JBS企画モノ紹介

VTR6 コミックスだじゃれ対決

 コミックスVTR6の1ページ独占(JBS1・9代目ベストテンの方々)では、用紙下部で
「わくわくだじゃれランド」番外編として「JBS常連だじゃれ対決」をやった。

 各自が自慢のだじゃれを披露し、読者の人気投票で順位を決めるというものである。

 ここでは、その時のだじゃれの内容と人気投票結果を発表しようと思う。
なお、だじゃれのテーマは「漬物」である。

常連の作品一覧
順位 ペンネーム だじゃれの内容
1位 どんちゃん 「今週もおもしろい話題をたーくあんお届けします」
2位 原口一也 キムチ桃子
3位 デッド・ケンジ きちんと部屋をカス漬け(かたづけ)なさい!!
4位 卓球小僧 お母ちゃん ごメンマさい
5位 なお ラッシャーキムチ
6位 錯乱坊主 らっきょう(ラ行)変格活用
7位 民川裕司 (だじゃれ無し イラスト)
8位 博多変態 バッター打ちました タクワーン
レフトらっきょうゾーンにホームラン!
9位 いもウコシ キムチホイホイ
10位 戦士・路 ラッキョウ!本田美奈子です!

そして、人気投票の結果は…。

人気投票の結果
順位 ペンネーム 得票数
1位 どんちゃん 583票
2位 博多変態 509票
3位 デッド・ケンジ 456票
4位 卓球小僧 432票
5位 錯乱坊主 378票
6位 原口一也 345票
7位 なお 301票
8位 いもウコシ 223票
9位 民川裕司 96票
10位 戦士・路 68票

 どうも募集時に「1位になる人に投票したらキーホルダープレゼント!」とか書いてたらしく
だじゃれの優劣というよりは単なる人気投票になったと、誌面でも嘆いていた。

 つーか、だじゃれすら書いてない民川氏が9位って…。

日本一

JBS2の6代目(1990年・バブル絶頂期w)で行われた企画。
「日本一の人物は誰か?」ということを読者に募集した企画。
得票数に応じてランク付けがなされた。
なんと応募総数は32081通を記録したが、本来「実在の人物」を募集したはずが
架空の人物とか会社名とかJBS常連とか、けっこう無茶苦茶だったりする。

ここでは、その時のランキング上位20位と、特にツッコミ入れたいランクイン者を紹介します。

順位 名前 得票数 順位 名前 得票数
1位 織田信長 1865票 6位 徳川家康 954票
2位 鳥山明 1801票 7位 中畑清 852票
3位 王貞治 1771票 8位 千代の富士 739票
4位 聖徳太子 1157票 9位 木梨憲武 708票
5位 桃太郎 969票 10位 長嶋茂雄 620票

織田信長と鳥山明が僅差。王貞治とか木梨憲武とか時代を感じる。
ていうか、桃太郎って実在の人物じゃねーだろ!!

順位 名前 得票数 順位 名前 得票数
11位 榎本36歳 575票 16位 美空ひばり 398票
12位 豊臣秀吉 563票 17位 手塚治虫 381票
13位 坂本竜馬 438票 18位 後藤広喜 363票
14位 横山智佐 415票 19位 堀井雄二 346票
15位 さくまあきら 409票 20位 ビートたけし 308票

局員が3人ランクイン。まあ、明らかに媚売りとウケ狙いが大半だろうな。
ちなみに後藤広喜とは、当時のジャンプ編集長である。

さて、ここからはツッコミ入れるためだけにチョイスした人を紹介しますよ。

28位 小森まなみ 181票 ← この頃から小森リスナーってけっこういたのねぇ。
30位 土居孝幸 145票 ← メイン4人の中では最低得票数だった(冷)
34位 竜王は生きていた 87票 ← JBS常連かよ! まあ当時の活躍は確かにすごかったが。
56位 週刊少年ジャンプ 45票 ← 人物じゃなくて雑誌名じゃねーか!!
60位 池谷くん 37票 ← ちゃんと「池谷幸雄」って書けよ!!(違うかもしれんが)
74位 ジャンプ放送局 30票 ← だから人物名じゃねーだろ!! ウケ狙いか!!
78位 JBSスタッフ 29票 ← ヨイショするのはいいけど、一人に絞れ! 「日本一」だろ!
81位 どんちゃん 27票 ← JBS常連その2。というかこの頃局員だったような気も。
92位 富士山 24票 ← 確かに日本一だが、人物じゃなくて山だろそれ!!
97位 暴風四郎 23票 ← JBS常連その3。奇跡の逆転優勝直後だったしねー。
122位 諸葛亮孔明 19票 ← 明らかに「日本人」じゃねーし。
132位 JBS読者 17票 ← 何人「日本一」がいるんだよ!!
186位 エニックス 13票 ← 会社じゃねーか! ていうか今はスクウェア・エニックスだし(関係ない)
197位 オバタリアン 12票 ← 全国に該当者がおりすぎます!!
214位 原始人 11票 ← こんなん書く奴が11人もいるのかよ!!
253位 知正一央 10票 ← JBS常連その4。ちょっと意外。
324位 日本人 8票 ← 投げやりすぎてサイコー!!

ミニマムを当てろ!

JBS2の7代目で行われた企画。
「誰ともかち合わない、最も小さな整数をハガキに書いて応募せよ!」というお題で、
要するに自分の書いた整数が、他の誰ともかぶってなくて、そして一番小さければ
勝ち! だったのだが…。

「整数」とは、実は負の整数(いわゆるマイナス)も含むわけで
要するに「マイナス10000000000」とでも書けば簡単に勝ててしまうわけである。
この場合は「自然数で一番小さい〜」にしとくべきだったのだが、時すでに遅し。
一応、真面目に整数を書いてきた人の中ではこういう結果になった。

数字 枚数 数字 枚数 数字 枚数 数字 枚数 数字 枚数
1 4115 6 241 11 469 16 271 180 4
2 1366 7 482 12 142 17 468 246 3
3 597 8 399 13 553 18 227 280 2
4 568 9 355 14 340 19 440 355 2
5 327 10 156 15 113 20 128 360 1

当然、「1なんか誰も書いてこないだろ」とたかをくくる人が多く、
結局1が一番多い枚数を集めてしまった。
きりのいい数字はみんなが狙ってくると思ったのか、全体的に見ても数が少なかった。
そして180にしてついに枚数一ケタ到達!! 数を増やすごとに徐々に少なくなり、
360にして「誰ともかち合わない整数(ていうか自然数)」に到達した!!

これも読者が多いJBSならではの企画だったが、「整数」を「自然数」と
書いていれば完璧だったのに。

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