
暮らしの歳時記(65)
巣箱の掛け替え。
伊豆高原の我が家、小さな庭に4個の野鳥用の巣箱を掛けています。巣箱は8m以上の間隔にしていますのでどの巣箱にも野鳥が入ってくれる可能性があるようにしています。伊豆高原ではシジュウカラ、ヤマガラ、スズメが巣箱を利用して子育てをします。今年の春、子育てに使われた巣箱を外して巣箱の中を清掃し、同じ場所に掛け替えます。今年、ヤマガラが二度使った巣箱の清掃をしていた時のことです。樫の木にシジュウカラが来て巣箱の清掃を眺めていました。私:やー、元気かい、今年は君たちじゃなくヤマガラが二度も入ったよ、この巣箱に。シジュウカラ:そうなんだよね、俺たちが絶対使おうと決めていたんだけどね。なにしろ、この巣箱が掛かっているヤマモモの木はいい具合に枝が張り出していてカラスからの被害も免れるし、エサを運ぶたびに巣箱から海も見えるしロケーション抜群の最高の巣箱だもんね。実は俺たちが最初に巣箱に巣の材料を運んだんだよ。そしたらヤマガラの奴らが乗っ取ったって訳さ。悔しいけど奴ら、かなり強引だったんだよ。私:うーん、そうだったのか、でも人間がここは君たち、とか決められないんだよね。申し訳ないけど。でも他の巣箱を使って無事、子育てしたんだろう。シジュウカラ:うん、道路わきの樫の木の巣箱を使わせてもらったよ。巣箱にカラス除けをつけてくれてありがとう。あれ、いいよね。カラスが巣箱に近づけないものね。私:それはよかったね、確かに今年はカラスの姿を見かけなかったね。去年はひどかったからね、カラスが多くて。カラスを怖がって二個の巣箱が巣の材料をかなり運び込んだ後に放棄されちゃったんだよね。今年はしっかりカラス対策したと言う訳さ。よかったね。野鳥たちは12月中旬から来年の子育てのための巣箱の品定めを始めるのだそうで来春の彼らの子育てを想像しながら巣箱の清掃、掛け替えをする伊豆高原での四季折々の日々です。
2008/11/23記
トップページへ戻る Copyright(C) 2007 Kunisan All Rights Reserved.