暮らしの歳時記(82)

別荘は訪れないと荒れ放題。

伊豆高原と横浜の二地域居住の我が家ですが、暑くなるこの季節、伊豆高原はいいなとほんとに思います。周囲に樹木が多いせいで日が陰り始めると本当に涼しくなってきます。ほっとしますものね。我が家では夏、エアコンを冷房用として稼動させることはありません。まあ、冷房無しで過ごせると言う事ですね、伊豆高原は。話し変わって、夕涼みを兼ねて散歩に出かけますと、忙しい世の中のせいかどうかは分りませんがしばらく訪れていないらしい荒れた家屋と庭が多く見られます。定住者が多い地域です。せめて道路に面した垣根だけでもきれいにできないものだろうかと時々思います。別荘の管理センターにクレームをつけると、荒れた家屋の所有者にはそれなりに連絡はしているそうなのですが難しいのだそうです。開発されてから40年以上が経過している別荘地ですので最初の所有者からは二代目、三代目となっていると思います。開発当初の別荘の所有者は医者、弁護士、会計士等、先生方が多かったようです。我々庶民が別荘を所有している今とは時代が違います。当時の別荘族は本当にきれいにしていたそうです。最初の所有者たちが高齢化し、ご子息が遺産として相続したりします。このご時世です。皆、忙しくて別荘を訪れるどころじゃないという現実が目の前に立ちはだかります。とは言っても親の家、なかなか手放す訳にもいかず中途半端になって荒れ放題となってしまうんですね。思い直して修繕し庭も手入れしてみても続きません。先日も久しぶりに来ているな、この家、という荒れた別荘の側を通り過ぎようとしていた時のことです。荒れ放題の庭の雑草を払おうにもあまりのすごさに家族が竦んでいるんですよね。私の見立てでは素人では最早、手に負えません、植木職人の出番と思いますが人さまにそんなことは言えませんので、まあ、頻繁に来るようになればここもきれいになるな、と通り過ぎ、各家庭、それぞれの思いを抱いての別荘暮らしなんだと思う伊豆高原での四季折々の日々です。


2009/7/26記

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