【笹(竹)紋】
竹に雀を取り合わせたのは、梅に鶯を取り合わせたのと同じであり、早くから鑑賞されていたように思われる。
・・勧修寺家一門、すなわち公家がもちいた雀は、いずれも三羽であるが、上杉氏や鳥居氏、すなわち武家のもちいたものは二羽に限られているようである。そして二羽を有するものは、一羽は口を開き、一羽は口を閉じているのが故実となっている。
・・「見聞諸家紋」を調べてみると・・上杉家の竹に雀は、いずれも右側のものが口を開いている(沼田頼輔著「日本紋章学」)

竹に雀は勧修寺家の代表家紋で、これから出た諸家は皆竹に雀を用いた。この紋章は近衛家の牡丹についで名誉あるものとして扱われたため、やたらな家で使うことがなかった。勧修寺家よりこれを贈与したものは、長尾・伊達・最上などの有力豪族に限られ、これを贈られた武家の用いたものは、いずれも二羽の雀紋となっており、公家の三羽雀と対照を成している。(参考文献:「日本姓氏紋章総覧」)
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米沢笹 九枚笹に
対い雀
丸に根笹 柳生笹 松竹梅竜胆

篠笹竹の丸 丸に
二本竹に笹
松竹梅 上杉家笹 勧修寺家笹 丸に九枚笹
紋割方作図


** 関連 **
変わり竹丸に
パンダ


紋割り手法で九枚笹を作図する一例 (2016.4.14)

「日本紋章大図鑑」(新人物往来社)に掲載されている京都紋章工芸協同組合の紋上絵師の研修テキストの九枚笹の紋割り図、並びに「江戸紋章集」の九枚笹の紋割り図参考
基本円の上下で三ツ割すると その三ツ割点を結び
上下の正三角形を描く
・同心円を描く
中心:基本円の中心
半径:上下の正三角形の交点まで
・基本円の三ツ割点に内接する小円を三つ描く
左側の葉を描き それを右側に反転複写
(私はPC作図なので「上の三枚の葉」を作図して、それを120度回転複写した)

素描完成 石持ち地抜き九枚笹 九枚笹 江戸紋章集
紋割図
日本紋章大図鑑
京都紋章上絵師の
研修テキスト

九枚笹の紋割方による作図例

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