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人間の足は、いくつかの骨が前後方向と横方向にできるアーチ状の構造になっており、歩行や起立時の衝撃を吸収しています。このアーチを下から支えるのが足底筋膜という膜状の腱組織で、かかとから足の指の付け根まで広がっています。この組織に細かい断裂が生じてしまい、炎症が起こるようになった病気が足底筋膜炎です。
人間は直立二足歩行をするようになり、常に足に体重の負荷がかかる生活を余儀なくされ、それにともない足にアーチが形成されたと考えられています。足のアーチのクッションは、立っている間常にピンと弓に張られた弦のように緊張し続けているため、足にかかる過剰な負荷が原因で足にダメージを負い、足底筋膜炎などのような病気が生じてしまうと考えられています。
足底筋膜は足への体重の負荷を軽減させるための、クッションのような役割をしています。そして、くりかえし負荷がかかることで、足底筋膜に細かい断裂が入り、炎症が起こります。このため、スポーツなどにより頻繁に足に負荷がかかる方や、肥満などにより歩行時や起立時に常に足に負荷がかかる方は、特に注意が必要です。
足底筋膜炎の症状の特徴は、歩行時に足の裏に痛みが起こります。また、走ったり跳ねたりすると強い痛みとなります。
痛みが起こる部位としては、もっとも多いのはかかとの前方部分。また、中央部の土踏まず部分、かかとから遠い足底筋膜の順に痛みが出やすいといわれています。
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