◆サピエ図書館とは?◆

サピエとは、視覚障害者はじめ目で文字を読むことが困難な人に対し、
    さまざまな情報を点字・音声データで提供するネットワーク。
    「視覚障害者情報総合ネットワーク」の愛称。

 日本点字図書館がシステム管理し、全国視覚障害者情報提供施設協会が
 運営する。従来の「てんやく広場」→「ないーぶネット」→「びぶりおネット」
 を経て2010年4月に発足。
 「図書館」のほか、点字および音声資料の製作支援、地域・生活情報の発信
 などのサービスを提供しようとしている。

いっぱい本が読みたい人に
『サピエ図書館』をご紹介しましょう。

1、https://www.sapie.or.jp/ で。または「サピエ図書館」で検索できます。

2、「サピエ図書館」画面で読みたい本を検索します。
 10万タイトルの点字データと1万5千タイトルの録音データから
 パソコンにダウンロードし、音声で読むことができます。

3、オンラインリクエストといって、全国の点字図書館、公共図書館等が所蔵して
 いる点字本・テープ本・デイジーCDの全てが検索でき、相互貸借できます。
 そうすると選べる本の範囲は全国50万タイトルに広がります。

4、本を選ぶときは、「資料の検索」項目で、点字・デイジー・ジャンル別に、
 あるいは詳細条件を設定して、また新着情報、人気のある本、など検索して
 読みたいものを探すことができます。

5、ダウンロードするには『会員登録』が必要です。
 パソコン画面から登録すると会員IDとパスワードが送られてきます。
 その前に、広島県立視覚障害者情報センター(旧点字図書館)に利用登録を
 することが必要です。


パソコンが苦手の人には

 今までとおり図書館をつうじて、点字図書・録音図書(カセットテープ、デイ
 ジー)の利用が出来ます。
 図書館に行けば読みたい本が探してもらえますし、また郵送もしてもらえます。
 対面朗読もあります。

「デイジー図書」とは?

 デイジー図書は、これまでのカセットテープに代わりCDで聴きます。
 広島県立視覚障害者情報センター(旧点字図書館)はもちろん、
 広島市の中央図書館でもデイジーCDの貸し出しが行われています。

  デイジー図書の再生には専用のプレーヤーが必要です。
  たとえば「プレクストーク」

 「プレスクトーク」は録音・再生機能のものが8万5千円。
 再生のみは3万5千円で、視覚障害者手帳の2級以上の人には
 日常生活用具の適用があります。(「メガネのタナカ」の勝田さんによる。)

 ※本に関する情報、再生機器の操作等についての問い合わせは下記へ※  
   
   ●広島県立視覚障害者情報センター(旧点字図書館)

  電話(082)229−7878 FAX(082)229−7909

   ●広島市中央図書館

  電話(082)222−5542 FAX(082)222−5545

 ※「プレクストーク」や日常生活用具の適用等についての問い合わせは

   「メガネのタナカ」福祉機器部 電話(082)245−5221

   


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