暮らしの歳時記(91

二地域居住、8年目。

二地域居住を始める一年前に中古の物件を購入しての横浜と伊豆高原の二地域居住、8年目に入りました。早いものです、まさに光陰矢の如しが実感です。都会ではできない自然の中での暮らしを楽しめる別荘での生活もだいぶ板についてきました。最初は何も分らず、ご近所の先住民(?)に色々と教えていただきながらの生活でしたが少しずつ自分のペースを作れるようになり、季節に追われる生活から季節との折り合いを楽しむ生活になってきたと思います。DIYでのテーブル等の製作、芝庭、庭木の剪定、草花そして野菜の育て方等々、あれこれ思案し、楽しみながらの8年間、戸惑いながらも何とか生活できています。それでも過去を振り返るとなんとまあ、進歩のないことかと思いますが、格好よく言えば別荘での生活は昔の言葉で花鳥風月、季節の移ろいにあわせての作業を楽しみながら自然のすごさを感動と驚きをもって体験できる生活です。都会での生活は地球上の一生物の枠を超えて我が物顔に振舞う人間の社会活動が幅を利かせますが伊豆高原での自然との付き合いでは勝手が違います。この勝手が違うということがいいんですよね。自然界には人間には如何ともし難い時間軸がありますし自然は人間の驕りを自覚させてくれます。自然界の中では人間なんぞはほんとにちっちゃな生き物なんだよ、ということをね。その気になればどなたでも出来る二地域居住ですが、少なくとも月に10日以上は滞在する伊豆高原の別荘、伊豆高原での生活は非日常ではありませんので、朝、目が覚めた時、ああ、今日は伊豆高原なんだとか、横浜なんだとかね、どちらも生活の拠点ですのであわてることは何もないのですが、たまにあります。これからも少しずつ生活の幅を広げ、日本の四季の移ろいを楽しみたいと思いつつ、人間の小ささを肝に銘じ、自然界の営みと折り合いをつけながら日々の暮らしをゆったりと過ごしたいものだなと思う伊豆高原での四季折々の日々です。


2009/11/29記

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