暮らしの歳時記(87)

ちょっぴり渓流釣りの話。

9月も終わり、狩野川水系の渓流つりのシーズンが終わりました。伊豆半島にはたくさんの川がありますが10月末まで釣りができるのは一部の川だけです。私が年間の遊漁証を購入しているのは狩野川水系の鑑札です。伊豆高原に別荘を購入する前からの渓流釣りですが一言で言えば15年前とは様変わりですね。数年前の台風での大雨で渓相がすっかり変わってしまい、釣れなくなってきました。毎年、遊漁証を購入する店の主人との話しでも変わりましたねとの意見では一致しています。渓相がいい方に変われば良かったのですが岩と共に大量の砂が流され釣り人にとっては好ましくない状況になってしまいました。大量の砂、全国でたびたび報道される植林の適正な伐採が出来ずに放置されて雨で崩れるというパターンが伊豆半島でも見られます。アマゴは岩魚と同じように岩や石につきます。伊豆半島の川での釣りはアマゴです。私は狩野川本流で竿を出すことはほとんどなく本流に流れ込んでいる何本かの支流での釣りを楽しんできました。遊漁証を取り次いでいる店の主人の話では絶対釣れないといやな人は解禁後の1、2週間を楽しみ、6月に解禁になる鮎つりをするのだそうです。私は釣れるに越したことはないのですが釣れなくとも竿を出して糸を流しアタリを楽しめれば満足です。アマゴのアタリ、まさに魚信という言葉がぴったりの感触です。釣りをしたことがない人にこの感触を正確に伝えることは出来ませんが釣り竿の穂先の太さが0.6mmほどの細い穂先と釣り糸を伝ってコツコツとアマゴが挨拶(餌を銜えて)してくるという表現がいいかもしれません。よく来たね、お前さんなんかには釣られないよ、と餌捕り上手のアマゴの挨拶ですがね。川の瀬で流せばグッと銜えてすーっと流れに逆らってアマゴが走る時の感触もいいものです。釣りシーズン終了、来年の解禁まで元気で過ごそうと思っている伊豆高原での四季折々の日々です。


2009/10/4記

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