
暮らしの歳時記(38)
庭木とのやりとり。
樹木の剪定の季節です。この時期になると、我が家の庭にはなんでこんなに大きな木(大きくなる木)が沢山、植えてあるんだろうと思ってしまいます。前オーナーが庭師の言いなりに植えた庭木、毎年少しずつ大きくなっています。通常であれば植木職人の出番です。庭師の陰謀通り、稼げる庭です。私がオーナーになってからは私が手入れしています。通りがかりの植木職人から、木から落ちるなよと言われながら。ヤマモモ、マテバシイ、いろはモミジ、シラカシ等々、
木登りしての剪定作業です。世が世なら(?)これらの樹木は、我が家の小さな庭ではなく森のような公園や庭園に植えられ、自由奔放に伸び伸びと育ち、10〜15m位には育っているはずの木々たちです。今日は庭木を代表して、私が2日がかりで剪定するヤマモモ(写真)とのやりとりを紹介します。今年も切るね、と私。あー、もうそんな季節かね、と常緑樹のヤマモモ。我が家のヤマモモは雄で実が生りません。ヤマモモ:ここは日当たりもいいし、空気も綺麗だし、もうちょっと大きくなりたいんだよなー。私:そんな事言ったって、私が手入れできる限度の大きさってあるんだよ。ヤマモモ:うーん、まあ、確かに俺も勝手気ままに手足を伸ばせるだけ伸ばしちゃったから日陰になってる枝も多くなり、風通しも悪くなってるよね。そのうえ、野鳥の巣箱の回りも枝が張り出して、このままでは来春のシジュウカラの子育てができないよな。しょうがないな。私:そうだろう、枝ぶりを見てもらえるお前は幸せもんだよ、山の中にあったら誰も見向きもしてくれないんだから。ヤマモモ:わかった、枝葉の日当たりをよくして、来春からまた、自由に手足を伸ばしても良いようにしてよ。とのやりとりのあとで、どこから手をつけようかと森のように育ったヤマモモの木を見上げながらの伊豆高原での四季折々の日々です。
2007/11/11記
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