
暮らしの歳時記(46)
大室山の山焼き。
大室山の山焼きは700年ほど前から続く伊豆地方の伝統行事なのだそうですが最近は観光行事として毎年2月の第2日曜日に行われています。今年は例年になく積雪が多く、雪が解けず2月10日の予定が延期に次ぐ延期で3月2日の予定となりました。近くに住んでいながら一度も目前での山焼きを見物したことがなく、昨年も遠くからうわーすごいなと眺めておりました。山焼きは30分ほどで終わりますが風向き次第では天まで昇った萱の燃えカスが別荘に降って来ます。今年は目前での山焼きを見たいと思い、山焼きの予定を確認しながらの別荘通いです。2月8日、久しぶりに電車で伊豆高原駅へ向かい、駅から桜並木の通りを徒歩で別荘に向かって歩き始めました。大室山の全景が見えるところまで来てびっくりです。まだかなりの残雪で山焼きできないなと思いながら通りのひもの屋さんで買い物をし、山焼きどうなんでしょうと聞いたら山焼きの神事は予定通り2月の10日に行い、山焼きは2月17日に延期になりましたとのことで、やはり無理かと思いながら別荘に到着しました。自分の目で確かめようとその日の午後、大室山の麓の桜の里へ出かけました。2月17日の予定も再延期の可能性大だなとの印象でしたね。予想通り、2月17日も駄目、24日もだめと再再延期で3月2日というわけです。今回の3月2日のアナウンスには3月2日が延期になった場合は条件のよい日に山焼きを行うこととし曜日は問わないということでした。「大室山山焼き保存会」の皆さんの雨乞い(?)の効果もあり、3月2日、前日までの強風が嘘のような無風状態の好天で山焼きが行われました。めらめらと萱が燃える音と熱、いいですねー。一見の価値ありです。3月に入れば芽吹きはもうすぐです。全山真っ黒に焼き尽くし害虫駆除完了、一気に春よ来いという感じになりました。自然相手の山焼き、目前で見て興奮冷めやらぬ伊豆高原での四季折々の日々です。
2008/3/2記
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