暮らしの歳時記(145)

巣箱の清掃

伊豆高原にも冬到来、来春の野鳥たちの子育てのために今年、野鳥たちが子育てに使用した巣箱をきれいにしなければなりません。巣箱を新調したからというわけでもないのでしょうが今年の我が家の庭では4個の巣箱全てにシジュウカラガ夫婦が入居し、全ての巣箱から、無事、幼鳥が巣立ちました。各々の巣箱が順繰りに使用され、今年の春はだいぶ長い間、幼鳥の鳴き声を耳にし、シジュウカラの子育てを楽しめました。柿、桜、梅そして樫の木と掛けた巣箱からシジュウカラの巣を取り出し、巣箱を清掃しました。巣箱の中、びっしりと敷き詰めた巣の素材、まあ、どこから運んだのか知りませんが苔がメインで獣毛等が混じっていますが、巣のつくりはほぼ同じです。でもすごい量です、巣の素材のボリューム。シジュウカラの雛が孵り、子育てが始まってからのシジュウカラ夫妻の献身的な働きぶりはよく分かるのですが、苔などのすごい量の材料を巣箱に運んで巣を作っている時の彼らの働きぶりはほとんど気がつきません。不思議なものですね。シジュウカラの巣を巣箱から取り出すと糞などは一切なく、ふわふわしてとてもきれいなんですよね。すごいな、と思います。一生に一度の大事業、本能のなせる業とはいえ感心します。今年はシジュウカラが使った巣箱ですが、来春はヤマガラに入って欲しいと思っています。ヤマガラのほうがシジュウカラよりはちょっと警戒心がゆるく愛嬌のある顔が好きなんですよね、私。と思っても、どの巣箱にするかを決めるのは野鳥たちです。無事に巣立っても厳しい自然界での小鳥たちの暮らし、彼らの生態寿命は約1.5年、ということは同じ個体が同じ巣箱を使うということはありませんが、きれいにした巣箱を眺めながら来春を楽しみにしている伊豆高原での四季折々の日々です。

2013/12/11記

トップページへ戻る           Copyright(C) 2006-2013 Kunisan All Rights Reserved.