor
CellForeColor プロパティ (ModHFGrid)
CellBackColor は、個々のセルまたはセル範囲の背景色を設定します。値の取得も可能です。

CellForeColor は、個々のセルまたはセル範囲の前景色を設定します。値の取得も可能です。

これらのプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.CellBackColor [=color]
object.CellForeColor [=color]

CellBackColor および CellForeColor の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
color 列挙された整数です。現在選択されているセルまたはセル範囲の色を指定する数式です。これらのプロパティの一方を 0 に設定すると、標準の背景色と前景色で表示されます。

解説

このプロパティを変更すると、FillStyle プロパティの設定に応じて、カレント セルまたは現在選択されているセル範囲が変更されます。

これらのプロパティの一方を 0 に設定すると、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは、標準の背景色と前景色でセルが表示されます。これらのプロパティの一方を黒に設定する場合は、0 ではなく 1 を設定します。

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの各要素の色を設定するには、BackColorBkg、BackColorFixed、BackColorSel、ForeColorFixed、および ForeColorSel の各プロパティを使います。非固定型のセルをすべて同じ色に設定するには、BackColor プロパティを使います。

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CellFontBold プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルのテキストの太字属性を設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.CellFontBold [=Boolean]

CellFontBold プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean カレント セルのテキストに太字属性を設定するかどうかを指定するブール式 (Boolean) です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

設定値 説明
True カレント セルのテキストは太字になります。
False 既定値です。カレント セルのテキストは、太字ではなく、通常の属性になります。

解説

このプロパティを変更すると、FillStyle プロパティの設定に応じて、カレント セルまたは現在選択されているセル範囲が変更されます。

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CellFontItalic
プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルのテキストに斜体属性を設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.CellFontItalic [=Boolean]

CellFontItalic プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean カレント セルのテキストに斜体属性を設定するかどうかを指定するブール式 (Boolean) です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

設定値 説明
True カレント セルのテキストは斜体になります。
False 既定値です。カレント セルのテキストは、斜体ではなく、通常の属性になります。
CellFontName プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルのテキストのフォント名を設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

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構文


object.CellFontName [=string]

CellFontName プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
string 使用できるフォント名の 1 つを示す文字列式です。

解説

このプロパティを変更すると、FillStyle プロパティの設定に応じて、カレント セルまたは現在選択されているセル範囲が変更されます。

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CellFontSize
プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルのテキストのサイズをポイント単位で設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.CellFontSize [=value]

CellFontSize プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value Single です。カレント セルのテキストのサイズを指定する数式です。

解説

このプロパティを変更すると、FillStyle プロパティの設定に応じて、カレント セルまたは現在選択されているセル範囲が変更されます。

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CellFontStrikeThrough
プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルのテキストに取り消し線属性を適用するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.CellFontStrikeThrough =[Boolean]

CellFontStrikeThrough プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean セルのテキストに取り消し線属性を適用するかどうかを指定するブール式 (Boolean) です。

設定値

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CellFontUnderline
プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルのテキストに下線属性を適用するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.CellFontUnderline [=Boolean]

CellFontUnderline プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean セルのテキストに下線属性を適用するかどうかを指定するブール式 (Boolean) です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

設定値 説明
True セルのテキストに下線属性を適用します。
False 既定値です。セルのテキストに下線属性を適用しません。

CellFontWidth プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルのテキストの幅をポイント単位で設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

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構文


object.CellFontWidth [=value]

CellFontWidth プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value Single です。カレント セルのフォントの幅をポイント数で指定する数式です。

解説

このプロパティを変更すると、FillStyle プロパティの設定に応じて、カレント セルまたは現在選択されているセル範囲が変更されます。

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CellHeight
CellLeftCellTopCellWidth プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルの位置とサイズを twips 単位で返します。これらのプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.CellHeight [=value]
object.CellLeft [=value]
object.CellTop [=value]
object.CellWidth [=value]

CellHeight、CellLeft、CellTop、および CellWidth の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value カレント セルの位置またはサイズを指定する数式です。

解説

これらのプロパティは、セル内編集と同様の機能が必要な場合に便利です。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの KeyPress イベントをトラップすると、カレント セル上にテキスト ボックスまたは別のコントロールを配置でき、ユーザーはその内容を編集できるようになります。

フォームの ScaleMode プロパティの設定値に関係なく、戻り値は常に twip 単位です。

CellPicture プロパティ (ModHFGrid)
カレント セルまたは現在選択されているセル範囲に表示されるイメージを設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

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構文


object.CellPicture [=picture]

CellPicture プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
picture ビットマップ、アイコン、またはメタファイルのいずれかのグラフィックです。ほかのコントロールの Picture プロパティを代入できます。

解説

ビットマップ、アイコン、またはメタファイルについては、実行時に LoadPicture 関数を使ってこのプロパティを設定できます。ほかのコントロールの Picture プロパティをこのプロパティに代入することもできます。

このプロパティを変更すると、FillStyle プロパティの設定に応じて、カレント セルまたは現在選択されているセル範囲が変更されます。

各セルにテキストとピクチャが格納される場合があります。テキストとピクチャの相対的な位置は、CellAlignment プロパティと CellPictureAlignment プロパティで決まります。

使用例

次の例では、Microsoft® Visual Basic® のアイコン ライブラリから、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの 2 つのセルにアイコンを読み込みます。任意のアイコンを 2 つ使うことができます。フォームの宣言セクションに以下のコードを貼り付け、フォームに MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールを配置します。F5 キーを押してプログラムを実行した後、フォームをクリックします。

 コードのコピー
Private Sub Form_Click ()
   ' アイコンを読み込みます。
   ModHFGrid1.Row =1
   ModHFGrid1.Col =1
   Set ModHFGrid1.CellPicture =_
   LoadPicture("Icons¥Computer¥Trash02a.ico")
   ModHFGrid1.Row =1
   ModHFGrid1.Col =2
   Set ModHFGrid1.CellPicture =_
   LoadPicture("Icons¥Computer¥Trash02b.ico")
End Sub

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CellPictureAlignment プロパティ (ModHFGrid)
カレント セル内または現在選択されているセル範囲内のピクチャの配置を設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.CellPictureAlignment [=value]

CellPictureAlignment プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value セル内のピクチャの配置方法を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexAlignLeftTop 0 ピクチャが左詰め、上詰めで配置されます。
flexAlignLeftCenter 1 ピクチャが左詰め、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignLeftBottom 2 ピクチャが左詰め、下詰めで配置されます。
flexAlignCenterTop 3 ピクチャが左右中央揃え、上詰めで配置されます。
flexAlignCenterCenter 4 ピクチャが左右中央揃え、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignCenterBottom 5 ピクチャが左右中央揃え、下詰めで配置されます。
flexAlignRightTop 6 ピクチャが右詰め、上詰めで配置されます。
flexAlignRightCenter 7 ピクチャが右詰め、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignRightBottom 8 ピクチャが右詰め、下詰めで配置されます。

解説

このプロパティを変更すると、FillStyle プロパティの設定に応じて、カレント セルまたは現在選択されているセル範囲が変更されます。

CellAlignment プロパティを使って、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内で選択されたセル範囲を配置するには、FillStyle プロパティを 1 (反復) に設定する必要があります。

CellTextStyle プロパティ (ModHFGrid)
特定のセルまたはセルの範囲にあるテキストに、3-D 効果のスタイルを設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

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構文


object.CellTextStyle [=value]

CellTextStyle プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value CellTextStyle プロパティのいずれかの定数を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexTextFlat 0 既定値です。テキストは通常のフラット テキストです。
flexTextRaised 1 テキストは浮き出し表示されます。
flexTextInset 2 テキストはくぼみ表示されます。
flexTextRaisedLight 3 テキストはわずかに浮き出し表示されます。
flexTextInsetLight 4 テキストはわずかにくぼみ表示されます。

解説

設定値 1 と 2 は、大きな太字のフォントに適しています。設定値 3 と 4 は、通常の小さなフォントに適しています。セルの表示は、BackColor プロパティの設定にも影響されます。BackColor プロパティの設定によっては、浮き出しまたはくぼみを設定しても表示されない場合があります。

このプロパティを変更すると、FillStyle プロパティの設定に応じて、カレント セルまたは現在選択されているセル範囲が変更されます。

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CellType プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールで現在のアクティブ セルの種類を返します。

構文


object.CellType [=value]

CellType  プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value アクティブ セルの位置を指定する長整数型 (Long) の値です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexCellTypeStandard 0 既定値です。セルは標準のセルです。
flexCellTypeFixed 1 セルは固定型の行または列に含まれます。
flexCellTypeHeader 2 セルはデータのバンドの見出しセルです。
flexCellTypeIndent 3 セルはデータのバンドをインデントする列で使用されます。
flexCellTypeUnpopulated 4 セルは未使用のセルです。
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Clip プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの選択範囲にあるセルの内容を設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.Clip [=string]

Clip プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
string 選択範囲の内容を含む文字列式です。

解説

string には、複数の行と列の内容を指定できます。タブ文字を表す Chr (9) または定数 vbTab を string に指定すると、行内のセルの区切りとして扱われます。また、キャリッジ リターンの Chr (13) または定数 vbCR は、行の区切りとして扱われます。これらの文字を文字列に埋め込むには、Chr 関数または Visual Basic の定数を使います。

データは、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の選択されたセルにのみ入力できます。選択された範囲に、string に記述されたセルより多くのセルがある場合は、余分なセルには何も設定されません。string に記述されたセルの数が、選択された範囲内のセルよりも多いときは、string の余分なセルは無視されます。

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Col
Row プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のアクティブ セルの座標を設定します。値の取得も可能です。これらのプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.Col [=number]
object.Row [=number]

Col および Row の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number アクティブ セルの位置を指定する長整数型 (Long) の値です。

解説

これらのプロパティは、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のセルの指定や、カレント セルがどの行または列に含まれているかの判断に使います。列および行の番号は 0 から始まります。行には上から下に向って、列には左から右に向ってそれぞれ番号が付けられます。

これらのプロパティを設定すると、RowSel プロパティと ColSel プロパティが自動的にリセットされ、そのセルがカレント セルになります。したがって、ブロック選択を指定するときには、最初に Row プロパティと Col プロパティを設定し、次に RowSel プロパティと ColSel プロパティを設定する必要があります。

Col プロパティと Row プロパティの設定値によって定義されたカレント セルの値は、そのセルに含まれているテキストです。選択された Row プロパティと Col プロパティの値を変更せずにセルの値だけを変更する場合は、TextMatrix プロパティを使います。
Col、Row プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のアクティブ セルの座標を設定します。値の取得も可能です。これらのプロパティは、デザイン時には使えません。


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ColAlignment
ColAlignmentBandColAlignmentHeader プロパティ (ModHFGrid)
列内のデータの配置を設定します。値の取得も可能です。この場合の列とは、標準の列、バンド内の列、または見出し内の列のいずれかです。このプロパティは、FormatString プロパティを使って間接的に設定する場合を除き、デザイン時には使えません。

構文


object.ColAlignment(Index) [=value]
object.ColAlignmentBand(BandNumber, BandColIndex) [=value]
object.ColAlignmentHeader(BandNumber, BandColIndex) [=value]

ColAlignmentColAlignmentBand、および ColAlignmentHeader の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Index
BandNumber 必ず指定します。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のバンドの番号を指定する長整数型 (Long) の値です。
BandColIndex 必ず指定します。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の列の番号を指定する長整数型 (Long) の値です。
value 列内のデータの配置を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexAlignLeftTop 0 列の内容が左詰め、上詰めで配置されます。
flexAlignLeftCenter 1 文字列の場合の既定値です。列の内容が左詰め、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignLeftBottom 2 列の内容が左詰め、下詰めで配置されます。
flexAlignCenterTop 3 列の内容が左右中央揃え、上詰めで配置されます。
flexAlignCenterCenter 4 列の内容が左右中央揃え、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignCenterBottom 5 列の内容が左右中央揃え、下詰めで配置されます。
flexAlignRightTop 6 列の内容が右詰め、上詰めで配置されます。
flexAlignRightCenter 7 数値の場合の既定値です。列の内容が右詰め、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignRightBottom 8 列の内容が右詰め、下詰めで配置されます。
flexAlignGeneral 9 列の内容が標準の位置に配置されます。つまり、文字列は左詰め、上下中央揃えで配置され、数値は右詰め、上下中央揃えで配置されます。

解説

列ごとに異なる配置を設定できます。ColAlignment プロパティの値は、固定型の行のセルも含めて、指定された列内のすべてのセルに適用されます。

セルの配置を個別に設定するには、CellAlignment プロパティを使います。デザイン時に列の配置を設定するには、FormatString プロパティを使います。

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが垂直モードの場合、ColAlignment(3) を設定すると、その設定が複数のバンド内の列に反映されることがあります。

ColAlignmentFixed プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の列の固定型のセルに表示されるデータの配置を設定します。値の取得も可能です。

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構文


object.ColAlignmentFixed(index) [=value]

ColAlignmentFixed プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
index 列を指定する長整数型 (Long) の値です。
value 固定型のセル内に表示されるデータの配置方法を指定する整数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexAlignLeftTop 0 セルの内容が左詰め、上詰めで配置されます。
flexAlignLeftCenter 1 セルの内容が左詰め、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignLeftBottom 2 セルの内容が左詰め、下詰めで配置されます。
flexAlignCenterTop 3 セルの内容が左右中央揃え、上詰めで配置されます。
flexAlignCenterCenter 4 セルの内容が左右中央揃え、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignCenterBottom 5 セルの内容が左右中央揃え、下詰めで配置されます。
flexAlignRightTop 6 セルの内容が右詰め、上詰めで配置されます。
flexAlignRightCenter 7 セルの内容が右詰め、上下中央揃えで配置されます。
flexAlignRightBottom 8 セルの内容が右詰め、下詰めで配置されます。
flexAlignGeneral 9 列の内容が標準の位置に配置されます。つまり、文字列は左詰め、上下中央揃えで配置され、数値は右詰め、上下中央揃えで配置されます。

解説

FixedCols プロパティと FixedRows プロパティを使って、列内のセルを定義できます。

ColData、RowData、BandData プロパティ (ModHFGrid)
行、列、またはバンドに関連付けられた、任意の長整数型 (Long) の値を設定します。値の取得も可能です。これらのプロパティは、デザイン時には使えません。

-------------------------------------------------------------
構文


object.ColData(number) [=value]
object.RowData(number) [=value]
object.BandData(number) [=value]

ColDataRowData、および BandData の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の列、行、またはバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。この番号は、データの保存先または取得先を示します。
value ColData、RowData、または BandData の配列の内容を指定する長整数型 (Long) の値です。

解説

RowData、ColData、および BandData の各プロパティを使うと、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのそれぞれの行、列、またはバンドに特定の番号を関連付けることができます。それぞれの行、列、またはバンドに番号を関連付けておくと、その番号を使ってプログラムで項目を識別できます。

RowData プロパティを 0 以外の値に設定すると、合計を入力する行を MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールに追加し、それらの行を識別できます。合計を更新する場合は、RowData 配列をスキャンして適切な行を削除することで、古い合計を削除できます。

RowData プロパティのもう 1 つの一般的な使用方法は、各行に表示される項目と関連付けられているデータ構造の配列にインデックスを保持する方法です。

-------------------------------------------------------------
ColHeader
プロパティ (ModHFGrid)
指定されたバンドに見出しを表示するかどうかを指定します。

構文


object.ColHeader(BandNumber) [=value]

ColHeader プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
value 省略可能です。見出しを含むバンドを表示するか非表示にするかを指定する長整数型 (Long) の値です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

設定値 値 説明
flexColHeaderOff 0 バンドに見出しが表示されません。
flexColHeaderOn 1 各バンドに見出しが表示されます。 

-------------------------------------------------------------
ColHeaderCaption
プロパティ (ModHFGrid)
指定された列およびバンドの見出しに表示するキャプションを指定します。

構文


object.ColHeaderCaption(number, index) [=string]

ColHeaderCaption プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number 指定された列が含まれているバンドにキャプションを設定することを示す長整数型 (Long) の値です。
index 指定された列を示す長整数型 (Long) の値です。
string キャプションを指定する文字列式です。

-------------------------------------------------------------
ColIsVisible
プロパティ (ModHFGrid)
指定された列が現在表示されているかどうかを示す値を返します。

構文


object.ColIsVisible(index) = Boolean

ColIsVisible プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
index 列を指定する長整数型 (Long) の値です。
Boolean 指定された列が表示されているかどうかを示すブール式 (Boolean) です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

設定値 説明
True 既定値です。指定された列は表示されています。
False 指定された列は表示されていません。

解説

コントロールのウィンドウのクライアント領域外にある列、つまり表示範囲外にスクロールされた列は表示されません。

-------------------------------------------------------------
ColPos
プロパティ (ModHFGrid)
コントロールの左上隅から指定された列の左上隅までの間の距離を twip 単位で返します。

構文


object.ColPos(index)

ColPos プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
index 列を指定する長整数型 (Long) の値です。
 
-------------------------------------------------------------
ColPosition
RowPosition プロパティ (ModHFGrid)
ColPosition は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの列の位置を設定します。この設定により、列を特定の位置に移動できます。

RowPosition は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの行の位置を設定します。この設定により、行を特定の位置に移動できます。

構文


object.ColPosition(index, number) [= value]
object.RowPosition(number) [= value]

ColPosition および RowPosition の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
index 移動される列を指定する長整数型 (Long) の値です。
number 省略可能です。移動される列が含まれているバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
value 整数型 (Integer)。列または行の移動先を指定する数式です。

解説

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは、BandNumber が指定されない場合、既定値の 0 に設定されます。したがって、グリッドが階層レコードセットに連結されていなければ、BandNumber を 0 に指定した場合と BandNumber を指定しない場合の結果は同じです。BandNumber は、MSFlexGrid コントロールとの下位互換性を維持するための、省略可能なパラメータです。

インデックスと設定値は、0 から Rows -1 または Cols -1 の範囲で、有効な行または列の番号に対応している必要があります。無効な値が指定されると、エラーが発生します。

RowPosition プロパティと ColPosition プロパティを使って行または列を移動する場合、行または列の幅、高さ、配置、色、フォントなどのすべての書式情報も共に移動します。テキストだけを移動する場合は、Clip プロパティを使います。

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Cols
Rows プロパティ (ModHFGrid)
Cols は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の列の総数を設定します。値の取得も可能です。

Rows は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の行の総数を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.Cols(BandNumber) [= value]
object.Rows [= value]

Cols および Row の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 省略可能です。取得するバンドを指定するか、列の総数を設定する長整数型 (Long) の値です。
value 列または行の数を指定する長整数型 (Long) の値です。

解説

これらのプロパティを使うと、実行時に MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールを動的に拡大および縮小できます。

行と列の最小数は 0 です。最大数は、コンピュータの使用可能なメモリに左右されます。

Cols の値は、FixedCols の値より少なくとも 1 大きくなければなりません。Rows の値は、FixedRows の値より少なくとも 1 大きくなければなりません。互いが 0 に設定されている場合は例外です。

number が指定されていない場合、既定値の 0 に設定されます。したがって、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが階層レコードセットに連結されていなければ、0 を設定した場合と番号を指定しない場合の結果は同じです。

使用例

次の例では、カレント セルに「Here」と入力した後、アクティブ セルを 3 行目の 3 番目のセルに変更し、そのセルに「There」と入力します。F5 キーを押してこのプログラムを実行した後、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールをクリックします。

 コードのコピー
Private Sub Form_Load ()
   ModHFGrid1.Rows = 8
   ModHFGrid1.Cols = 5
End Sub

Private Sub ModHFGrid1_Click ()
   ' カレント セルにテキストを入力します。
   ModHFGrid1.Text = "Here"
   ' 3 行目の 3 列目のセルにテキストを入力します。
   ModHFGrid1.Col = 2
   ModHFGrid1.Row = 2
   ModHFGrid1.Text = "There"
End Sub

-------------------------------------------------------------
ColSel
RowSel プロパティ (ModHFGrid)
ColSel は、セル範囲内の先頭列または最終列を設定します。値の取得も可能です。

RowSel は、セル範囲内の先頭行または最終行を設定します。値の取得も可能です。

これらのプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.ColSel [= value]
object.RowSel [= value]

ColSel および RowSel の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value セル範囲内の先頭行または最終行、あるいはセル範囲内の先頭列または最終列を指定する長整数型 (Long) の値です。

解説

これらのプロパティを使うと、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの特定の領域をプログラムで選択したり、ユーザーが選択した領域のサイズをコードに読み込んだりできます。

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは、カーソルは Row プロパティと Col プロパティで指定されたセルに配置されます。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでの選択範囲は、Row プロパティと
RowSel プロパティで指定された範囲の行と、Col プロパティと ColSel プロパティで指定された範囲の列で囲まれた領域になります。RowSel プロパティで指定された行は Row プロパティで指定された行の上または下に位置する可能性があり、ColSel プロパティで指定された列は Col プロパティで指定された列の右または左に位置する可能性があります。

Row プロパティと Col プロパティを設定するたびに RowSel プロパティと ColSel プロパティは自動的にリセットされるため、カーソルはリセットされた範囲内に配置されます。コードからセル ブロックを選択するには、まず Row プロパティと Col プロパティを設定し、次に RowSel プロパティと ColSel プロパティを設定する必要があります。

-------------------------------------------------------------
ColWidth
プロパティ (ModHFGrid)
指定されたバンド内の列幅を論理 twip 単位で設定します。値を取得することもできます。このプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.ColWidth(index, number) [= value]

ColWidth プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
index どの列の幅を変更するのかを指定する長整数型 (Long) の値です。
number 省略可能です。対象の列が含まれているバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
value 指定された列の幅を twip 単位で指定する数式です。

解説

このプロパティを使って、実行時に任意の列の幅を設定できます。デザイン時に列幅を設定する方法については、FormatString プロパティを参照してください。

ColWidth プロパティを 0 に設定すると、非表示の列が作成されます。また、-1 に設定した場合は、現在のフォント サイズに応じて、列幅が既定値にリセットされます。

number が指定されていない場合、既定値の 0 に設定されます。したがって、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが階層レコードセットに連結されていなければ、0 を設定した場合と number を指定しない場合の結果は同じです。

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ColWordWrapOption
ColWordWrapOptionBandColWordWrapOptionFixedColWordWrapOptionHeader プロパティ (ModHFGrid)
テキストの折り返し方法を指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.ColWordWrapOption(Index) = integer
object.ColWordWrapOptionBand(BandNumber, BandColIndex) = integer
object.ColWordWrapOptionFixed(Index) = integer
object.ColWordWrapOptionHeader(BandNumber, BandColIndex) = integer

ColWordWrapOption、ColWordWrapOptionBand、ColWordWrapOptionFixed、および ColWordWrapOptionHeader の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Index 長整数型 (Long) の値です 取得する列、つまりテキストの折り返しを設定する列の番号です。有効な値の範囲は、-1 から Cols - 1 です。この値を -1 に設定すると、すべての列が選択されます。
BandNumber 必ず指定します。長整数型 (Long) の値です 取得するバンド、つまりテキストの折り返しを設定するバンドの番号です。有効な値の範囲は、0 から Bands - 1 です。
BandColIndex 必ず指定します。長整数型 (Long) の値です 取得する列、つまりテキストの折り返しを設定する列の番号です。これは省略可能なパラメータで、既定値は -1 です。既定値を設定すると、バンド内のすべての列が設定されます。有効な値の範囲は、-1 から Cols - 1 です。
integer テキストの折り返し方法を指定する数式です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。 

設定値

integer の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexSingleLine 0 (既定値) テキストは 1 行で表示されます。
flexWordBreak 1 行は単語の間で自動的に分割されます。
flexWordEllipsis 2 テキストの末尾の表示されない部分は切り捨てられ、省略表記 (...) が追加されます。
flexWordBreakEllipsis 3 行の間で単語を区切り、テキストの末尾が表示されない場合は省略表記 (...) が追加されます。 

-------------------------------------------------------------
DataField
プロパティ (ModHFGrid)
指定されたバンド内の指定された列に連結されているフィールドの名前を返します。このプロパティは値の取得のみ可能です。

構文


object.DataField(number, index) [= string]

DataField プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number 対象の列が含まれているバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
index 取得する列を指定するか、連結するフィールドを設定する長整数型 (Long) の値です。
string データ プロバイダによって指定された Recordset オブジェクト内のいずれかのフィールドの名前を表す文字列式です。

解説

number が指定されていない場合は、既定値の 0 に設定されます。したがって、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが階層レコードセットに連結されていなければ、0 を設定した場合と number を指定しない場合の結果は同じです。

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが連結されていない場合は、number と index が有効であっても、DataField プロパティは空白の文字列を返します。

DataProvider プロパティの変更後に Refresh メソッドを実行した場合、Recordset オブジェクトが異なるフィールドを保持することがあります。そのため、連結された列の DataField プロパティの設定が無効になり、トラップ可能なエラーが発生します。

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FillStyle
プロパティ (ModHFGrid)
Text プロパティまたはセルを書式設定するプロパティの 1 つを変更した場合に、その変更を MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの選択されたすべてのセルに適用するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.FillStyle [= value]

FillStyle プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value 設定対象を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexFillSingle 0 Single です。Text プロパティまたはセルの書式に関する任意のプロパティを変更した場合、変更が適用されるのはアクティブ セルだけです。この値が既定値になります。
flexFillRepeat 1 Repeat です。Text プロパティまたはセルの書式に関する任意のプロパティを変更した場合、選択されているすべてのセルに変更が適用されます。

解説

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのすべてのセルに変更を適用するには、このプロパティを 1 (反復) に設定する必要があります。

-------------------------------------------------------------
FixedCols
FixedRows プロパティ (ModHFGrid)
FixedCols は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの固定型の列の総数を設定します。値の取得も可能です。

FixedRows は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の固定型の行の総数を設定します。値の取得も可能です。

既定値では、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールに固定型の列および行が 1 つずつ設定されます。

構文


object.FixedCols [= value]
object.FixedRows [= value]

FixedCols および FixedRows の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value 固定型の列または行の総数を指定する長整数型 (Long) の値です。

解説

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは非固定型の列および行だけがスクロールされ、固定型の列と行はスクロールされません。固定型の列と行は複数指定できますが、指定しなくてもかまいません。さらに、固定型の列および行の色、フォント、グリッド線、およびテキスト スタイルを選択することもできます。

SelectionMode プロパティが数値で設定されている場合、実行時に固定型の行または列を選択すると、その行または列のすべてのセルが選択されます。

AllowUserResizing プロパティが数値で設定されている場合、実行時に固定型の行または列のサイズを変更できます。

固定型の列および行は、スプレッドシート アプリケーションで行番号と列の名前または文字を表示するために使われます。

-------------------------------------------------------------
FocusRect
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールで、カレント セルの周囲にフォーカスを示す四角形を表示するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.FocusRect [= value]

FocusRect プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value フォーカスを示す四角形のスタイルを指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexFocusNone 0 カレント セルの周囲に、フォーカスを示す四角形が表示されません。
flexFocusLight 1 カレント セルの周囲に、フォーカスを示す四角形を細い線で表示します。この値が既定値になります。
flexFocusHeavy 2 カレント セルの周囲に、フォーカスを示す四角形を太い線で表示します。

解説

フォーカスを示す四角形が表示される場合、多くのスプレッドシートやグリッドと同様に、カレント セルは背景色で表示されます。フォーカスを示す四角形を表示しない場合には、カレント セルは選択された色で表示されるので、フォーカスを示す四角形がなくても、どのセルがアクティブであるかがわかります。

-------------------------------------------------------------
Font
FontBandFontFixedFontHeader プロパティ (ModHFGrid)
Font は、既定のフォントまたは個々のセルのフォントを設定します。値の取得も可能です。

FontBand は、バンド内のテキストのフォントを設定します。値の取得も可能です。

FontFixed は、固定型のセル内のテキストのフォントを設定します。値の取得も可能です。

FontHeader は、見出し内のテキストのフォントを設定します。値の取得も可能です。

構文


object.Font
object.FontBand
object.FontFixed
object.FontHeader

-------------------------------------------------------------
FontWidth
FontWidthBandFontWidthFixedFontWidthHeader プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール、グリッドのバンド領域、固定領域、または見出し領域に表示されるテキストのフォント幅を、ポイント単位で設定します。値の取得も可能です。

構文


object.FontWidth [= value]
object.FontWidthBand [= value]
object.FontWidthFixed [= value]
object.FontWidthHeader [= value]

FontWidth、FontWidthBand、FontWidthFixed、および FontWidthHeader の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value Single です。現在のフォントのポイント幅を指定する数式です。

解説

通常、フォントの幅は、選択されたフォントの高さに対応するよう Microsoft® Windows® によって選択され、標準的な縦横比が適用されます。ただし、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは、既定値のフォントよりも幅の狭いフォントや幅の広いフォントを指定できます。そのため、より多くの情報をセルに表示したり、セルを強調表示したりできます。

フォント幅を指定すると、Windows では、要求に合致したフォントが選択または生成されます。最良の結果を求める場合は、TrueType フォントを使います。

既定値のフォント幅を復元するには、このプロパティを 0 に設定します。

個々のセルまたは一定範囲内のセルのフォントを設定するには、CellFontBold、CellFontItalic、CellFontName、CellFontSize、および CellFontWidth の各プロパティを使います。

-------------------------------------------------------------
ForeColor
ForeColorBandForeColorFixedForeColorHeaderForeColorSel プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの各部分のテキストの色を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.ForeColor [= color]
object.ForeColorBand(BandNumber) [= color]
object.ForeColorFixed [= color]
object.ForeColorHeader(BandNumber) [= color]
object.ForeColorSel [= color]

ForeColor、ForeColorBand、ForeColorFixed、ForeColorHeader、および ForeColorSel の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
color MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのスクロール可能領域、固定領域、バンド領域、または見出し領域内のテキストの色を指定する値または定数です。

解説

ForeColor プロパティを使うと、すべての非固定型のセルのテキストの色を設定できます。

CellForeColor プロパティを使うと、個々のセルのテキストの色を設定できます。

-------------------------------------------------------------
FormatString
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの列幅、配置、固定型の行のテキスト、および固定型の列のテキストを設定します。

構文


object.FormatString [= string]

FormatString プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
string 行および列のテキストを書式化するための文字列式です。次の「解説」を参照してください。

解説

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは、デザイン時に、FormatString プロパティの値を解析して、行と列の総数、行と列の見出しのテキスト、列幅、および列の配置に関する情報を取得します。

FormatString プロパティの各要素は、パイプ文字 ( | ) で区切られます。パイプ間のテキストによって列が定義され、特別な位置揃え文字を含むこともあります。列全体に対する位置揃え文字には、左詰めにする <、中央揃えにする ^、右詰めにする > があります。また、テキストは既定値で行 0 に割り当てられ、このテキストの幅が各列の幅に定義されます。

FormatString プロパティは、セミコロン (;) を含むことがあります。セミコロン以降の文字列は、行の見出しと幅を示す情報として解釈されます。また、テキストは既定値で列 0 に割り当てられ、最も長いテキストの幅が列 0 の幅に定義されます。

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは、FormatString プロパティで定義されたすべてのフィールドを収めるために、行と列が追加されます。指定されたフィールドが少ない場合でも、行や列が削除されることはありません。余分な行や列を削除するには、Rows プロパティと Cols プロパティを設定します。

-------------------------------------------------------------
GridColor
GridColorBandGridColorFixedGridColorHeaderGridColorIndentGridColorUnpopulated プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのセル、バンド、見出し、インデント、または未使用領域の間に表示するグリッド線の色を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.GridColor [= color]
object.GridColorBand(BandNumber) [= color]
object.GridColorFixed [= color]
object.GridColorHeader(BandNumber) [= color]
object.GridColorIndent(BandNumber) [= color]
object.GridColorUnpopulated [= color]

GridColor、GridColorBand、GridColorFixed、GridColorHeader、GridColorIndent、および GridColorUnpopulated の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
color グリッドのスクロール領域または固定領域のグリッド線の色を指定する値または定数です。

解説

GridColor プロパティは、GridLines プロパティが 1 (通常の線) に設定されている場合にのみ使用できます。

GridColorFixed プロパティは、GridLinesFixed プロパティが 1 (通常の線) に設定されている場合にのみ使用できます。

浮き出し表示およびくぼみ表示されるグリッド線は、常に白黒で表示されます。

-------------------------------------------------------------
GridLines
GridLinesBandGridLinesFixedGridLinesHeaderGridLinesIndentGridLinesUnpopulated プロパティ (ModHFGrid)
セル、バンド、見出し、インデント、または未使用領域の間にグリッド線を表示するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。これらのプロパティによって、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内に表示される線の種類も決まります。

構文


object.GridLines [= value]
object.GridLinesBand(BandNumber) [= value]
object.GridLinesFixed [= value]
object.GridLinesHeader(BandNumber) [= value]
object.GridLinesIndent(BandNumber) [= value]
object.GridLinesUnpopulated [= value]

GridLines、GridLinesBand、GridLinesFixed、GridLinesHeader、GridLinesIndent、および GridLinesUnpopulated の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
value 表示する線の種類を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexGridNone 0 セル間に線は表示されません。 
flexGridFlat 1 セル間に通常のフラットな線が設定されます。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは、この値が GridLines プロパティの既定値になります。
flexGridInset 2 セル間にくぼみ表示される線が設定されます。 
flexGridRaised 3 セル間に浮き出し表示される線が設定されます。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでは、この値が GridLinesFixed プロパティの既定値になります。
flexGridDashes 4 セル間に鎖線が設定されます。 
flexGridDots 5 セル間に点線が設定されます。 

解説

GridLines プロパティが 1 (通常の線) に設定されている場合、線の色は GridColor プロパティによって設定されます。

浮き出し表示およびくぼみ表示されるグリッド線は、常に白黒で表示されます。

-------------------------------------------------------------
GridLineWidth
GridLineWidthBandGridLineWidthFixedGridLineWidthHeaderGridLineWidthIndentGridLineWidthUnpopulated プロパティ (ModHFGrid)
セル、バンド、見出し、インデント、または未使用領域の間に表示する線の幅をピクセル単位で設定します。値の取得も可能です。

構文


object.GridLineWidth [= value]
object.GridLineWidthBand(BandNumber) [= value]
object.GridLineWidthFixed [= value]
object.GridLineWidthHeader(BandNumber) [= value]
object.GridLineWidthIndent(BandNumber) [= value]
object.GridLineWidthUnpopulated [= value]

GridLineWidth、GridLineWidthBand、GridLineWidthFixed、GridLineWidthHeader、GridLineWidthIndent、および GridLineWidthUnpopulated の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
value 現在の線の幅をピクセル単位で指定する数式です。
HighLight プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内で選択されたセルを強調表示するかどうかを指定する値を設定します。

構文


object.HighLight [= value]

HighLight プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内で選択されたセルを強調表示するタイミングを指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexHighlightNever 0 選択されたセルは強調表示されません。
flexHighlightAlways 1 選択されたセルは常に強調表示されます。この値が既定値になります。
flexHighlightWithFocus 2 コントロールがフォーカスを取得しているときにのみ強調表示されます。

解説

このプロパティが 0 に設定され、セルの範囲が選択されている場合、その時点で選択されているセルを示す手がかりは何も表示されません。

-------------------------------------------------------------
LeftCol
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの左端に表示する非固定型の列を設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.LeftCol [= value]

LeftCol プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value 左端の列を指定する整数です。

解説

このプロパティを使うと、プログラムで MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールをスクロールできます。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの上端に表示する行を指定するには、TopRow プロパティを使います。

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MergeCells
プロパティ (ModHFGrid)
複数の行または列の範囲で、同じ内容のセルを 1 つのセルにグループ化するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.MergeCells [=value]

MergeCells プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value セルのグループ化 (マージ) を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexMergeNever 0 マージなし。セルの内容が同じでもマージされません。この値が既定値になります。
flexMergeFree 1 すべて選択。同じ内容のセルは常にマージされます。
flexMergeRestrictRows 2 行を制限してマージ。行内で同じ内容を持つ、カレント セルの左側の隣接セルだけがマージされます。
flexMergeRestrictColumns 3 列を制限してマージ。列内で同じ内容を持つ、カレント セルの上方の隣接セルだけがマージされます。
flexMergeRestrictBoth 4 行と列を制限してマージ。行内で同じ内容を持つ左側の隣接セルだけ、または列内で同じ内容を持つ上方の隣接セルだけがマージされます。

解説

セル マージ機能を使うと、データを正確にわかりやすく表示できます。この機能は、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの並べ替え機能および列の順序付け機能と併用できます。

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのセル マージ機能を使うには、次の設定を行います。

MergeCells プロパティに 0 以外の値を設定します。設定による違いについては、「使用例」を参照してください。
マージする行と列の MergeRow 配列プロパティおよび MergeCol 配列プロパティを True に設定します。
セル マージ機能を使うと、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールによって、同じ内容のセルがマージされます。セルの内容を変更すると、マージが自動的に更新されます。

MergeCells プロパティを 0 (マージなし) 以外の値に設定すると、選択範囲を強調表示する設定が自動的に解除されます。この動作により再描画が高速化されますが、マージされたセルを含む範囲を選択すると、予想外の結果が生じることがあります。

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MergeCol
MergeRow プロパティ (ModHFGrid)
内容をマージできる行と列を指定する値を設定します。値の取得も可能です。MergeCells プロパティを使う場合は、これらのプロパティを True に設定する必要があります。

構文


object.MergeCol(number) [=Boolean]
object.MergeRow(number) [=Boolean]

MergeCol および MergeRows の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の列または行を指定する長整数型 (Long) の値です。
Boolean 同じ内容が表示される隣接セルをマージするかどうかを指定するブール型の値です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

指定項目 説明
True 隣接セルに同じ内容が表示されている場合に、行が左方向にマージされ、列が上方向にマージされます。
False 隣接セルに同じ内容が表示されていても、セルはマージされません。この値が、MergeCol プロパティおよび MergeRow プロパティの既定値になります。

解説

MergeCells プロパティが 0 以外の値に設定されている場合、同じ値を持つ隣接セルは、MergeRow プロパティが True に設定された行にあるか、MergeCol プロパティが True に設定された列にあるときにだけマージされます。

-------------------------------------------------------------
MouseCol
MouseRow プロパティ (ModHFGrid)
現在のマウス ポインタの位置を、行と列の座標で返します。

構文


object.MouseCol [=value]
object.MouseRow [=value]

MouseCol および MouseRow の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value 現在のマウス ポインタの位置を指定する行と列の座標です。

解説

これらのプロパティをプログラムで使うと、マウス ポインタの位置を指定できます。これらのプロパティは、個々のセルの状況依存のヘルプを表示したり、ユーザーが固定型の行または列をクリックしたかどうかを調べるのに便利です。

-------------------------------------------------------------
Picture
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのピクチャを返します。このピクチャは、印刷、ディスクへの保存、クリップボードへのコピー、または別のコントロールへの割り当てに適しています。

構文


object.Picture [=picture]

Picture プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
picture MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールを示すビットマップです。

解説

ビットマップ ピクチャとは、プロジェクトのフォーム ウィンドウに表示される MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール全体のスナップショットのことです。したがって、サイズが非常に大きくなる場合があります。ビットマップ ピクチャのサイズを縮小する方法は 2 つあります。1 つは、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの任意の領域のピクチャを作成する方法です。このためには、表示しない要素をすべて隠すルーチンを作成し、ピクチャを取得した後、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールを復元します。

もう 1 つの方法は、PictureType プロパティを 1 (モノクロ) に設定することです。ただし、この方法では、メモリの使用量だけでなく、ピクチャの解像度も低下することになります。

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PictureType
プロパティ (ModHFGrid)
Picture プロパティによって生成されるピクチャの種類を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.PictureType [=type]

PictureType プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
type 生成されるピクチャの種類を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

type の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexPictureColor 0 高品質のフルカラー イメージを生成します。 
flexPictureMonochrome 1 メモリ消費の少ない、低品質のモノクロ イメージを生成します。

使用例

次の例では、メモリ不足から生じるエラーをトラップし、PictureType プロパティを使ってモノクロ モードに自動的に切り替える方法を示します。また、現在の選択項目だけを含む MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内でピクチャを作成する方法も示します。

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Redraw
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが変更された後、自動的に再描画されるようにするかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.Redraw [=Boolean]

Redraw プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールを変更のたびに自動的に再描画するかどうかを指定するブール (Boolean) 式です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

指定項目 説明
True MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールは、変更されるたびに自動的に再描画されます。この値が既定値になります。
False MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールは、変更されても再描画されません。

解説

このプロパティをコードで使うと、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの内容を大幅に更新する際に、画面のちらつきを減らすことができます。

-------------------------------------------------------------
RowExpandable
RowExpanded プロパティ (ModHFGrid)
現在の行が展開されているか縮小されているかを指定します。現在の行は、Col プロパティと Row プロパティで定義されます。

RowExpandable プロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.RowExpandable [=Boolean]
object.RowExpanded [=Boolean]

RowExpandable および Row Expanded の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean 現在の行は展開できるかどうか、または現在展開されているかどうかを指定するブール (Boolean) 式です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

指定項目 説明
True 現在の行は展開可能です。
False 現在の行は縮小されていて、展開できません。
RowHeight プロパティ (ModHFGrid)
指定された行の高さを論理 twip 単位で設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

-------------------------------------------------------------
構文


object.RowHeight(number) [=value]

RowHeight プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の行の番号を指定する整数です。一度にすべての行を指定する場合は、-1 に設定します。
value 行の高さを twip 単位で指定する、単精度浮動小数点型 (Single) の数式です。

解説

RowHeight プロパティを 0 に設定すると、非表示の行を作成できます。-1 に設定すると、行の高さを既定値にリセットできます。既定値の行の高さは、現在のフォント サイズによって異なります。

RowHeight プロパティは、フォームのスケール モードとは関連がありません。

-------------------------------------------------------------
RowHeightMin
プロパティ (ModHFGrid)
コントロール全体に対して、行の高さの最小値を twip 単位で設定します。値の取得も可能です。

構文


object.RowHeightMin [=value]

RowHeightMin プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールでの行の高さの最小値を指定する単精度浮動小数点型 (Single) の数式です。

解説

このプロパティは、小さなフォントを使う場合でも行の高さを高くする場合に使います。RowHeight プロパティで個々の行の高さを設定するよりも、このプロパティを設定する方が簡単です。

-------------------------------------------------------------
RowIsVisible
プロパティ (ModHFGrid)
指定された行が表示されているかどうかを示す値を返します。

構文


object.RowIsVisible(index) [=Boolean]

RowIsVisible プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
index 列を指定する長整数型 (Long) の値です。
Boolean 指定された行が現在表示されているかどうかを示すブール (Boolean) 式です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

設定値 説明
True 指定された行は現在表示されています。この値が既定値になります。
False 指定した行は現在表示されていません。

解説

コントロール ウィンドウのクライアント領域外にある行、つまり、スクロールしてビューから見えなくなった行は、非表示になります。

-------------------------------------------------------------
RowPos
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの左上隅から指定された行の左上隅までの距離を、twip 単位で返します。

構文


object.RowPos(index)

RowPos プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
index 列を指定する長整数型 (Long) の値です。
-------------------------------------------------------------
RowSizingMode プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の行のサイズ変更モードを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.RowSizingMode [=value]

RowSizing プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value 行のサイズの設定値を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexRowSizeIndividual 0 行のサイズを変更すると、その行の高さだけが変更されます。この値が既定値になります。
flexRowSizeAll 1 行のサイズを変更すると、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内のすべての行の高さが変更されます。

解説

このプロパティは、AllowUserResize プロパティが Rows または Both に設定されている場合にのみ使用できます。

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ScrollBars
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールに水平または垂直のスクロール バーを設定するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.ScrollBars [=value]

ScrollBars プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value スクロール バーの種類を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexScrollNone 0 MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールにスクロール バーを設定しません。
flexScrollHorizontal 1 MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールに水平スクロール バーを設定します。
flexScrollVertical 2 MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールに垂直スクロール バーを設定します。
flexScrollBoth 3 MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールに水平スクロール バーと垂直スクロール バーの両方を設定します。この値が既定値になります。

解説

MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールにスクロール バーが表示されるのは、このコントロールの内容が境界内に収まりきらず、value がスクロール バーを指定している場合だけです。ScrollBars プロパティが None に設定されている場合は、コントロールの内容に関係なく、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールにはスクロール バーが設定されません。

メモ   MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールに水平または垂直のスクロール バーが設定されていない場合は、ユーザーがキーボードを使ってこのコントロールの表示領域外のセルを選択しようとしても、その方向にはスクロールできません。
ScrollTrack プロパティ (ModHFGrid)
ユーザーがスクロール バーのスクロール ボックスを移動した際に、それに合わせて MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの内容をスクロールするかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

-------------------------------------------------------------
構文


object.ScrollTrack [=Boolean]

ScrollTrack プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean ユーザーがスクロール バーのスクロール ボックスを移動したときに、それに合わせて MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが内容をスクロールするかどうかを指定するブール (Boolean) 式です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

指定項目 説明
True ユーザーがスクロール バーのスクロール ボックスを移動するのに合わせて、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが内容をスクロールします。
False スクロール ボックスが解放されるまで、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールは内容をスクロールしません。この値が既定値になります。

解説

このプロパティを False に設定すると、過度なスクロールやちらつきを避けることができます。スクロール機能を持つ別のコントロールをエミュレートする場合、またはスクロールに合わせて行や列を表示する場合にのみ、このプロパティを True に設定します。


-------------------------------------------------------------
SelectionMode
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールで、通常のセル選択、行単位の選択、列単位の選択のいずれを許可するかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.SelectionMode [=value]

SelectionMode プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value 選択モードを指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexSelectionFree 0 すべて選択。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の個々のセルを、スプレッドシート形式で選択できます。この値が既定値になります。
flexSelectionByRow 1 行単位で選択。行全体を選択範囲にします。複数列のリスト ボックスや、レコードをベースにした表示などに使います。
flexSelectionByColumn 2 列単位で選択。列全体を選択範囲にします。チャートやフィールドで、並べ替えの範囲を選択する場合などに使います。
Sort プロパティ (ModHFGrid)
選択された行を選択された条件に従って並べ替える値を設定します。このプロパティは、デザイン時には使えません。

-------------------------------------------------------------
構文


object.Sort [=value]

Sort プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
value 並べ替えの種類を指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

value の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexSortNone 0 なし。並べ替えを行いません。
flexSortGenericAscending 1 一般的な昇順の並べ替え。テキストが文字列と数値のどちらであるかを判断し、昇順で並べ替えを行います。
flexSortGenericDescending 2 一般的な降順の並べ替え。テキストが文字列と数値のどちらであるかを判断し、降順で並べ替えを行います。
flexSortNumericAscending 3 数値による昇順の並べ替え。文字列を数値に変換し、昇順で並べ替えを行います。
flexSortNumericDescending 4 数値による降順の並べ替え。文字列を数値に変換し、降順で並べ替えを行います。
flexSortStringNoCaseAscending 5 文字列の昇順の並べ替え。大文字小文字を区別しない文字列比較により、昇順で並べ替えを行います。
flexSortStringNoCaseDescending 6 文字列の降順の並べ替え。大文字小文字を区別しない文字列比較により、降順で並べ替えを行います。
flexSortStringAscending 7 文字列の昇順の並べ替え。大文字小文字を区別する文字列比較により、昇順で並べ替えを行います。
flexSortStringDescending 8 文字列の降順の並べ替え。大文字小文字を区別する文字列比較により、降順で並べ替えを行います。
flexSortCustom 9 カスタム。Compare イベントを使って行を比較します。

解説

Sort プロパティは、常に行全体を並べ替えます。並べ替えの範囲を指定するには、Row プロパティと RowSel プロパティを設定します。Row プロパティと RowSel プロパティの値が同じ場合、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールは、非固定型の行をすべて並べ替えます。

並べ替えに使用するキーは、Col プロパティと ColSel プロパティで指定されます。並べ替えは、常に左から右に行われます。たとえば、Col =3、ColSel =1 に設定されている場合、最初に列 1 の内容に従って並べ替えが行われ、続いて列 2、列 3 の順に並べ替えが行われます。

行の比較方法は、「設定値」で説明した値で指定されます。9 (カスタム) の設定は、最も柔軟性があるものの処理速度が遅く、ほかの設定に比べて通常 10 倍の時間がかかります。この設定を使う代わりに、まず非表示の列を作成してその列にキーを入力してから、9 以外の設定を使ってカスタムに基づいた並べ替えを行う方法があります。この方法は、日付に基づいて並べ替えを行うときに便利です。

-------------------------------------------------------------
Text
プロパティ (ModHFGrid)
1 つのセルまたはセル範囲内のテキスト内容を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.Text [=string]

Text プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
string 1 つのセルまたはセル範囲内のテキストを格納する文字列式です。

解説

取得の場合、Text プロパティは Row プロパティと Col プロパティで指定されたカレント セルの内容を常に取得します。

Text プロパティの設定時には、FillStyle プロパティの設定に従って、カレント セルまたは現在の選択範囲の内容を設定します。

-------------------------------------------------------------
TextArray
プロパティ (ModHFGrid)
任意セルのテキストの内容を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.TextArray(cellindex) [=string]

TextArray プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
cellindex 整数型 (Integer)。読み取りまたは書き込みを行うセルを指定する数式です。次の「解説」を参照してください。
string 任意のセルの内容を格納する文字列式です。

解説

このプロパティを使うと、Row プロパティと Col プロパティを変更せずに、セルの内容を設定または取得できます。

使用するセルは、cellindex 引数で指定します。この引数の値は、対象の行を示す値と Cols プロパティの値を乗算し、対象の列を示す値を加算して算出します。cellindex の値を計算する関数を定義すると、わかりやすく便利になります。

-------------------------------------------------------------
TextMatrix
プロパティ (ModHFGrid)
任意セルのテキストの内容を設定します。値の取得も可能です。

構文


object.TextMatrix(rowindex, colindex) [=string]

TextMatrix プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
rowindex、colindex 整数型 (Integer)。読み取りまたは書き込みを行うセルを指定する数式です。
string 任意のセルの内容を格納する文字列式です。

解説

このプロパティを使うと、Row プロパティと Col プロパティを変更せずに、セルの内容を設定または取得できます。

-------------------------------------------------------------
TextStyle
TextStyleBandTextStyleFixedTextStyleHeader プロパティ (ModHFGrid)
特定のセルまたはセル範囲内に表示されるテキストに、3-D 効果のスタイルを設定します。値の取得も可能です。

TextStyle は、通常の MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのセルに対するスタイルを指定します。
TextStyleBand は、バンドのスタイルを指定します。
TextStyleFixed は、固定型の行および列のスタイルを指定します。
TextStyleHeader は、見出しのスタイルを指定します。
構文


object.TextStyle [=style]
object.TextStyleBand(BandNumber) [=style]
object.TextStyleFixed [=style]
object.TextStyleHeader(BandNumber) [=style]

TextStyle、TextStyleBand、TextStyleFixed、および TextStyleHeader の各プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
BandNumber 必ず指定します。対象のバンドを指定する長整数型 (Long) の値です。
style  テキスト スタイルを指定する整数定数です。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

style の設定値は次のとおりです。

定数 値 説明
flexTextFlat 0 テキストは通常のフラット テキストです。この値が既定値になります。
flexTextRaised 1 テキストは浮き出し表示されます。
flexTextInset 2 テキストはくぼみ表示されます。
flexTextRaisedLight 3 テキストはわずかに浮き出し表示されます。
flexTextInsetLight 4 テキストはわずかにくぼみ表示されます。

解説

設定値 1 と 2 は、大きな太字のフォントに適しています。設定値 3 と 4 は、通常の小さなフォントに適しています。

-------------------------------------------------------------
TopRow
プロパティ (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの先頭に表示される、固定型の行以外の行を設定します。値の取得も可能です。このプロパティは、デザイン時には使えません。

構文


object.TopRow [=number]

TopRow プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの先頭に表示される行を指定する長整数型 (Long) の値です。

解説

このプロパティを使うと、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの先頭に表示される行をプログラムで取得したり設定できます。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの左端に表示される列を指定するには、LeftCol プロパティを使います。

TopRow プロパティに設定できる最大行番号は、行の総数から MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールに表示可能な行数を引いた数です。TopRow プロパティをこの数より大きな値に設定しても、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールによって最大値にリセットされます。

現在メモリにロードされている MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのバージョン番号を返します。

-------------------------------------------------------------
構文


object.Version [=integer]

Version プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
integer MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールのバージョン番号を表す整数です。

解説

バージョン番号は 3 桁の整数です。最初の桁はメジャー バージョン番号を表し、残りの 2 桁はマイナー バージョン番号を表します。たとえば、バージョン 3.5 の場合は、整数 350 が返されます。

-------------------------------------------------------------
WordWrap
プロパティ (ModHFGrid)
セル内のテキストがセルの幅よりも長い場合に、テキストを折り返して表示するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。

メモ   Chr(13) などの改行文字を使っても改行できます。
構文


object.WordWrap [=Boolean]

WordWrap プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Boolean セル内でテキストを折り返すかどうかを指定するブール (Boolean) 式です。

設定値

Boolean の設定値は次のとおりです。

指定項目 説明
True セル内のテキストが折り返して表示されます。
False セル内のテキストが折り返されずに、1 行で表示されます。この値が既定値になります。

解説

WordWrap プロパティを False に設定すると、テキストの表示が若干速くなります。

-------------------------------------------------------------
BandColIndex
メソッド (ModHFGrid)
カレント セルの列について、そのセルを含むバンドに対する相対的な列番号を返します。

構文


object.BandColIndex 

BandColIndex メソッドの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。

解説

長整数型 (Long) を返します。

-------------------------------------------------------------
Clear
メソッド (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの内容をクリアします。すべてのテキスト、ピクチャ、およびセルの書式もクリアします。このメソッドは、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の行と列の数には影響しません。

構文


object.Clear

Clear メソッドの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。

解説

セルをクリアするのではなく削除するには、削除する行について RemoveItem メソッドを使います。

-------------------------------------------------------------
ClearStructure
メソッド (ModHFGrid)
表示される列の順序と名前に関する MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールからのマッピング情報をクリアします。この情報は、[プロパティ ページ] ダイアログ ボックスの [バンド] タブ、またはショートカット メニューの [構造の取得] コマンドを使って設計時に設定されています。

このメソッドを使うと、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールを既知の状態にリセットできます。ユーザーがプログラムで MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの基になるソースを変更し、変更したソースが異なる構造を保持する場合、このメソッドを実行するとデータを正しく表示できます。

構文


object.ClearStructure

ClearStructure メソッドの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。

解説

マッピング情報をクリアせずに構造を変更した場合、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールは既存のマッピング情報で新しいソースを表示しようとします。マッピング情報で指定されている列だけが、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内でデータを表示します。マッピング情報で指定されていたほかの列も表示されますが、それらの列にはデータが表示されません。

-------------------------------------------------------------
CollapseAll
メソッド (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内で指定されたバンドのすべての行を折りたたみます。

構文


object.CollapseAll(number)

CollapseAll プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number 省略可能です。折りたたむ行を含むバンドを指定する Long 型の値。

-------------------------------------------------------------
ExpandAll
メソッド (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内で指定されたバンドのすべての行を拡張します。

構文


object.ExpandAll(number)

ExpandAll メソッドの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
number 省略可能です。拡張する行が入ったバンドを指定する Long 型の値。この値が指定されていない場合、-1 が既定値になります。

-------------------------------------------------------------
RemoveItem
メソッド (ModHFGrid)
実行時に MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールから行を削除します。名前付き引数は指定できません。

構文


object.RemoveItem(index, number)

RemoveItem メソッドの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
index MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内で削除する行を示す整数。先頭行は index=0 です。
number 削除する行が入っているバンドを指定する Long 型の値。

解説

このメソッドは、指定された行全体を削除します。行を削除せずにデータをクリアするには、Clear メソッドを使います。

BandDisplay プロパティが [Horizontal] に設定され、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールが階層化 Recordset に連結されている場合は、number を必ず指定します。BandDisplay プロパティが [Vertical] に設定されている場合は、バンドがあいまいであるときに限り、number を指定します。

バンドから子レコードが入っている行を削除すると、その子レコードは自動的に削除されます。

-------------------------------------------------------------
Collapse
イベント (ModHFGrid)
ユーザーがグリッド内の行を折りたたむときに発生します。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの Col プロパティおよび Row プロパティは、バンドの折りたたみに使うセルを指定します。

構文


Private Sub object_Collapse(Cancel)

Collapse イベントの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Cancel ブール式。Cancel を True に設定すると、折りたたみは取り消されます。
Compare イベント (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの Sort プロパティが、カスタム ソート (値 = 9) に設定されたときに発生します。このイベントにより、ユーザーは並べ替え処理をカスタマイズできます。

-------------------------------------------------------------
構文


Private Sub object_Compare(row1, row2, cmp)

Compare イベントの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
row1 比較する 1 組みの行のうち、1 つ目の行を指定する Long 型の整数。
row2 比較する 1 組みの行のうち、2 つ目の行を指定する Long 型の整数。
cmp 比較する各組みの並べ替え順序を指定する整数。設定値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

イベント ハンドラは row1 と row2 を比較し、cmp を次の値に設定します。

設定値 説明
– 1 row1 が row2 の前に表示される場合。
0 両方の行が等しい場合、またはどちらかの行がもう一方の行の前に表示できる場合。
1 row1 が row2 の後に表示される場合。

解説

Sort プロパティをカスタム ソート (値 = 9) に設定すると、MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の 1 組みの行ごとに 1 回ずつ Compare イベントが発生します。Compare イベントでは、テキストの値ではなく行番号が使用されるため、その行に設定されている RowData プロパティを含む任意のプロパティ値を比較できます。

メモ   カスタマイズされた並べ替え処理は、組み込みの並べ替え処理よりも処理速度が遅くなりますが、柔軟性に富んでおり、列ごとに行を並べ替えたり、セルのプロパティを使って行を並べ替えることができます。

-------------------------------------------------------------
EnterCell
イベント (ModHFGrid)
現在アクティブなセルが別のセルに変更されたときに発生します。

構文


Private Sub object_EnterCell()

EnterCell イベントの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。

解説

固定型の行をクリックすると、その行の最初の非固定型の列でこのイベントが発生します。マウス ポインタをセル上でドラッグしたときには、このイベントは発生しません。

-------------------------------------------------------------
Expand
イベント (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール内の行をユーザーが拡張するときに発生します。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの Col プロパティおよび Row プロパティは、バンドの拡張に使うセルを指定します。

構文


Private Sub object_Expand(Cancel)

Expand イベントの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。
Cancel ブール式。Cancel を True に設定すると、拡張は取り消されます。
LeaveCell イベント (ModHFGrid)
現在アクティブなセルが別のセルに変更される直前に発生します。

-------------------------------------------------------------
構文


Private Sub object_LeaveCell()

LeaveCell イベントの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。

解説

このイベントは、セルの内容を確認するために使用されます。フォーカスが別のコントロールに移動したときには、このイベントは発生しません。

RowColChange イベント (ModHFGrid)
現在アクティブなセルが別のセルに変更されたときに発生します。

-------------------------------------------------------------
構文


Private Sub object_RowColChange()

RowColChange イベントの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。

解説

アクティブなセルが変更されると、LeaveCell、EnterCell、RowColChange の順でイベントが発生します。RowColChange イベントは、ユーザーが新しいセルをクリックしたときに発生します。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール上で選択項目をドラッグしたときには、このイベントは発生しません。

-------------------------------------------------------------
Scroll
イベント (ModHFGrid)
MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールの内容をスクロールすると発生します。コントロールの内容をスクロールするには、スクロール バーまたはキーボードを使うか、コード内で TopRow プロパティまたは LeftCol プロパティを変更します。

構文


Private Sub object_Scroll()

Scroll イベントの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。

解説

ScrollTrack プロパティが True に設定されている場合、ユーザーがマウス ポインタをドラッグしているかスクロールしているときに、このイベントが発生します。ScrollTrack のプロパティが False に設定されている場合は、ドラッグが完了したときに、このイベントが発生します。

SelChange イベント (ModHFGrid)
選択したセル範囲が別のセルまたはセル範囲に変更されたときに発生します。

-------------------------------------------------------------
構文


Private Sub object_SelChange()

SelChange イベントの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目 説明
object MOD 階層フレキシブル グリッド コントロールとして評価されるオブジェクト式です。

解説

SelChange イベントは、ユーザーが新しいセルをクリックしたとき、マウスをドラッグして新しいセル範囲を選択したとき、または Shift キーを押しながら方向キーを操作して新しいセル範囲を選択したときに発生します。MOD 階層フレキシブル グリッド コントロール上で選択項目をドラッグしたときには、このイベントは発生しません。

コード内で Row、Col、RowSel、または ColSel の各プロパティを使って選択領域を変更すると、このイベントを発生させることができます。

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2005-09-21
mfcでの一覧がなく苦労した。
.Netならもっと便利みたい。
VS-FlexGridが、買えない。


行の設定
put_Rows(18);
put_Cols(10);
項目列幅の設定
put_ColWidth(2,3000);
セル項目書き込み
    put_TextMatrix(x,y,"test");

上ヘッダー書き込み
for(){
-----------------------------
ヘッダー文字左寄せ中央
put_Col(i);
put_Row(0);
put_CellAlingnment(2);
-----------------------------
    put_TextMatrix(0,i,"test");
}
左ヘッダー書き込み
for(){
    put_TextMatrix(i,0,"test");
}
上左ヘッダー色付
put_BackColorFixed(RGB);
セル内すべてのバックカラー変更
put_BackColor(RGB);
セルの個別設定
put_Col(2);
put_Row(2);
put_CellBackColor(GRB);//セル内色付
put_CellForeColor(GRB);//セル文字色付
put_CellFontUnderline(TRUE);//アンダーライン
put_CellAlingnment(2);//文字浮き上がらせる
セル内容変更
put_Col(1);
put_Row(4);
put_Clip(_T("test"));
クリックされたセルの文字読込
int x,y;
CString s;
x=m_grid.get_Row();
y=get_Col();
s.Format("%d-%d",x,y);
AfxMessageBox(s);
s=get_TextMatrix(x,y);
AfxMessageBox(s);
固定列(ヘッダー、左端)の座標Get(2008-09/28)
int x,y;
CString s;
//AfxMessageBox("マウスクリックイベント");メッセージBox等先にあるとフォーカスが、移るので、消去
x=m_grid.get_MouseRow();
y=m_grid.get_MouseCol();
s.Format("%d-%d",x,y);
AfxMessageBox(s);
セルにBitMap 苦労
CPictureHolder w_Pic;
w_Pic.CreateFormBitmap(IDB_BITMAP1);
LPDISPATCH w_cPic = w_Pic.GetPictureDispath();
m_grid.put_Col(1);
m_gred.put_Row(3);
m_gred.putref_CellPicture(w_Pic);
w_Pic->Release();//開放

セルに二行表示
WordWrapをTrueにして、RowHeightを広げて
CrLfで改行する。

CString s;
m_grid.put_WordWrap(TRUE);
.put_ColWidth(1,350);
.put_RowHeight(1,800);
s=_T("test");
s+="¥r";
s+=_T("test");
.put_TextMatrix(1,2,s);
セル縦書き 上記の変更
文字のサイズと、書体の設定
.put_FontBold(TRUE);//フォント太字
//セルのバックカラー
//セルの文字色
//セルのフォント設定


ソート
 ?
     put_Col (1);
     put_ColSel (2);
     put_Sort(flexSortNumericAscending);
 



ソート
メニュを作成し
Private Sub
mnuEditSort_Click()
'ソートのメニュ
  Frame1.Visible = True
  Frame1.Move 1700, 440, 5260, 3390
End Sub


Private Sub
Command2_Click()
'キャンセルボタン
  Frame1.Visible = False
End Sub


Private Sub
Command1_Click()
'ソート開始のボタン
  Dim lngCountI As Long      'ループ用カウンタ
  Dim Retu   As Integer    '並び替える列
  Dim Narabi  As Integer    '並び替え方法

  Frame1.Visible = False
  For lngCountI = 0 To
6
    'ソート対象列を取得
    If Option1(lngCountI).Value = True Then
      Retu = lngCountI + 1
      Exit For
    End If
  Next
lngCountI
  For lngCountI = 0 To
7
    '並び替え方法を取得
    If Option2(lngCountI).Value = True Then
      Narabi = lngCountI + 1
      Exit For
    End If
  Next
lngCountI
  'ソート対象列
  With
MSFlexGrid1
    .Col = Retu     'ソート順を指定してソートの開始
    .Sort = Narabi
    .Row = 1      'ホームポジションへ移動
    .Col = 1
    .TopRow = 1
    .SetFocus
  End With
End Sub

ヘッダーのプッシュボタン化 ?
セルにチェックボックス ?
セルにコンボボックス ?
2008-9-28
指定したサイズでの印刷?
2008-10-5
グリッドもどき(bmpを貼ったり、(test 123)一行に文字色変えたり文字大きさ変えたりMFCでは、難しすぎるので、自作Dosみたい)

#include "stdafx.h"
#include "GridTest.h"
#include "grid.h"

// Cgrid ダイアログ
#define GRIDX 9
#define GRIDY 4
IMPLEMENT_DYNAMIC(Cgrid, CDialog)
Cgrid::Cgrid(CWnd* pParent _/*=NULL*/)
 : CDialog(Cgrid::IDD, pParent)
{
    int nn[]={0,50,100,100,100,100,50,50,200};
    int i;
//    m_xn=sizeof(nn)/sizeof(int);  //横の項目数
    m_xn=GRIDX;
//    m_str.Format("%d",m_xn);AfxMessageBox(m_str);
    for(i=0;i<m_xn;i++)
        m_xx[i]=nn[i];
    m_yn=GRIDY;                       //たての項目数
    m_xstart=50;                  //x軸開始座標
    m_ystart=80;                  //y軸開始座標
    m_h=40;                       //一行の高さ
}
Cgrid::‾Cgrid()
{
}
void Cgrid::DoDataExchange(CDataExchange* pDX)
{
 CDialog::DoDataExchange(pDX);
}

BEGIN_MESSAGE_MAP(Cgrid, CDialog)
    ON_WM_PAINT()
    ON_WM_RBUTTONDOWN()
    ON_WM_LBUTTONDOWN()
END_MESSAGE_MAP()

// Cgrid メッセージ ハンドラ
void Cgrid::OnPaint()
{
    CPaintDC dc(this); // device context for painting
    // TODO: ここにメッセージ ハンドラ コードを追加します。
    // 描画メッセージで CDialog::OnPaint() を呼び出さないでください。
    grid_line(&dc);
}
void Cgrid::line(CDC* pDC,int x1,int y1,int x2,int y2,DWORD col,int PenStyle,int Width)
{
    CPen p(PenStyle,Width,col);
    CPen* oldp=pDC->SelectObject(&p);
    pDC->MoveTo(x1,y1);
    pDC->LineTo(x2,y2);
    pDC->SelectObject(oldp);
}
void Cgrid::grid_line(CDC* pDC)
{
_/*
    int xx[]={0,50,200,300,300,500};
    int xn=sizeof(xx)/sizeof(int);  //横の項目数
//    m_str.Format("%d",xn);AfxMessageBox(m_str);return;
    int yn=4;                       //たての項目数
    int xstart=30;                  //x軸開始座標
    int ystart=30;                  //y軸開始座標
    int h=30;                       //一行の高さ
                    //横の項目
    int xmax,ymax
    int i;
    xmax=0;ymax=0;
   
//縦軸の絵画
    //x軸の計算
    for(i=0;i<xn;i++)
        xmax=xx[i];
    for(i=0;i<yn+1;i++){
        line(pDC,xstart,ystart+(h*i),xmax+xstart,ystart+(h*i),RGB(0,0,250),PS_SOLID,1);
    }
//横軸の絵画
    //y軸の計算
       ymax=h*yn;ymax+=ystart;
    for(i=0;i<xn+1;i++){
        line(pDC,xstart+xx[i],ystart,xstart+xx[i],ymax,RGB(100,100,0),PS_SOLID,1);
    }
*/
    int i;
    m_xmax=0;m_ymax=0;
//縦軸の絵画
    //x軸の計算
    for(i=0;i<m_xn;i++)
        m_xmax+=m_xx[i];
    //m_xmax+=m_xstart;m_str.Format("%d",m_xmax);AfxMessageBox(m_str);
    for(i=0;i<m_yn+1;i++){
        line(pDC,m_xstart,m_ystart+(m_h*i),m_xmax+m_xstart,m_ystart+(m_h*i),RGB(0,128,64),PS_SOLID,2);
    }
//横軸の絵画
    //y軸の計算
       m_ymax=m_h*m_yn;m_ymax+=m_ystart;
    int xx=0;
    xx=m_xstart;
    for(i=0;i<m_xn;i++){
     //m_str.Format("%d",m_xx[i]);AfxMessageBox(m_str);
        xx+=m_xx[i];
//       line(pDC,m_xstart+m_xx[i],m_ystart,m_xstart+m_xx[i],m_ymax,RGB(100,100,0),PS_SOLID,1);
       line(pDC,xx,m_ystart,xx,m_ymax,RGB(0,128,64),PS_SOLID,2);
    }
}
void Cgrid::OnLButtonDown(UINT nFlags, CPoint point)
{
    // TODO: ここにメッセージ ハンドラ コードを追加するか、既定の処理を呼び出します。
    CString s;int x,y;
    int i,j;
    int x1[GRIDX];
    int x2[GRIDX];
    int y1[GRIDX];
    int y2[GRIDX];
    int xpos=0;
    int ypos=0;
    int buf=0;
    buf=m_xstart;
//座標を配列に入れる
    for(i=0;i<m_xn;i++){
        buf+=m_xx[i];
        x1[i]=buf;
        x2[i]=buf+m_xx[i+1];
    }
    buf=m_ystart;
    for(i=0;i<m_yn;i++){
        y1[i]=buf;
        y2[i]=buf+m_h;
        buf+=m_h;
    }
    x=point.x;
    y=point.y;
//xポイントの確認
    for(i=0;i<m_xn;i++){
        if(x>x1[i]&&x<x2[i]){
            xpos=i;//m_str.Format("x%d",i);AfxMessageBox(m_str);
        }
    }
//yポイントの確認
    for(j=0;j<m_yn;j++){
        if(y>y1[j]&&y<y2[j]){
            ypos=j;//m_str.Format("y%d",j);AfxMessageBox(m_str);
        }
    }
    //m_str.Format("x%d y%d",xpos,ypos);AfxMessageBox(m_str);
    //s.Format("x=%03d y=%03d",x,y);AfxMessageBox(s);
    CDC* dc;
    dc=GetDC();
 //   line(dc,x1[i],y1[j],x2[i],y2[j],RGB(250,0,0),PS_SOLID,1);
 //  line(dc,0,0,100,100,RGB(250,0,0),PS_SOLID,1);
    grid_line(dc);
    Box(dc,x1[xpos],y1[ypos],x2[xpos],y2[ypos],RGB(255,0,0),PS_SOLID,2);
    CDialog::OnLButtonDown(nFlags, point);
}
void Cgrid::Box(CDC* pDC,int x1,int y1,int x2,int y2,DWORD col,int PenStyle,int Width)
{
    //m_str.Format("x1%d y1%d x2%d y2%d",x1,y1,x2,y2);AfxMessageBox(m_str);
    CPen p(PenStyle,Width,col);
    CPen* oldp=pDC->SelectObject(&p);
    pDC->MoveTo(x1,y1);pDC->LineTo(x2,y1);
    pDC->MoveTo(x1,y1);pDC->LineTo(x1,y2);
    pDC->MoveTo(x1,y2);pDC->LineTo(x2,y2);
    pDC->MoveTo(x2,y1);pDC->LineTo(x2,y2);
  pDC->SelectObject(oldp);
}






















































































































































未整理

 各セル個別にToolTipText

MSFlexGridのToolTipTextは1個しか表示できません。そこで、MouseMoveイベントと配列データーを使って実現します。

データー部分等は各自の環境によりシーケンシャルファイルで作成し、起動時に配列に読込だりして使って下さい。

例えば、前回の成績を読込んでおけば、今回の成績と比較が簡単に出来たりアイデア次第では使い道が増えるのでは。

Private Sub MSFlexGrid1_MouseMove(Button As Integer, _
                           Shift As Integer, x As Single, y As Single)
'MSFlexGrid のセル個別に ToolTipText を設定表示
    If TTTShow = True Then
        Dim i As Integer
        Dim j As Integer
        Dim Ro As Integer
        Dim Co As Integer
        'データー配列の確保
        Dim Msg(10, 10) As String
        '表示用データーを作成
        For i = 0 To 10
            For j = 0 To 10
                Msg(i, j) = i & "行目の" & j & "列目のセル"
            Next j
        Next i
        'マウス位置の読み込み
        Ro = MSFlexGrid1.MouseRow
        Co = MSFlexGrid1.MouseCol
        '該当セルとデーターの照合
        If MSFlexGrid1.MouseRow = Ro And MSFlexGrid1.MouseCol = Co Then
            '該当セルにToolTipTextを表示
            MSFlexGrid1.ToolTipText = Msg(Ro, Co)
        End If
    End If
End Sub
CellFontBold カレント セルのフォントを太字に設定・取得します True
CellFontItalic カレント セルのフォントを斜体に設定・取得します True
CellFontName カレント セルのテキストを特定のフォントに設定します。 "MS 明朝"
CellFontSize カレント セルのフォントサイズをポイント単位で設定・取得 10
CellFontStrikeThrough カレント セルのフォントに取り消し線のスタイルを設定・取得します True
CellFontUnderline カレント セルのフォントにアンダーラインを設定・取得します True
CellFontWidth カレント セルのテキストの幅をポイント単位で設定・取得します 10
CellTextStyle 特定のセルまたはセルの範囲にあるテキストに立体表示のテキストを設定・取得します flexTextInset
Font 既定のフォントまたは個々のセルのフォントを設定・取得します。 "MS 明朝"
FontWidth 表示されるテキストのフォントの幅をポイント単位で設定・取得します。 4
フォーカス処理 - SetFocus()
SetRow・・・何行目にフォーカスを当てるか
SetRowSel・・・複数行フォーカスしたい場合は、終端行を設定
SetColSel・・・カレントセルの終端の列を指定
SetFocus・・・フォーカスを当てる
■FlexGrid.h
// グリッドがクリックされた時のフォーカス行番号
// ※メンバ変数
long mnMouseRowSel;

■FlexGrid.cpp
// 一番最初の表示時は1行目にフォーカスを当てる
// ※コンストラクタ辺りで初期化する
mnMouseRowSel = 1;

// フォーカス処理
// ※行数、列数設定などを行ってる部分に記述
if(mnMouseRowSel == 1)
{
 // 一番最初の描画時
 mFlexGrid.SetRow(1);
 // SetColSelの引数には列数を設定
 mFlexGrid.SetColSel(pContainer->getItems()->GetSize() - 1);
 mFlexGrid.SetFocus();
}
else if(mnMouseRowSel != 1 && mnMouseRowSel < mFlexGrid.GetRows())
{
 // 再描画が行われてもフォーカスされている行番号を保持する
 mFlexGrid.SetRow(mnMouseRowSel);
 mFlexGrid.SetColSel(pContainer->getItems()->GetSize() - 1);
 mFlexGrid.SetFocus();
}

// 行の数を取得
long GetRows( void );

// 行の数を指定
void SetRows( long nNewValue );

// 列の数を取得
long GetCols( void );

// 列の数を指定
void SetCols( long nNewValue );

// 固定行の数を取得
long GetFixedRows( void );

// 固定行の数を指定
void SetFixedRows( long nNewValue );

// 固定列の数を取得
long GetFixedCols( void );

// 固定列の数を指定
void SetFixedCols( long nNewValue );

// バージョンを取得する
short GetVersion( void );

// タイトル文字列を取得
CString GetFormatString( void );

// タイトル文字列を取得
void SetFormatString( LPCTSTR lpszNewValue );

// 表示されている最初の行のインデックスを取得
long GetTopRow( void );

// 表示する最初の行のインデックスを指定
void SetTopRow( long nNewValue );

// 表示されている最初の列のインデックスを取得
long GetLeftCol( void );

// 表示されている最初の列のインデックスを指定
void SetLeftCol( long nNewValue );

// カレントセルの行を取得
long GetRow( void );

// カレントセルの行を指定(範囲指定の終端の行もこの値となる)
void SetRow( long nNewValue );

// カレントセルの列を取得
long GetCol( void );

// カレントセルの列を指定(範囲指定の終端の列もこの値となる)
void SetCol( long nNewValue );

// 範囲指定の終端の行を取得(範囲指定がない場合、GetRowと同じ)
long GetRowSel( void );

// 範囲指定の終端の行を指定
void SetRowSel( long nNewValue );

// 範囲指定の終端の列を取得(範囲指定がされていない場合、GetColと同じ)
long GetColSel( void );

// 範囲指定の終端の列を指定
void SetColSel( long nNewValue );

// カレントセルの文字列を取得
CString GetText( void );

// カレントセルの文字列を指定
void SetText( LPCTSTR lpszNewValue );

// セルの背景色を取得
unsigned long GetBackColor( void );

// セルの背景色を指定
void SetBackColor( unsigned long newValue );

// フォントの色を取得
unsigned long GetForeColor( void );

// フォントの色を指定
void SetForeColor( unsigned long newValue );

// 固定行および固定列の色を取得
unsigned long GetBackColorFixed( void );

// 固定行および固定列の色を指定
void SetBackColorFixed( unsigned long newValue );

// 固定行および固定列のフォントの色を取得
unsigned long GetForeColorFixed( void );

// 固定行業および固定列のフォントの色を指定
void SetForeColorFixed( unsigned long newValue );

// カレントセルの背景色を取得
unsigned long GetBackColorSel( void );

// カレントセルの背景色を指定
void SetBackColorSel( unsigned long newValue );

// カレントセルの文字の色を取得
unsigned long GetForeColorSel( void );

// カレントセルの文字の色を指定
void SetForeColorSel( unsigned long newValue );

// グリッドコントロールの外の色を取得
unsigned long GetBackColorBkg( void );

// グリッドコントロールの外の色を指定
void SetBackColorBkg( unsigned long newValue );

// カレントセルのワードラップの状態を取得
BOOL GetWordWrap( void );

// カレントセルのワードラップの状態を指定
void SetWordWrap( BOOL bNewValue );

// フォント情報を取得 COleFontからさらにフォント情報を取得
COleFont GetFont( void );

// 不明
void SetRefFont( LPDISPATCH newValue );

// 不明
float GetFontWidth( void );

// 不明
void SetFontWidth(float newValue );

// たぶんフォント名称を取得
CString GetCellFontName( void );

// たぶんフォント名称を設定
void SetCellFontName( LPCTSTR lpszNewValue );

// 不明
float GetCellFontSize( void );

// 不明
void SetCellFontSize(float newValue );

// カレントセルのフォントの太文字表示状態を取得
BOOL GetCellFontBold( void );

// カレントセルのフォントの太文字表示状態を指定
void SetCellFontBold( BOOL bNewValue );

// カレントセルのフォントの斜体表示状態を取得
BOOL GetCellFontItalic( void );

// カレントセルのフォントの斜体表示状態を指定
void SetCellFontItalic( BOOL bNewValue );

// カレントセルのフォントの下線表示状態を取得
BOOL GetCellFontUnderline( void );

// カレントセルのフォントの下線表示状態を指定
void SetCellFontUnderline( BOOL bNewValue );

// カレントセルのフォントの打ち消し線表示状態を取得
BOOL GetCellFontStrikeThrough( void );

// カレントセルのフォントの打ち消し線表示状態を指定
void SetCellFontStrikeThrough( BOOL bNewValue );

// カレントセルのフォントの横幅を取得
float GetCellFontWidth( void );

// カレントセルのフォントの横幅を指定
void SetCellFontWidth(float newValue );

// 不明
long GetTextStyle( void );

// 不明
void SetTextStyle( long nNewValue );

// 不明
long GetTextStyleFixed( void );

// 不明
void SetTextStyleFixed( long nNewValue );

// スクロールトラックの状態取得 スクロール中に再描画するかしないかということ。
BOOL GetScrollTrack( void );

// スクロールトラックの状態設定 スクロール中に再描画するかしないかということ。
void SetScrollTrack( BOOL bNewValue );

// 不明
long GetFocusRect( void );

// 不明
void SetFocusRect( long nNewValue );

// 不明
long GetHighLight( void );

// 不明
void SetHighLight( long nNewValue );

// 再描画状態取得
BOOL GetRedraw( void );

// 再描画設定 FALSEならば再描画しないので集中処理が高速
void SetRedraw( BOOL bNewValue );

//
long GetScrollBars( void );

//
void SetScrollBars( long nNewValue );

// マウスが当てられている行番号を取得
long GetMouseRow( void );

// マウスが当てられている列番号を取得
long GetMouseCol( void );

// セルの左位置の座標を取得、同時にセルを表示領域まで移動
long GetCellLeft( void );

// セルの上位置の座標を取得、同時にセルを表示領域まで移動
long GetCellTop( void );

// セルの幅を取得、同時にセルを表示領域まで移動
long GetCellWidth( void );

// セルの高さを取得、同時にセルを表示領域まで移動
long GetCellHeight( void );

//
long GetRowHeightMin( void );

//
void SetRowHeightMin( long nNewValue );

//
long GetFillStyle( void );

//
void SetFillStyle( long nNewValue );

// 罫線のスタイルを取得
long GetGridLines( void );

// 罫線のスタイルを設定
void SetGridLines( long nNewValue );

// 固定カラムの罫線のスタイルを取得
long GetGridLinesFixed( void );

// 固定カラムの罫線のスタイルを設定
void SetGridLinesFixed( long nNewValue );

// セルの基本背景色を取得
unsigned long GetGridColor( void );

void SetGridColor( unsigned long newValue );

// 固定カラムの基本背景色を取得
unsigned long GetGridColorFixed( void );

// 固定カラムの基本背景色を設定
void SetGridColorFixed( unsigned long newValue );

// カレントセルの背景色を取得
unsigned long GetCellBackColor( void );

// カレントセルの背景色を設定
void SetCellBackColor( unsigned long newValue );

// カレントセルの前景色を取得
unsigned long GetCellForeColor( void );

// カレントセルの前景色を設定
void SetCellForeColor( unsigned long newValue );

// カレントセルのアライメントを取得
short GetCellAlignment( void );

// カレントセルのアライメントを設定
void SetCellAlignment( short nNewValue );

//
long GetCellTextStyle( void );
//
void SetCellTextStyle( long nNewValue );
// たぶんセルに表示されたピクチャーのアライメント取得
short GetCellPictureAlignment( void );

// たぶんセルに表示されたピクチャーのアライメント設定
void SetCellPictureAlignment( short nNewValue );

// 選択範囲にあるテキストをコピー
CString GetClip( void );

// 選択範囲にクリップされたテキストを出力
void SetClip( LPCTSTR lpszNewValue );

//
void SetSort( short nNewValue );

//
long GetSelectionMode( void );

//
void SetSelectionMode( long nNewValue );

//
long GetMergeCells( void );

//
void SetMergeCells( long nNewValue );

//
BOOL GetAllowBigSelection( void );

//
void SetAllowBigSelection( BOOL bNewValue );

//
long GetAllowUserResizing( void );

//
void SetAllowUserResizing( long nNewValue );

//
long GetBorderStyle( void );

//
void SetBorderStyle( long nNewValue );

//
long GetHWnd( void );

//
BOOL GetEnabled( void );

//
void SetEnabled( BOOL bNewValue );

//
long GetAppearance( void );

//
void SetAppearance( long nNewValue );

//
long GetMousePointer( void );

//
void SetMousePointer( long nNewValue );

//
CPicture GetMouseIcon( void );

//
void SetRefMouseIcon( LPDISPATCH newValue );

//
long GetPictureType( void );

//
void SetPictureType( long nNewValue );

//
CPicture GetPicture( void );

// カレントセルのピクチャーを取得
CPicture GetCellPicture( void );

// ビットマップまたはアイコンをカレントセルに設定する
void SetRefCellPicture( LPDISPATCH newValue );

//
CString GetTextArray( long index );

//
void SetTextArray( long index, LPCTSTR lpszNewValue );

//
short GetColAlignment( long index );

// 列アライメントを設定
void SetColAlignment( long index, short nNewValue );

// 列の幅を取得
long GetColWidth( long index );

// 列の幅を設定
void SetColWidth( long index, long nNewValue );

// 行の高さを取得
long GetRowHeight( long index );

// 行の高さを設定
void SetRowHeight( long index, long nNewValue );
//
BOOL GetMergeRow( long index );

//
void SetMergeRow( long index, BOOL bNewValue );

//
BOOL GetMergeCol( long index );

//
void SetMergeCol( long index, BOOL bNewValue );

//
void SetRowPosition( long index, long nNewValue );

//
void SetColPosition( long index, long nNewValue );

// 行に対する汎用情報取得
long GetRowData( long index );

// 行に対する汎用情報設定
void SetRowData( long index, long nNewValue );

// 列に対する汎用情報取得
long GetColData( long index );
// 列に対する汎用情報設定

void SetColData( long index, long nNewValue );

// 座標指定テキスト取得
CString GetTextMatrix( long Row, long Col );

// 座標指定テキスト設定
void SetTextMatrix( long Row, long Col, LPCTSTR lpszNewValue );

// 行追加
void AddItem( LPCTSTR Item, const VARIANT& index );

// 行削除
void RemoveItem( long index );

// データ削除
void Clear( void );

//
void Refresh( void );

//
CRowCursor GetDataSource( void );

//
void SetDataSource( LPDISPATCH newValue );

//
BOOL GetRowIsVisible( long index );

//
BOOL GetColIsVisible( long index );

//
long GetRowPos( long index );

//
long GetColPos( long index );

//
short GetGridLineWidth( void );

//
void SetGridLineWidth( short nNewValue );

// 固定カラムのアライメント設定を取得
short GetFixedAlignment( long index );

// 固定カラムのアライメント設定を設定
void SetFixedAlignment( long index, short nNewValue );

//
BOOL GetRightToLeft( void );

//
void SetRightToLeft( BOOL bNewValue );

//
long GetOLEDropMode( void );

//
void SetOLEDropMode( long nNewValue );

//
void OLEDrag( void );

色に関するプロパティ
BackColor すべての非固定型のセルの色を設定します。 MSFlexGrid1.BackColor = QBColor(14)
BackColorBkg グリッドのバックグラウンドの背景色(セル以外の部分)を設定します。 MSFlexGrid1.BackColorBkg = QBColor(12)
BackColorFixed 固定のセルの背景色をせっていします。 MSFlexGrid1.BackColorFixed = QBColor(9)
BackColorSel カレントセルの背景色を設定します。但し、FocusRect =flexFocusNoneの時に有効 MSFlexGrid1.BackColorSel = QBColor(10)
CellBackColor セルの背景色を個別に設定します。 MSFlexGrid1.CellBackColor = QBColor(15)
CellBackColor 個々のセルまたは特定範囲のセルの背景色を設定・取得します MSFlexGrid1.CellBackColor = QBColor(12)
CellForeColor 個々のセルまたは特定範囲のセルの前景色を設定・取得します。 MSFlexGrid1.CellForeColor = QBColor(12)
ForeColor コントロールの非固定セルのテキストの色を設定・取得します。 MSFlexGrid1.ForeColor = QBColor(12)
ForeColorFixed コントロールの固定セルの文字色を設定・取得します。 MSFlexGrid1.ForeColorFixed = QBColor(12)
ForeColorSel コントロールの選択されている部分の文字色を設定・取得します。 MSFlexGrid1.ForeColorSel = QBColor(12)
GridColor コントロールの非固定セルのグリッド線の色を設定・取得します。 MSFlexGrid1.GridColor = QBColor(12)
GridColorFixed コントロールの固定セルのグリッド線(右と下側の外枠)の色を設定・取得します。 MSFlexGrid1.GridColorFixed = QBColor(12)

行・列に関するプロパティ
AllowBigSelection 列見出しまたは行見出しをクリックすると、その列または行全体が選択されるようにするかどうかを設定します。値の取得も可能です。 MSFlexGrid1.AllowBigSelection =True
AllowBigSelection 列見出しまたは行見出しをクリックすると、その列または行全体が選択されるようにするかどうかを設定します。 MSFlexGrid1.AllowBigSelection =True
AllowUserResizing ユーザーがマウスを使って、行および列のサイズを変更できるかどうかを決定する値を設定します。値の取得も可能です。 MSFlexGrid1.AllowUserResizing =True
AllowUserResizing 行および列のサイズを変更できるかどうかを決定する値を設定します。 MSFlexGrid1.AllowUserResizing = flexResizeColumns
Col アクティブ セル(列)の座標を設定・取得します。 MSFlexGrid1.Col = 3    CurrentCol=MSFlexGrid1.Col
ColData 列を識別するユーザ定義番号を設定・取得します ヘルプ参照
Cols コントロール内の列の総数を設定・取得します MSFlexGrid1.Cols = 5  MyCols = MSFlexGrid1.Cols
ColSel セルの範囲の先頭列と最終列を設定します。値の取得も可能です MyColSel = MSFlexGrid1.ColSel
MouseCol 現在のマウス ポインタの位置の列番号を返します(ヘルプの解説は要注意 設定は出来ません) myMouseCol = MSFlexGrid1.MouseCol
MouseRow 現在のマウス ポインタの位置の行番号を返します myMouseRow = MSFlexGrid1.MouseRow
Row アクティブ セル(行)の座標を設定・取得します。 MSFlexGrid1.Row = 3   CurrentRow=MSFlexGrid1.Row
RowData 行を識別するユーザ定義番号を設定・取得します ヘルプ参照
Rows コントロール内の行の総数を設定・取得します MSFlexGrid1.Rows = 8 MyRows = MSFlexGrid1.Rows
RowSel セルの範囲の先頭行と最終行を設定します。値の取得も可能です。 MSFlexGrid1.RowSel = 2 MSFlexGrid1.ColSel = 4
SelectionMode 行単位または列単位の範囲指定を可能にするかどうか指定する値を設定します MSFlexGrid1.SelectionMode = flexSelectionByRow
体裁(外観)関するプロパテイ
Appearance 実行時にコントロールが立体的に表示されるかどうかを設定します。 MSFlexGrid1.Appearance = flex3D
ScrollTrack コントロールが内容をスクロールするかどうかを決定する値を設定します。 MSFlexGrid1.ScrollTrack = True
体裁(行・列)関するプロパテイ
CellAlignment カレント セル内でのデータの水平配置および垂直配置を決定する値を設定・取得します。 MSFlexGrid1.CellAlignment = flexAlignRightBottom
CellPicture カレント セルまたはセルの範囲に表示されるイメージを設定・取得します Set MSFlexGrid1.CellPicture = LoadPicture("c:¥Face.ico")
ColWidth() 指定のバンド内の列の幅をtwip 単位で設定・取得します。 MSFlexGrid1.ColWidth(1) = 1500
FixedCols コントロール内の固定型の列の総数を設定・取得します。 MSFlexGrid1.FixedCols = 2
FixedRows コントロール内の固定型の行の総数を設定・取得します。 MSFlexGrid1.FixedRows = 2
MergeCells 複数の行または列の範囲で、同じ内容のセルを単一のセルにグループ化するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。 MSFlexGrid1.MergeCells = flexMergeFree
MergeCol 内容をマージできる列を指定する値を設定します。 MSFlexGrid1.MergeCol(3) = True
MSFlexGrid1.MergeCells = flexMergeFree
MergeRow 内容をマージできる行を指定する値を設定します。 MSFlexGrid1.MergeRow(3) = True
MSFlexGrid1.MergeCells = flexMergeFree
RowHeight 指定された行の高さをtwip 単位で設定・取得します。 MSFlexGrid1.RowHeight(2) = 350
RowHeightMin コントロール全体で最も低い行の高さをtwip 単位で設定します。値の取得も可能です。 MSFlexGrid1.RowHeightMin = 400

体裁(図形・線等)関するプロパテイ
CellPictureAlignment カレント セルまたは選択されたセルの範囲内のピクチャの配置を設定・取得します MSFlexGrid1.CellPictureAlignment = flexAlignCenterCenter
FocusRect コントロールがカレント セルにフォーカスを示す四角形を描くかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。 MSFlexGrid1.FocusRect = flexFocusNone
MSFlexGrid1.HighLight = flexHighlightAlways
HighLight コントロール内で選択されたセルを強調表示するかどうかを指定する値を設定します。 MSFlexGrid1.HighLight = flexHighlightNever
GridLines 非固定セルのグリッド線のスタイルを設定・取得します。 MSFlexGrid1.GridLines = flexGridNone
GridLinesFixed 固定セルのグリッド線のスタイルを設定・取得します。 MSFlexGrid1.GridLinesFixed = flexGridNone
GridLineWidth 非固定セルのグリッド線の幅をピクセル単位で設定・取得します。 MSFlexGrid1.GridLineWidth = 3

体裁(テキスト)関するプロパテイ
ColAlignment 列内のデータの配置を設定・取得します。 MSFlexGrid1.ColAlignment(3) = flexAlignCenterCenter
FixedAlignment 固定列テキストに表示するデータの配置を設定・取得します MSFlexGrid1.FixedAlignment(3) = flexAlignCenterCenter
TextStyle 非固定セルのテキストの3D表示を設定・取得します。 MSFlexGrid1.TextStyle = flexTextRaised
TextStyleFixed 固定セルのテキストの3D表示を設定・取得します。 MSFlexGrid1.TextStyleFixed = flexTextRaised
WordWrap テキストのワードラップ(折り返し機能)を設定・取得します MSFlexGrid1.WordWrap = True

体裁(フォント)関するプロパテイ
CellFontBold カレント セルのフォントを太字に設定・取得します MSFlexGrid1.CellFontBold = True
CellFontItalic カレント セルのフォントを斜体に設定・取得します MSFlexGrid1.CellFontItalic = True
CellFontName カレント セルのテキストを特定のフォントに設定します。 MSFlexGrid1.CellFontName = "MS 明朝"
CellFontSize カレント セルのフォントサイズをポイント単位で設定・取得します MSFlexGrid1.CellFontSize = 12
CellFontStrikeThrough カレント セルのフォントに取り消し線のスタイルを設定・取得します MSFlexGrid1.CellFontStrikeThrough = True
CellFontUnderline カレント セルのフォントにアンダーラインを設定・取得します MSFlexGrid1.CellFontUnderline = True
CellFontWidth カレント セルのテキストの幅をポイント単位で設定・取得します MSFlexGrid1.CellFontWidth = 18
CellTextStyle 特定のセルまたはセルの範囲にあるテキストに立体表示のテキストを設定・取得します MSFlexGrid1.CellTextStyle = flexTextInset
Font 既定のフォントまたは個々のセルのフォントを設定・取得します。 MSFlexGrid1.Font = "MS 明朝"
FontWidth 表示されるテキストのフォントの幅をポイント単位で設定・取得します。 MSFlexGrid1.FontWidth = 7

編集に関するプロパテイ
CellLeft カレントセルの左端の位置を返します。(ヘルプ不親切) myCellLeft = MSFlexGrid1.CellLeft
CellTop カレントセルの上端の位置を返します。(ヘルプ不親切) myCellTop = MSFlexGrid1.CellTop
CellWidth カレントセルの幅を返します。(ヘルプ不親切) myCellWidth = MSFlexGrid1.CellWidth
CellHeight カレントセルの高さを返します。(ヘルプ不親切) myCellHeight = MSFlexGrid1.CellHeight
Clip 選択された領域内のセルの値を設定します。値の取得も可能です myStr = "James" + Chr(9) + "Nancy" + Chr(9) + "Lisa"
MSFlexGrid1.Clip = myStr
ColIsVisible 指定された列が現在表示されているかどうかを示す値を返します myColIsVisible = MSFlexGrid1.ColIsVisible(2)
ColPos コントロールの左上隅から指定された列の左上隅までの距離を示す値をtwip 単位で返します。 myColPos = MSFlexGrid1.ColPos(2)
ColPosition() 列の位置を設定します。列を特定の位置に移動できます MSFlexGrid1.ColPosition(3) = 5
FillStyle コントロールのセルの書式設定をするプロパティの 1 つが変更されたとき、その変更を選択されたすべてのセルに適用するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。 MSFlexGrid1.FillStyle = flexFillRepeat
FormatString 列の幅、配置、固定型の行のテキスト、および固定型の列のテキストを設定します。
 s$ = "|氏名|住所|電話番号|保険証番号"
s$ = s$ + ";|佐藤|田中|山田|鈴木"
MSHFlexGrid.FormatString = s$
LeftCol コントロールの左端に表示する非固定型の列を設定・取得します。(列をスクロールする時に一番左端に表示したい列番号) MSFlexGrid1.LeftCol = 5 ’スクロール時の先頭列
Picture Pictureコントロール等へMSFlexGrid1のスナップショットを送ります Set Picture1.Picture = MSFlexGrid1.Picture
Redraw コントロールで変更が行われた後、自動的に再描画するかどうかを指定する値を設定します。 MSFlexGrid1.Redraw = True
RowIsVisible 指定の行が現在画面に表示されているかどうかを返します myRowIsVisible = MSFlexGrid1.RowIsVisible(3)
RowPos コントロールの左上隅から指定の行の左上隅までの距離をtwip 単位で返します。 myRowPos = MSFlexGrid1.RowPos(5)
RowPosition 行の位置を設定します。行を特定の位置に移動できます MSFlexGrid1.RowPosition(3) = 5
Sort 選択された基準に従って選択行を並べ替える値を設定します。 MSFlexGrid1.Col = "[ソート対象列]"
MSFlexGrid1.Sort = flexSortGenericAscending
Text セルのテキスト内容を設定・取得します MSFlexGrid1.Text = "あいう"
TextArray 関数を定義することにより、cellindex の計算方法を示します。 MSFlexGrid1.TextArray(faIndex(i, 1)) = "詳しくはヘルプ参照"
TextMatrix 任意のセルのテキストを設定します。値の取得も可能です MSFlexGrid1.TextMatrix(5, 4) = "1234"
TopRow コントロールの先頭に表示される非固定型の行を設定・取得します。(行をスクロールする時に一番上に表示したい行番号) MSFlexGrid1.TopRow = 7 ’スクロール時の先頭行

その他のプロパテイ
DataSource 連結するデータ ソースを設定・取得します。 Set Text1.DataSource = ADODC1
PictureType Picture プロパティによって生成されるピクチャの種類(カラーか白黒かを)を設定します。 MSFlexGrid1.PictureType = flexPictureColor
Version MSHFlexGridコントロールのバージョン番号を返します Debug.Print MSFlexGrid1.Version

こぴぺ