
暮らしの歳時記(24)
渓流つり釣行記。
春、たけなわですね。山野の木々が芽吹き始めると渓流つりのシーズン到来です。伊豆のアマゴの渓流つりは3月1日の解禁から9月30日まで続きます。3月初旬の渓流つりは解禁を待ち構えていた釣りキチたちがどっと押しかけ、解禁に合わせて渓流に放流された何の警戒心もない成魚を2週間程であっという間に釣りきってしまいます。私は解禁当初の喧騒が収まり渓流本来のゆったりとした静寂を取り戻した渓流に出かけることにしています。今春は忙しかったため、4月も半ばになってようやくの釣行でした。狩野川水系の支流が私の主なフィッシングフィールドです。別荘からは30〜50分程で釣り場に到着します。車を止め、フィッシングギア、といっても私の釣りはミャク釣りで釣り糸に目印をつけて川の流れに合わせて餌を流す釣りですので凝った小道具は必要ありません。川に向かい渓流の流れの音が聞こえてくると自然と足早になります。小さい頃、遊びに出かけて目的地に近くなると小走りになるあの気持ちです。もうすっかり子供の頃の気分です。アマゴはとても警戒心が強く、そして利口な魚ですので簡単には釣れません。それでも渓流の上流に向かって次々とポイントを変えながら釣り糸を流していきます。アマゴのアタリはまさに魚信なんですよね。繊細な竿、糸を伝ってコツ、コツと伝わってくる魚信がたまりません。小さいな、あっ、釣り落としたなどといろいろありますがどうしたらアマゴを騙せるかあれこれ考えながらの渓流釣り、時間が経つのが早いんですよね。今回の釣行も山桜を見、ウグイスの声を耳にし、アマゴとの駆け引きを楽しみながらの約5時間のアクティブフィッシングでした。今回はわずか一尾の釣果でしたが全く釣れないときもあり24cmの大物(写真)に満足です。帰路、遊漁券取扱所に立ち寄り、店の主人と釣り談義をしながら年間券を購入し、次はいつにしようかなどと早々に考えながらの伊豆高原での四季折々の日々です。
2007/4/22記 Copyright(C) 2007 Kunisan All Rights Reserved.
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