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「即位・大嘗祭違憲訴訟」
東京地裁で第1回口頭弁論決定!!

 2012年12月26日第2次安倍内閣が発足するや、安倍首相は丁度一年後の12月靖国神社に参拝したことから、14年4月21日(靖国神社春季例大祭初日)私も5人共同代表の一人として東京地裁に「安倍靖国参拝違憲」を提訴、19年11月22日、最高裁において「すべて棄却」の通知をもって5年7か月の闘いは幕を閉じたのであった。
 さて、今度は、昭和天皇(当時)が、16年8月8日高齢を理由にビデオで皇室典範法違反の生前退位を述べ、遂に特別法により19年4月末退位、天皇代替わりに至った。
 そこには、5月1日新天皇即位に伴う剣璽等承継の儀から10月の即位礼正殿の儀、11月の大嘗祭(半天皇が天皇となる為深夜ふしど〈ねや〉でアマテラスオオミカミと合体する儀式)に至る神道儀式が、公的税金を使って行われた(憲法20条違反)。したがって、18年12月10日、1原告として「即位・大嘗祭違憲訴訟―差し止め」を東京地裁に告訴、19年2月25日第1回口頭弁論へと至った。(第2次訴訟も追訴)。しかし「一般民事事件」(〈国家〉損害賠償請求)と「行政事件」(公費支出差し止め請求〈納税者基本権の基づく〉)に分離させられ、国賠訴訟のみの裁判に至る。差し止め請求は最高裁で棄却→終了となったが、第2次訴訟では高裁で差し戻し(勝訴)→地裁で人格権と納税者基本権に分離となり、後者は高裁で棄却(終了)、人格権のみ東京高裁に控訴中にある。             
      
  福島原発放射能汚染水を海に捨てるな!!
       福島県内小児甲状腺がん多発について目をつぶるな!!

菅政権は、21年4月13日、東電福島第一原発の燃料デブリを冷やした放射能汚染水の海洋放出を決めた。あの11年3月11日、東北太平洋岸一帯中心に襲った大地震−津波は、東日本大震災として大きな傷跡を残したが、 私のふる里福島は、1945年広島・長崎への原発投下→86年4月のチェルノブイリ原発事故に次ぐフクシマ原発人災として世界を震撼させ、その傷跡は今後益々深刻化となろう。最大47万人の避難者は、今でも約4万人、自主避難者を含めて11→7市町村と避難解除になったものの、全面解除の見通しは立たない。また、風評被害は深刻で、私の生地会津でも、全く放射能被害がない(何万の避難民は今も居住)にもかかわらず、福島産だけで物が売れない風評被害の実態にある。首相のいう『福島の復興なくして日本の再生なし』は空言で、現実は11年末には早くも世界に安全宣言をしてオリンピックを誘致、コロナ禍のなかで1年延期の21年開催にやっきとなって来た。日本の将来を担う子供の生命は疎んじられ、特に小児甲状がん多発(民間調査で約300人)に対して政府は因果関係無し、と放置。放射能含む膨大な堆積物は山積みのまま、更に蓄積汚水の処理に困り海放出と出た。
 原発全廃こそ解決の道!