
暮らしの歳時記(23)
日本の春は格別ですね。
伊豆高原でガーデニングを始めて4度目の春を迎えましたが年毎の気候の変動も大きく毎年、違う春を楽しんでいます。特に今年は暖冬だったため庭の花たちもいつもより開花の時期が早いですね。伊豆高原の桜は三月が寒かったこともあり三月の中旬までは大分先だなと思っていましたが三月末頃の急な暖かさで一分咲き、三分咲き、七分咲きといった感じであっという間に咲きましたね。桜の木も目まぐるしく変わる気候に振り回されて、さぞ大変だっただろうと
思います。まあ、人間たちが桜の開花予想で民間の予想が官の予想に勝ったのどうのという俗世間の話には乗ってこないでしょうがね。ふっと思ったのですが我々日本人が当たり前と思っている日本の春の模様は格別ですよね。咲き誇る桜と野山の花木、草花が競うように一斉に芽吹き、数え切れないほどの色とりどりの眩しいばかりの新緑で野山を彩る春、加えて人間社会では新学期が四月からということもあり会社では新人社員の入社式も行われる春、ちょっと大袈裟に言えば物事全てが新しい気持ちでスタートするような雰囲気ですよね。もっとも、春っていいな、それならば諸々のことをこの時期に始めようとの風流な考えで日本の物事が四月から動き始めると決めたわけではなく、明治時代に英国の制度に倣った会計の新年度が四月だったことから学校も補助金、予算等の関係で段々と会計年度がスタートする四月に合わせていって現在のようになったようですね。味も素っ気もない話ですが。それでも結果として、色々なことを始めるには春はいい時期ですよね。日本人に生まれて良かったとしみじみ思います。我が家の庭もいつもなら桜が散り始めてから咲き始める枝垂れ桃が桜を追い越して咲き始めたということもありましたがなんとかうららかな春を迎えることができて今年もいいことがあるといいなと思っている伊豆高原での四季折々の日々です。
2007/4/8記 Copyright(c) 2007 Kunisan All Rights Reserved.
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