【浪(なみ)紋】
波が押しよせ、ひきよせる。そのくり返しは、あたかもダイナミックな用兵作戦に相似するため、この紋は戦国武将に愛好された。(中略)青海波は江戸の漆師・青海のデザインで、数ある紋章中で作者名の判明したのはこの青海波のみ。(伊藤幸作編「日本の紋章」)
江戸時代に青海波という模様がはやった。これは元禄時代、当時の漆工師青海勘七が案出した図案である。/青海波とは雅楽の曲名であるが、それは舞うときに青海波の模様の下襲(したがさね)の袍(ほう)を着るからである。渦を四分したような波の連続文様であるが、文禄の頃、青海勘七がとくにこの文様を広めた。(丹羽基二著「家紋百話(下)」より)/
浪に源氏車は片輪車(かたわぐるま)によった紋です。昔の牛車は木製ですから、車が乾燥するとがたついてしまいます。それで、ときどき車を外して川にひたすのです。川の中一面にひたされた車が並ぶさまを模様にしたのを片輪車と呼びます。(泡坂妻夫著「家紋の話」)
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<関連>
丸に青海波の作図(紋割りから作図していない為、課題が残っている)
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