日程  9月10日〜9月12日 2泊3日      
人数  4人                       
ルート 二軒小屋〜大井川本流〜西俣〜中俣〜
     権右衛門沢〜塩見岳〜雪投沢〜岳沢〜
     東俣〜大井川本流〜二軒小屋      


昨年は荒川三山に登りましたが、今年は塩見岳にするか北岳・間の岳・農鳥岳にするか前日まで悩みましたが今年は西俣を登り塩見岳、池の沢小屋を1度みてみたいとの私の要望から東俣側に降り帰るというルートになりました。

今回のメンバーは4人
私 (民宿ふるさと所属)
  よし (30歳独身、恋人募集中?)
           江島君 (某大学大学院生、将来は植物学者?)
               田中君 (某大学生、ウルトラマンよりももたない・・・?)

9月11日 

30分くらいすれば江島君と田中君が来ると思いよしとテント場と夕食の準備
このときは30分すればと思ったのだが・・・

つづく

後編 『岩魚の呪い』編

30分待っても江島君、田中君は来ない。
1時間待っても来ない。
周りは暗くなってしまった。
18:30暗くなった。
大きめの火をたき道しるべにでもなればいいなと思い大きめの火を保つ。

とし 「来ないね」                
よし 「来ないなぁ」               

とし 「どうするか」               
よし 「どうするかね」             

とし 「探しにいく」              
よし 「ん〜」                 
                        「なんかあったら1人が先に下りてきて知らせに来るはずだからなぁ」

   とし 「そういえば電池がないっていったなぁ」
「俺もちょっとしかないしなぁ」 
よし 「途中まで行ってくるよ」      

 とし 「無線機を持ってくればよかったな」
              よし 「もってこようと思ったんだけど重くなると思ったからなぁ」

結局よしが途中まで戻り探すことに。
ヘッドランプの明かりがゆらゆらとゆれながら、林の奥に消えていきました。

「電池の予備を持ってこなかったのはまずかったな」

「何かあったらどうするかなぁ」

「やっぱり、待ちながら降りてくればよかったなぁ」

後悔はいくらでもでてきます。
30分は経ったでしょうか。
林の中に明かりが見え始めました。
1つにも2つにも見えます。
2つなら江島君と田中君も来たことになりますが、1つか2つか解りません。
近づいてきたらやっぱり1つでした。

「ん〜、いなかったか」

とし 「どうだった」                    
よし 「笛を吹いてもへんじなかった」         
                       「段差が急になるところまで行ったんだけどもうしょうがないよ」         
「明日探しに行こう」            
                  「向こうも食料は持っているからどこかでビバークしても大丈夫だよ」
  
  よし 「江島は遭難の経験があるから無理はしないよ」
    「あいつは去年遭難し、なんとか探したからな」
                  「前回は対岸から呼んだら返事があって解ったけど今回は無理だし」
                   「00では道があったのに迷って、いるはずのないところにいたからなぁ」
                       「見つけて帰ったときはほかのやつらはほっとして泣いていたやつもいたしな」
                        「あの時は食料もないし一人だからなんとかしても探したけど今回は何でもある            し、何とかするでしょ」                        
   「あの時、江島はさおを棄ててきたんだよな」
            とし 「でも、テントが作れそうな平らなところがなかったからなぁ」  
「まあ、食料があれば大丈夫か」    
よし 「もう今日は来ないだろうから食事にしましょ」
とし 「そうだね。向こうももう食べてるでしょう」  

ガスは江島君、田中君が持っていたためコッヘルを直接火にかけて夕食の準備です。
飲まずには心配で飲めそうもないので2人でウィスキーを飲んで今日はカレー。

明日は起きて2人を捜索だ!


岩魚の呪いが江島君と田中君の上に降りかかった!!

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