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概要

HQ-Lによるデータ処理



HQ-L(Hyper Query Language)概要

      HQ-Lは、表形式のCSVデータを効率よく処理するプログラミング言語です。

      書式
       ・命令は1行に1命令をテキスト形式で記述します。実行時は、記述された命令文を
        順次翻訳し、実行して行きます。
         例) load  filename.csv     if:&[月]>=#4  &[年度]=R2

      命令処理
       ・基本の処理は、CSVデータ又はエクセル(.xlsx/xls)ファイルをCSVに変換したデータに対し
        演算等を行い、結果をCSVやエクセル(.xlsx)のファイルに出力します。
        入出力は、TXT/RTFやPDFの形式も可能です。
       ・各命令は、表データの処理に最適化されており、行列の繰返し等は1命令で実行できるように
        なっています。各命令には &+英字1〜4文字 の短縮形があります。
        また XLSX/RTF/PDF出力用に、罫線、文字書式、画像等を処理する命令もあります。
       ・業務用途として、プログラムの暗号化、入力ダイアログ、クライアント対応、バッチ処理
        などが用意されています。

      データ
       ・データは全て文字列型として扱い、数値演算式では文字列を数値に変換して演算、結果を
        文字列で保存します。
        保存時の桁数に制限はありませんが、数値演算での桁数は倍精度(18桁)の整数または
        実数が標準です。
       ・表データは、最大9000列x500万行まで処理可能です。

      変数、関数
       ・一時処理用に名前付きの変数があり、データの一時記憶だけでなく命令のパラメータとしても
        使用できます。
       ・表データまたは変数に対し、文字列加工、変換や数値演算、日時計算等を行う約120種に
        及ぶ種々の関数を用意、集計、段組みや住所処理に特化した関数もあります。
       ・変数の受け渡しが可能な名前付きのサブルーチンがあります。
        またエクセルのグラフ作成用に、専用の組込み済みサブルーチンが用意されています。

      開発
       ・HQLのマクロプログラムはテキスト形式で作成、拡張子.rmcのマクロファイルに保存します。
       ・開発用のデバッグモードがあり、ブレークポイントやステップモードを使い、別画面に
        表示されるデータの推移を見ながら動作の確認をとることが出来ます。