若年脳損傷者ネットワーク 
 



 知らせたいこと

   1.植物症への誤解

   2.“復権”のために

   3.みんなの問題


 回復を阻むもの

   1.思い込みに気づく

   2.法制度による問題

   3.21世紀を生きる


 ネットワーク

   1.ごあいさつ

   2.こころを支える詩

   3.日常をつないで


 “まるごと”の支援

   1.後遺障害の全体像

   2.回復の途上

   3.原因だけでなく
       結果だけでもなく

   4.議会の質疑/取組み

 
   発表資料







                          植物症からのリハビリテーション  植物症とは  誤 解  予 後  復 権


★★ 植物状態/植物症への誤解 ★★  

 
脳にダメージを受けて昏睡になると、呼びかけられても揺すられても醒めないことがある。
ドラマの「○○さん!わかりますか?」というシーンが、急性意識障害だ。 
2週間以上経っても、昏睡から醒めないと、カルテには遷延性意識障害と書かれる。 
そのうちに目を開ける。覚醒した!
「○○さん!わかりますか?」と呼びかけられて返事をする。うなづく。
周囲の人は言う。ああ気がついた。意識が戻ったと。
肝を冷やしたハプニングは終わり。
脳にダメージを受けて、いったん昏睡となっても、多くの人はコレで終わる。
 
目を開けた。覚醒した! ……でも
周囲に何が起こっているのか認知できない状態になることがある。 
名前を呼ばれても、手を握ってみろと言われても、理解していないように見える。
これが「植物状態」だ。
一定期間続くと「遷延性植物状態(植物症)」と呼ばれるようになる
……“脱却した”と確認されるまでは、ずっと。
 
植物症と診断された患者が、その後
「どのくらいの割合で、いつごろ」 “脱却している”のかを、知ろうともせず
「植物状態からの回復は稀」などと知ったかぶるのは、科学的態度だろうか?
「自分が知らないでいる」ことと、「回復の見込みはない」こととを混同するのは
                             あまりに軽率すぎないか? 
 
「植物状態からの回復は稀」と思いこんでしまう前に
                              希望を失ってしまう前に
                            可能性を諦めてしまう前に
                                         ⇒ 知ってください