暮らしの歳時記(1)


   野鳥の子育てが終わりました。
   
 我が家には野鳥の巣箱を6個、家の周りに掛けています。2個か3個の巣箱にシジュウカラ、ヤマガラ、スズメのいずれかが入ってくれます。野鳥は前年の12月ごろからどの巣箱にするかを下見します。ですから新しい巣箱を掛けるときは早めがいいですね。実際に巣箱に入るのは伊豆高原の我が家では4月に入ってからです。
今年は4月早々にシジュウカラが入り、5月に入ってからシジュウカラ、スズメが入り3個の巣箱で子育てが始まり、例年ですと無事、子育てが済んで今年も巣箱を掛けてよかったなとホッとする時期です。この時期、一所懸命に巣箱に巣の材料を運び、卵を孵化させ雛を育てるために大雨が降ろうが強風が吹こうが子育てに励む姿はわが日本で少子化だなんだと騒いでいる世間とはちょっと違いますね。彼らは凄いです。まあ、子孫を残すという本能なのでしょうが雛が孵りかすかに聞こえる鳴き声が段々大きくなり巣立ってくれる姿を目の当たりにすると私も元気を貰ったという感謝の気持ちでいっぱいになります。ところがです。姉歯建築士・木村建設になってしまいました。
ある日、渓流つりから戻るといつもとは明らかに違うシジュウカラの親鳥の鳴き声が聞こえてきたのです。なんだろうと巣箱が掛かっている樫の木に目をやると巣箱がないのです。巣箱が地面に落ちていました。すでに巣箱は荒らされ雛を見なくて済みましたがとんでもないことをしてしまいました.。木にやさしくということで巣箱の固定は棕櫚縄で固定しています。年末にチェックしたのですが失敗しました。姉歯、木村等はまだ死亡事故は起こしていませんが私は死亡事故を起こしてしまいました。
我が家の評判は一気に落ちましたね。どうしたら挽回できるか、まだ妙案はありません。
3日目もまだ親鳥が非難ごうごうの鳴き声で悲しみを訴えていました。私は早々に横浜に戻りましたが2,3日すっかり落ち込みました。
まあ、こんな失敗をしながらの伊豆高原での四季折々の日々です。


2006/5/30記             Copyright(C) 2006 Kunisan All Rights Reserved.


トップページへ戻る