
暮らしの歳時記(40)
日陰に強いヤツデ。
どこの家の庭にもあるヤツデ、ウコギ科の常緑低木です。横浜から伊豆高原への海沿いの道、雑木林に自生しているヤツデを見ることができます。大きくなるんですね、本当に、びっくりしました。植物図鑑で調べたら5〜7mにも成長するんだそうで雑木林のヤツデも自然の姿そのままに伸び伸びと成長しただけのことで、彼ら、ヤツデに言わせればなんでびっくりしているの、というところでしょうね。我が家の北側の庭の日当たりの悪いところにあるヤツデ、
成長して花が咲き何年か後に1.5m位になると根元から切られてしまいます。そのころには根元からは新芽が成長しており、その幹が伸び、花が咲き、また切られるの繰り返しです。ヤツデにしてみればすぐ側に植えてある同じウコギ科のカクレミノが5m以上にも成長させてもらっているのに、なんで俺は切られちゃうんだよと言いたいでしょうね。皆さんもご存知だと思いますがカクレミノは成長するにつれ幹も太くなるのですがヤツデの幹は太くならないですよね。風が吹くと団扇のように大きい葉を前後左右に揺らせます。小さな庭には自生のヤツデのように伸び伸びと言う訳にはいきません。それでも日当たりの悪いところで一所懸命に育ってくれるヤツデ、花が少ない寒い時期によく見ると本当に綺麗な花が咲き、人間にとっても昆虫にとってもありがたい植物です。蜂の名前は知りませんが蜜を吸いに集まります。そのおかげで受粉し春には実がなるヤツデですが何年か後には葉が茂りすぎて切られてしまいます。多分、どこの家でも同じだと思うのですがいかがですか。ヤツデは丈夫な植物で我が家には実生のヤツデが8本もあります。大きな葉を付けるため、下草が生えませんので雑木林の自生のヤツデのように伸び伸びと、という訳にはいきませんが今の時期に花を咲かせるヤツデ、いい奴だとかわいがってる伊豆高原での四季折々の日々です。
2007/12/9記
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