
暮らしの歳時記(44)
QOLを考える。
QOL(Quality of Life),最近では医学用語的に用いられることが多いのですがQOLが話題になり始めた頃の非物質的な豊かさ、つまり充実感や満足感を持った生活という定義で話を進めます。「仕事、やーめた」といって5年が経ち、ようやくこんなものかなと言う生活に落ち着きそうな今日、この頃です。といっても、今の生活が決して豊かさを実感できるレベルにはないわけで私の性分としては少しずつでも良い方向に、とつい思ってしまいます。それでも「まあ、
いいか」という落とし所を見つけても許されるところが仕事とは決定的に違うところです。「まあ、いいか」のおかげでどんな少しでもいいからが微視的なレベルに留まっている可能性もあり、他人から見れば「変わんないね!」との一言でやっぱり私のQOLは向上していないんだと思い知らされることが多いのです。特にライフスタイルが私と異なる人たちからはそう言われても仕方ないので、これは納得です。そうはいっても四季折々の花、旬の野菜、野鳥等々と関わっている私です。ようやく季節の移ろいと時間軸を共有できるようになってきてガーデニングにしても家庭菜園にしても、ちょっと余裕を持ってつき合えるわけで今年も昨年+α程度のことはできるだろうと思っています。つまり土いじりの範囲ではほんの少しずつですがQOLの向上は見えています。「頑張る」という文言を辞書から削除したわたしです。当たり前のことを当たり前にやることが大変な世の中ですので、ほんの少しのレベルアップでほんの少しの余裕が生まれるという生活が一番なのかもしれません。ですが、辞書から「面倒くさい」という文言も削除した私です。漠然としているのですがちょっと余裕ができたためか、「何か、違うんだよなー」と思い、環境にやさしいちょっと不便な生活を楽しむ算段を企む伊豆高原での四季折々の日々です。
2008/2/3記
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