2018211㈰ 日曜礼拝メッセージ 「復活の希望」

聖書箇所 使徒言行録24123節 

24:1 五日の後、大祭司アナニアは、長老数名と弁護士テルティロという者を連れて下って来て、総督にパウロを訴え出た。

 24:2 -3パウロが呼び出されると、テルティロは告発を始めた。「フェリクス閣下、閣下のお陰で、私どもは十分に平和を享受しております。また、閣下の御配慮によって、いろいろな改革がこの国で進められています。私どもは、あらゆる面で、至るところで、このことを認めて称賛申し上げ、また心から感謝しているしだいです。

 24:4 さて、これ以上御迷惑にならないよう手短に申し上げます。御寛容をもってお聞きください。

 24:5 実は、この男は疫病のような人間で、世界中のユダヤ人の間に騒動を引き起こしている者、『ナザレ人の分派』の主謀者であります。

 24:6 この男は神殿さえも汚そうとしましたので逮捕いたしました。

 24:6 (†底本に節が欠落 異本訳<24:6b-8a>)そして、私どもの律法によって裁こうとしたところ、千人隊長リシアがやって来て、この男を無理やり私どもの手から引き離し、告発人たちには、閣下のところに来るようにと命じました。

 24:8 閣下御自身でこの者をお調べくだされば、私どもの告発したことがすべてお分かりになるかと存じます。」

 24:9 他のユダヤ人たちもこの告発を支持し、そのとおりであると申し立てた。

24:10 総督が、発言するように合図したので、パウロは答弁した。「私は、閣下が多年この国民の裁判をつかさどる方であることを、存じ上げておりますので、私自身のことを喜んで弁明いたします。

 24:11 確かめていただけば分かることですが、私が礼拝のためエルサレムに上ってから、まだ十二日しかたっていません。

 24:12 神殿でも会堂でも町の中でも、この私がだれかと論争したり、群衆を扇動したりするのを、だれも見た者はおりません。

 24:13 そして彼らは、私を告発している件に関し、閣下に対して何の証拠も挙げることができません。

 24:14 しかしここで、はっきり申し上げます。私は、彼らが『分派』と呼んでいるこの道に従って、先祖の神を礼拝し、また、律法に則したことと預言者の書に書いてあることを、ことごとく信じています。

 24:15 更に、正しい者も正しくない者もやがて復活するという希望を、神に対して抱いています。この希望は、この人たち自身も同じように抱いております。

 24:16 こういうわけで私は、神に対しても人に対しても、責められることのない良心を絶えず保つように努めています。

 24:17 さて、私は、同胞に救援金を渡すため、また、供え物を献げるために、何年ぶりかで戻って来ました。

 24:18 私が清めの式にあずかってから、神殿で供え物を献げているところを、人に見られたのですが、別に群衆もいませんし、騒動もありませんでした。

 24:19 ただ、アジア州から来た数人のユダヤ人はいました。もし、私を訴えるべき理由があるというのであれば、この人たちこそ閣下のところに出頭して告発すべきだったのです。

 24:20 さもなければ、ここにいる人たち自身が、最高法院に出頭していた私にどんな不正を見つけたか、今言うべきです。

 24:21 彼らの中に立って、『死者の復活のことで、私は今日あなたがたの前で裁判にかけられているのだ』と叫んだだけなのです。」

 24:22 フェリクスは、この道についてかなり詳しく知っていたので、「千人隊長リシアが下って来るのを待って、あなたたちの申し立てに対して判決を下すことにする」と言って裁判を延期した。

 24:23 そして、パウロを監禁するように、百人隊長に命じた。ただし、自由をある程度与え、友人たちが彼の世話をするのを妨げないようにさせた。

 

メッセージのアウトライン

1.総督フェリクスの前での裁判

 ユダヤ人たちは弁護士を雇って総督の前でパウロを訴えた。彼らの訴えは3点。①

ローマ帝国のいたるところで問題を起こす疫病のような男②ナザレ派の異端の頭③神殿を汚そうとしたので逮捕した。他のユダヤ人もその訴えを支持した。

 ex. 総督などの裁判では平和に感謝して好意を得ようとしている。

. パウロの答弁

 フェリクスが長い間ユダヤでの裁判をして、何が争点なのかをよく理解していることに感謝を表した(v10)。パウロは供の者とペンテコステの祭りに来ていた。彼らの訴えに証拠はなく、自分の無罪を訴えた。次にナザレ派の分派のことだが、先祖の神を礼拝し、律法と預言書に書かれていることを信じ、復活信仰が中心に来ていることを強調した。良心を絶えず保つようにしていた。エルサレムに戻った理由は、他に同胞に救援金を渡すためであった。パウロに非があれば、供の者が訴えればよかったし、最高法院でのパウロの非を訴えればよかった。

ex.イエス様もユダヤ教の会堂や神殿に来てユダヤ教の祭りに参加していた。

3. 裁判の延期

フェリクスはキリスト教についてよく知っていたが、二人の間で食い違いがあっ

たので。判決を下すのは千人隊長から詳しいことを聞いてからにしようと考えた。

パウロはローマ市民権を持っていたので自由とよい待遇が与えられた。

ex.パウロは延期の期間も多くの人に福音を語った。

(結論)パウロは裁判を通しキリスト教の正当性を表明しようとした。主はユダヤ人にも異邦人にもすべての身分の人に福音を宣べ伝えようとされた。