暮らしの歳時記(15

寒さを楽しむ冬仕度です。

 温暖な伊豆高原とはいっても当たり前ですが冬は寒いです。主暖房は別としてせっかくの別荘生活、2年前のことですが都会とは一味違う暖の取り方は?と考え、囲炉裏付のテーブルがほしいということになりました。家具店、デパートそしてWeb検索、いろいろ見て廻りましたが気に入ったものが見つかりませんでした。自分は何が欲しいんだろうとじっくり考えた結果、DIYで好きなように作ればよろしいということになりました。とは言っても持ち合わせの日曜大工道具で作るにはデザインの制約が多く、久しぶりにじっくり考えましたね。製作中も家具職人さんてすごいなと感心しながらの作業でした。完成したテーブルは桐材の八角形で4〜5人がゆったりできる大きさで中心に囲炉裏(写真)があります。冬以外は囲炉裏に蓋をして普通のテーブルとなります。テーブルの周りにラタン(籐)の回転椅子を置きイメージ通りの物ができたと喜んでいます。今年も朝食前に炭を熾し茶釜を載せてゆったりした時間を楽しみ始めました。朝食後の静かな時間、籐椅子に座り赤くなった炭火をぼんやり見ているとやわらかい輻射熱に加えて沸々と沸く湯が茶釜を振動させていい音が聞こえるんですよね。なつかしい昔の音のような気がします。寒さを忘れさせてくれる一瞬ですね。ああ、湯が沸いたなと茶釜の蓋を取り、柄杓で湯をすくって急須に注ぎお茶をいただきます。炭火を熾して茶釜の湯が沸くまで約30分ですね。炭を継ぎ足したり水を継ぎ足したりと、結構手間がかかり部屋も汚れる小さな囲炉裏ですが都会ではなかなか出来ないですものね。ゆったりとした時間の流れを楽しめます。去年の冬はホームセンターで炭が品切れになるほどの厳しい寒さでしたが今年の冬はどうなんでしょうね。我が家の庭の花たちは例年通りを期待していると思いますが我が家の人間は暖冬だといいなと思っている伊豆高原での四季折々の日々です。

2006/12/17記
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