暮らしの歳時記(18

久しぶりにしくじりました。

 伊豆高原での生活にも慣れてきてちょっと時間が取れるようになり生活(遊び)の幅を広げてみようかとスクーバ・ダイビングのライセンスを取得することにしました。毎日、海を眺めながら(写真)海中の様子はいかがなものかと想像する世界から体験する世界への挑戦です。そう、ジャック=イヴ・クストーの世界です。スクーバの発明者の一人でもあるクストー氏が我々に見せてくれた世界を我が物にしようと思ったわけです。とはいえ、陸上のみの生活が長い私、近所のダイビングスクールのインストラクターに相談しました。大丈夫ですよ、ダイビングは結構、疲れますけどと言いながら、お年寄りダイバーの話をしてくれました。「明日、ゲートボールをするので今日のダイビングは軽めにやりたい」と言いながら楽しんでいますよと。そんな話の後、講習を申し込み、送られて来たDVD,テキストでの学習を終了し、後日、さあ、限定水域(プール)での講習ということになりました。ところがです。インストラクター曰く、初めはこんなもんですよといいながらなのですが、これがなかなか思うようにいかないんですよね。そうするうちに疲労感に襲われちょっと一休み。休憩後に再開しましたがどんなストレスが働いたのか不明ですが吐き気をもようし、中断し、あっけなくギブアップしました。体調万全で臨んだ講習でしたので私の脳の嘔吐神経をなにかが刺激したのだと思います。原因は不明ですが。帰り際、70歳前後とおぼしきおばあさんが嬉々として今日3回目のダイビングの準備をしているのを横目に見ながら海洋公園をあとにしました。おばあさんでも身体障害者の方でもできるスクーバ・ダイビングですが私の体が拒否反応を示したのではどうしようもありません。それでも、スクーバ・ダイビングの話には充分ついていけるだけの知識も得ましたし、トライしての失敗ですので納得です。帰宅後、クストーの「沈黙の世界」のDVDを見ながら「しょうがないな」とコーヒーをすすり、ぼそぼそと独り言してる伊豆高原での四季折々の日々です。

2007/1/28記             
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