樹梨(Juri)ハウス
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忘却の館へようこそ

ここは、かつて私が愛して止まなかったドールハウス制作の日誌を収めた館である。当時は夢中で制作していたものだったが、悲しい私の性分なのか、いつのまにか手を止めてしまった。月日は流れ、かつての記録日誌は塵に埋もれ、いつのまにか忘れ去られてしまった。

しかし、この埋もれた日誌に光を当てて探し出そうとしてくれる者達が少なからず現れたのも事実だ。彼らは眠っていた私の忘却の館の扉を叩くのだ。私はその音に呼び覚まされて、今再び、埋もれてしまった記録を掘り起こし、ここに記すことにした。

しかし、どこまで掘り起こせるかかなり不安でもある。