暮らしの歳時記(8)

   春、夏の野菜の収穫がほぼ終わりました。

 我が家の家庭菜園もフルーツトマトを除き、去年の秋に種まき、植え付けあるいは今年の春に苗を植えつけた野菜の収穫が終わりました。種まきあるいは苗から収穫まで3ヶ月から9ヶ月の期間楽しませてもらいました。上手にできたものもあれば枝豆のように全く収穫できなかったものもあります。
今年は春からの長雨、長梅雨で大変でした。農業を生業としておられる方々の苦労の一端を窺い知ることができるのもささやかながら季節ごとの野菜を家庭菜園で育てているからこそと思い、社会の一員として一事象を共有できる喜びも味わうことができ野菜作りもいいものだなと思います。
もっともこれが天候に恵まれ、豊作であれば万々歳なのですが。いや、そんなことしなくともスーパーで高騰する野菜を手にするだけで十分、一事象を共有できるという方もおられることは承知の上でのことですが。
 実は我が家のような家庭菜園で簡単に野菜ができるのはひとえに農業に携わる先人達の知恵と経験の積み重ねの賜物なんですね。時あたかも情報化の時代、かろうじて時代遅れにならずに生活している私、野菜の育て方をインターネットで検索して多くの情報を手にし、土のつくり方も含めて情報を有効に活用すればそこそこの収穫にありつけるわけです。先人達の知恵のかたまりを全て理解することは不可能ですが少しずつ分かるようにはなってきています。
近くのホームセンターで販売されている種苗も園芸業者の長年の経験から伊豆高原での家庭菜園に適したものを園芸業者が選んでくれているわけです。ですからそこそこのものができて当然なのですがそんなに簡単じゃないんですね。我々素人は情報があっても行間が読み切れません。今年のように天候が不順な年はなおさらです。
まあ、先人達への感謝と今年前半の反省を踏まえ、秋の種まきの準備やら土の掘り返しをしながら晩秋の収穫、来春の収穫を楽しみにしている素人百姓の伊豆高原での四季折々の日々です。


2006/9/10記             Copyright(C) 2006 Kunisan All Rights Reserved.


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