ご 挨 拶

 全日本竹産業連合会がホームページを公開するにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

 全日本竹産業連合会(通称「全竹連」英名 Japan Bamboo Associetion : JBA)は、昭和35年、全国府県単位に存在していた竹産業界の組織体が 全国組織として誕生した連合体で、わが国唯一の竹産業界の連合組織体であります。

 さて、私たちの業界は、第二次世界大戦後、わが国の著しい復興にともない、住宅建築に欠くことのでいな い壁下地を提供し、また生活必需品として大量の竹材の需要に支えられ、活況を呈してきました。

 しかし、昭和40年代に発生したマダケの全国一斉開花枯死とともに近隣諸国からの竹材・竹製品 の輸入が始まり、わが国竹産業界は大きな痛手を負うところとなりました。加えて、昭和後期に襲った バブルの崩壊は私たちの業界に大きな打撃を与え、かつての栄華は夢のまた夢と消え去りました。

 こうした経緯の中で、全竹連は決してその時々の状況に押しつぶされることなく、連綿と地道な活動を展開 してきました。特に、昭和35年以来、毎年連続して開催してきた「全国竹の大会」 は、農林水産省林野庁のご支援をいただき、また開催地の府県並びに関連団体の強力なバックアップによって 継続開催できたことを誇りに思うと同時に、関係各位に深く感謝申し上げる次第でございます。

 全竹連では、竹製品の開発・竹文化の継承発展を目指した活動を展開するなど、全竹連の活動は幅広くなっており、 これが業界の発展・振興にかかる諸問題の解決と会員相互の連携を深め、 竹産業界に新しい展望が開けるよう努力していることころです。

 これからも、全竹連は常に中央官省のご指導を仰ぎながら、わが国竹産業の発展・振興のため、 互いに切磋琢磨しながら素晴らしい未来に向け一歩一歩進みたいと念願しておりますので、 関係各位の更なるご指導とご協力、ご声援をお願いする次第であります。

 ここに公開した私たちのウエブサイトを通じ、皆様の更なるご支援を期待して止みません。

  平成31年4月18日

全日本竹産業連合会  会 長   御 池 寅 男 


「Top ページ」