
暮らしの歳時記(112)
春が来た。
3月11日の東北地方太平洋沖地震以来、久しぶりの伊豆高原、家庭菜園では水菜、ターツァイ、チンゲンサイの花が咲いていました。憂鬱な日々が続きますが人間は憂鬱でも自然の営みは何事もなかったかのようにゆったりと流れています。ようやく春ですね。伊豆高原の桜も咲き始め、いつもの年よりは観光客が少ないものの、春はいいな、とゆったりと花見を楽しんでいます。我が家の小さな庭でも、17種類の花が次々に咲き、まさに春爛漫です。黄色、紫、白、赤と色とりどりの花たち、厳しい冬を無事に越しての開花です。咲いている花たちの後を追うように次は私の番よ、としっかりと芽吹き始めている花木も沢山あり、庭も賑やかです。我が家の庭で咲く花は年間で約100種類ですが春に約半数の花が咲きます。春爛漫という言葉がしっくりくる春の花たちです。沢山の春の花、どの花が好きかは人それぞれです。梅から始まる春の花たち、それぞれに存在感をアピールして人を引き付けます。私の好きな花は春風に吹かれてゆれる山吹です。毎年、思います。なぜ花たちは見事に順番に咲くんだろうと。植物の開花の時間的な変化を開花フェノロジー(生物季節学)というそうです。植物は種ごとに、開花の時期が決まっていることが経験的に知られているのだそうですが年の気温、雨量に左右されるであろう開花時期の順番、すごいです、驚嘆します。我が家の春を締めくくる花は短命の金寿木蓮です。この花の色が好きです。何ともいえない緑がかった黄色です。金寿木蓮、まだ新芽が出始めたばかりですが5月下旬の開花を楽しみにしていますが短命なのが惜しいです。次々に咲く50種類弱の花を楽しめる春、もう少しでヒノキの花粉の飛散も終わり、家の窓を全開にして春の花と春風を楽しもうと思う伊豆高原での四季折々の日々です。
2011/4/10記
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