さくまあきら氏監修の投稿ページ | |
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タイトル | しりつさくまがくえん 私立さくま学園 |
掲載雑誌 | 月刊OUT(1982年頃?) |
紹介 | アニメ記事を主体としたサブカルチャー雑誌(日本初のアニメ雑誌とも)である 月刊OUTにおいて、さくま氏が監修した読者投稿ページ。 文字ネタなどのギャグページが主体であり、当時としては珍しく単行本も発行された。 JBSスタート時にさくま氏はさくま学園の常連に投稿を呼びかけたため、 JBS初期の常連はさくま学園の常連が多い。 |
タイトル | ほしひゆま ☆比喩魔 |
掲載雑誌 | 月刊MEGU(1995年8月号〜1997年5月号) |
紹介 | JBS終了直前に、新しく創刊されたアニメ雑誌 月刊MEGUにて連載されたギャグ投稿ページ。 こちらも選考はさくま氏、ほかにも土居氏や榎本氏も関わり、 事実上JBSの後継投稿ページとなっていた。 コーナー名が「森羅万象」「心腹の友」「梅に春告鳥」など、 JBSよりちょっと文学的でシブい感じを受けるが、 掲載ネタはJBSと似ててけっこう下品ネタも多かった。 投稿者はほとんどが元JBS常連であり、3人の優勝者は 江渡孝行氏、錯乱坊主氏、江渡孝行氏(暫定)であった。 最初は暫定レースで5ヶ月、次から1レース1年で行く予定だったが、 1997年には1レースを半年に変更、途中で終了宣言をしたが、 最後のレースが終わるなんと1ヶ月前に、雑誌自体が廃刊になってしまった。 ゆえに最後の優勝者は「暫定」になったのである。 これ以降、さくま氏がギャグ投稿ページを監修することは全くなくなった。 |
タイトル | ちょこばなな チョコバナナ |
掲載雑誌 | 単行本:チョコバナナ(全16巻)1995年12月〜1998年9月 |
紹介 | JBS終了直前に登場した、さくま氏の自費出版イラスト誌。 単行本形式で出版された。基本は「ミスJBS」「ウルトラおもちゃ塾」などの後継。 最初の頃は、主にミスJBS常連への呼びかけに呼応する形で、腕自慢の絵師が集う まさに「ミスJBS」だけの単行本であったが、途中の5巻あたりでスタッフ総入れ替えした あたりから性質が変貌し、「チョコバナナから漫画家をデビューさせる!!」といった 急激な方向転換が行われた。それによって漫画が載るスペースは増大したが、 本来のメインであった1枚イラストは端に追いやられてしまった。 さくま氏は野望実現のために、チョコバナナ常連を東京に呼んで修行させたりしていた。 同時に、制作中であったゲーム「怪物パラ☆ダイス」「さくま式人生ゲーム」の キャラ募集を行っており、実際にイラストが使われたりしている。 中でも、チョコバナナ常連パープルウォームさんが「怪物パラ☆ダイス」の テーマソングを歌い、そのシングルCDが発売されたこともある。 (ちなみに作詞:市原真紀 作曲:関口和之(サザンのベーシスト)である) 結局チョコバナナは財政状況の悪化などが祟り、1998年に終了した。 その後も元常連さんは東京で修行していた人もいたりしたみたいである。 チョコバナナの功績かどうかはわからないが、実際に漫画家デビューした人も何人かいたりする。 |
週刊少年ジャンプの投稿ページ | |
タイトル | はれはれしょうがっこう ハレハレ笑学校 |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(1969年20号〜1978年52号) |
紹介 | ジャンプが週刊化された直後から始まった投稿ページ。 ギャグ企画を中心としていたが、一部ネタを読者から募集していた。9年間連載。 |
タイトル | ほっぷ・すてっぷ・じゃんぷ ホップ・ステップ・ジャンプ |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(1969年21号〜1969年26号) |
紹介 | 「ハレハレ笑学校」と並行して連載された読者ページ。 似顔絵や読者からのお便りを募集していたが、読者ページが重複しているため終了。 |
タイトル | びっくりぷれいたうん びっくりプレイタウン |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(1979年1号〜1980年26号) |
紹介 | 「ハレハレ笑学校」を引き継いだジャンプ読者ページ。 |
タイトル | じゃんぷかいぞくわーるど ジャンプ海賊ワールド |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(1980年27号〜1982年43号) |
紹介 | 「びっくりプレイタウン」を引き継いだジャンプ読者ページ。 |
タイトル | じゃんぷほうそうきょく ジャンプ放送局 |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(1982年44号〜1996年1号) |
紹介 | 別項のとおり。 |
タイトル | じゃんぽすと ジャンポスト |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(1996年3・4号〜1996年27号) |
紹介 | JBSの後釜投稿欄として登場したページ。 スタッフは漫画家で、JBS1の時に掲載経験のあったなかむら治彦氏。 ほか元投稿者をはじめとするスタッフ合計6人によって構成される。 日本を「北海道」「東北」「関東」「東京」「中部」「近畿」「中四国」「九州」の 8地方に分け、毎週1つのコーナーで4VS4地方のバトルを行った。 対決地方在住のネタ同士がガチンコ勝負し、スタッフがそれを審査して 勝敗を決めるという、なんとも複雑というか妙なシステムを取っていた。 優勝(MVP)は、一番勝ち数が多かった地方のトップがなった(ちなみに、きのうのジョー氏) 個人戦で一番勝ち数が多かったマリモ金魚氏はちょっと悲惨だった。 結局、しょせん個人の戦いである投稿に地方団体戦という概念を用いたこと、 対決という部分を重視するために、トータル掲載本数が少なすぎたこと、 そして何よりネタの平均レベルが一気に低質化してしまったことが JBS時代と比較して不人気となる原因となってしまい、 スタートから半年、1レースで終了してしまった。 後に「ジャンプ団」がスタートするまで、ジャンプ誌上では読者投稿ページが消え、 実に半年以上もの間の暗黒期が訪れてしまったのであった。 |
タイトル | じゃんぷだん ジャンプ団 |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(1997年2月〜2001年3月) |
紹介 | ジャンポスト終了後、しばらくの暗黒期を経て登場した読者ページ。 団長こと制作者は、かつてJBSで優勝したどんちゃんこと井沢どんすけ氏。 イラスト担当の石塚祐子氏と、謎のお手伝い中学生(途中から高校生) みやもとの3人で「集英社のジャンプ編集部に襲いかかる怪獣をやっつける 地球防衛団」って感じの設定で読者に「目撃情報」「必殺技」「助っ人」「便利アイテム」 などの募集をしてた(最初は)。 途中からだんだんと、JBSと同じようなスタイルでコーナーを設置してギャグを募集する ページに変貌していった。 こちらはJBSと同じ点数制個人レーススタイルで、もちろん一番点を取った人が優勝。 なお、各レースには「持ち点(だいたい2000〜4000ポイント)」があり、 ネタが掲載されると持ち点が減っていき(投稿者に与えられ)、なくなるとレース終了。 この持ち点設定は、レースごとにいろいろだった(怪獣のHPだったり、 みやもとの身長だったり、地球の海水量だったり、天下統一での石高だったり) けっこう好評で人気もあった読者ページだったが、2001年3月、10レース終了と ともに、「じゃんぷる」へと発展的解消を遂げる。 |
タイトル | じゃんぷる じゃんぷる |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(2001年4月〜2005年11月) |
紹介 |
「ジャンプ団」の後釜投稿ページ。制作者は「ジャンプ団」と同じく井沢どんすけ氏。 レース形式は以前通りだが、規定ポイント制(1レース4000ポイントとか)は廃止。 コーナーも名称こそ変わるものの基本的にはジャンプ団のものを踏襲。 要するによりJBSに近い形態となっている。 初期はジャンプ団の常連がそのまま(あるいはPNを変えて)活躍していたが、 やがてじゃんぷる世代の常連が多く登場し、全体的に平均年齢が低くなる。 平成生まれのベストテン入りが当たり前の時代になってしまった。 2005年11月、終了。全9レースの戦いであった。 |
タイトル | じゃんぷだましい ジャンプ魂 |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(2006年2月〜2009年5月) |
紹介 |
「じゃんぷる」の後継投稿ページ。制作者は相変わらず井沢どんすけ氏。 今度は石塚さんがイラスト担当からはずれ、かなりリニューアル。 コーナーの内容とかは本質的にあまり変わりないものの、 ネタに対するネット投票などを導入し、インターネット時代を反映している感じ。 しょこたんこと中川翔子をメンバーに入れてイメージアップ進行中。 中川翔子は6魂レースで卒業し、代わってみきPONこと林未紀を起用。
レースのサイクルは4ヶ月に1レースと、だいぶ短期決戦傾向が出ている。 |
タイトル | じゃんたまじー! ジャン魂G! |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(2009年5月〜2014年6月) |
紹介 |
「ジャンプ魂」を改称して発展的に登場した投稿ページ。 基本的な流れは「ジャンプ魂」と変わらない。 みきPONこと林未紀が引退し、代わりにモデルの栞ちゃんが登場。 4代目頃からアシスタントが市道真央(現M・A・O)になり、最終回まで務めた。
テレビ番組「サキよみ ジャンBANG!」とのコラボレーションを計画。 |
タイトル | ばとよん!!!! バトよん!!!! |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(2015年4月〜2016年3月) |
紹介 |
「ジャンプ魂G!」終了後、半年以上の投稿ページ空白期間を経て登場した ジャンプの新しい投稿ページ。かろうじて「磯部磯兵衛」よりは前に載っている。 これまでと違い、担当は新人編集の真鍋氏と戸谷氏となっている。
4コマ漫画を募集するという、今までとはかなり違うタイプの投稿ページである。 |
タイトル | すくーるおぶじゃんぷ スクールオブジャンプ |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ(2016年5月〜2017年10月) |
紹介 |
「バトよん!!!!」終了後に、スタッフを一新して始まったジャンプの読者ページ。監修はおげんき校長。 ネット配信を並行して行うなど、時代に合わせた斬新な企画を誇ったが、1年半で終了。 これ以降はジャンプに同一形式の読者投稿ページは存在しない。 |