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ランナー膝はランニングによる膝関節周辺のスポーツ障害の総称で、さまざまな病態が含まれます。狭義のランナー膝として腸脛靱帯が膝部外側で摩擦し、疼痛〈とうつう〉が発生する腸脛靱帯炎といいます。
腸脛靱帯炎はランニングによる膝障害の代表です。膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆〈がいか〉と接触(こすれる)して炎症(滑膜炎)を起こし、疼痛が発生します。特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します(ほかにバスケットボール、水泳、自転車、エアロビクス、バレエ等)。
原因
@下肢アライメント異常(0脚、足部の回内など)
Aウォーミングアップ不足
B筋肉の柔軟性の低下
Cランニングシューズの変更(適切ではないシューズ選択)
D傾斜のある場所を走りすぎ(側溝の傾斜も注意)
E急激な走行距離の増加(練習メニューの増加)
症状
大腿骨外顆周辺に限って圧痛が存在します(図)。腸脛靱帯は明らかに緊張が増し、時に靱帯の走行に沿って疼痛が放散します。 初期はランニング後に痛みが発生しますが、休むと消失します。しかし、ランニングを続けていると次第に疼痛は増強して、簡単に消失しなくなってきます。症状の誘発方法(徒手検査法)として、膝を90度屈曲して外顆部で腸脛靱帯を押さえてから膝を伸展していくと、疼痛が誘発されるgrasping testが有用です。 |
【腸脛靭帯炎を発症しやすい人】
特に、O脚(内反膝)の人や、走行フォームで足の外側で体重を受けるクセのある人、膝関節の変形が進んで膝が不安定になっている人など、体重による負荷が身体の外側にかかるケースで発生しやすくなります。かかとの外側がすり減ったシューズを履いていたり、斜めに傾いた道路や雨でぬかるんだ道を走ったりするのも良くありません。
また、硬い路面や下り坂の走行、硬いシューズの使用も、負担を増す要因となります。
【腸脛靭帯炎の改善方法】
簡単に言うと大腿骨の大転子が外側に出っ張って腸脛靭帯・大腿筋膜張筋を外側に押して膝外側に負担がかかっています。、外側広筋、大殿筋をストレッチ・手技で緩めます。
【治療】
当院では痛い所に鍼灸施術をします。骨盤のズレを矯正します。
骨盤がずれないように以下のストレッチをします。
半跏趺坐stretch 足の裏が上になるように太ももの上に置き、膝が床につくように押し付けます。 |
まず、これがきちんとできようになるまで15秒〜30秒何セットも行います。毎日30分程度
足部の回内の矯正
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