【稲妻(いなずま)紋】
古来より稲は雷によって孕むとされた。つまり孕む稲を妻としているのは雷であるということから稲妻の名称となった。稲妻紋はイナビカリが幾何学的に折れながら光っている様子を文様としたものである。しかし、古代ギリシアではメアンダーと呼ばれる同種の文様があり、古代中国の青銅器などにもこの文様が見えることから、雷に因むネーミングよりも先に文様が存在していた可能性もある(高澤等著「家紋の事典」)
稲妻とは雷、電(いなづま)の意。稲のことをスズキとよんだのは鈴なりの木だという予祝的な語。・・鈴なりに成ってほしい素朴な願望は、大地を母体とみて、稲穂の実には孕ませる夫(つま)が必要となった。天神が通い夫(つま)と見立てられた。つまり、電光によって夫(つま)は稲穂に通い、穂を鈴なりに稔らせるというのである。八月の盆すぎから九月中頃にかけて稲妻の光る年は豊年といういい伝えがある(能坂利雄著「日本家紋総覧」)
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