暮らしの歳時記(63

風とのひと時。

伊豆高原の我が家、横浜と比較するとここは風が強いです、海風ですね。隣家の以前の住人の方も現在の住人の方も強風が吹くと家が揺れて地震が来たように感じるとおっしゃっています。家の造りが柔なんだと思いますが。そんな強い風が吹くこともある伊豆高原、今日は心地よい風に吹かれながらの風とのやり取りです。風は風自体には姿もなく不思議な存在なのですが我々が外に出れば誰でも感じることのできる自然の中での空気の動きです。私:あのさー、今年は台風が来ないよね、台風は風である君の親分みたいなもんだと思うんだけど、どうしちゃったんだろうね。風:うん、俺もね、今か、いまかと親分の到着を待っていたんだけどね、今年は遠出はしないと決めたみたい。私:おかげで晩夏から今まで、我が家の花たちは大喜びだよ。風:親分のことは差し置いて、俺たちってさ、四季折々、季節を感じてもらう大事な役目をちゃんと果たしてるだろう。私:そうだね、季節の初めの風は初風、春は春一番、夏は薫風、秋は野分、冬は木枯らし一号ね。風:そうだろ、お前さんも我々を使ってよく話をするよね。私:そうね、風の便り、風評、風流、風を切って、そして神風、等々たくさんあるね。風:まあ、お前さんに風雅はとても似合わないけど、せめて風流に一歩でも近づけたらいいね。秋風が立つ、なんてのは俺もごめんだよ。私:うん、気をつけるよ。ところでさー、お願いが一つあるんだけど聞いてくれるかな。風:何なの、俺でも出来ることなら協力するよ。私:今年ももう少しで皇帝ダリアが咲くんだよ。皇帝ダリアが咲くまでなんとかそよ風程度で我慢してくれないかなと。風:分った、と言っても親分次第だな。私:うん。そよ風と言ってもここの風は強いですが台風のない今年、伊豆高原の花たちは朝な夕なに気持ちのいい秋の風を受けて元気にしてるよな、と思う伊豆高原での四季折々の日々です。

2008/10/26記

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