
暮らしの歳時記(113)
もしかして、秋の味覚が我が家でも。
横浜での用事が重なり、二週間ぶりの伊豆高原となってしまいました。春の花もほぼ終わり、寒暖の差が激しいものの、春の陽気が続きます。気がかりだったスナップエンドウもちょうど食べごろで一安心。でも、うわー、すごいな雑草が、という訳で今年最初の芝刈りのため、ひたすら草取りしました。下ばかり向いての作業を終え、ふっと顔を上げると、二週間ぶりの怪我の功名(?)、なんと葡萄(キョホウ)の木に花房が見えるじゃないですか。葡萄の苗木を植えてから確か今年で5年目の春です。早ければ3年目頃には花が咲くはずの葡萄なのですが、我が家の葡萄は昨年まで二株とも全くだめでした。今年で5年目、いくらなんでも今年は咲くだろうとちょっと期待してはいたのですが、見事、二株とも花房が付きました。さっそく、栽培の教科書を開き、新梢当たり一房に摘房し、花振るい防止のため、花房の肩の部分を切り取り、房の1/3ほどを切り落としました。一通りの作業を終えたところで、葡萄に聞いてみました。突然の開花のように思えるんだけどどうしたの、今年は、と。葡萄:ここ、伊豆は私たちキョホウの誕生の地、今までは土地の肥沃さとか、気候の変動とかを何年か体験して、生き延びるて立てが出来たって訳さ。ここ、伊豆高原は雨が多く、ちょっと厳しそうな土地だから普通より一年ほど花房
が付くのが遅かったかもしれないね。でも、これからはちゃんと手入れしてくれたら、毎年、収穫できると思うよ、と。嬉しいですね、まあ、今年は一房でも二房でも収穫できれば満足です。秋の味覚が我が家で味わえるなんて嬉しいですよね。糠喜びかもしれませんが。それにしても植物の時間軸はゆったりですね。だいぶ自然との付き合いにも慣れてきたかなと思いながらも5年か、よく諦めずに辛抱したな、私も、と思う、ちょっと嬉しい伊豆高原での四季折々の日々です。
2011/5/15記
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