元祖N氏のマシン解剖



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「ローラー軸は長さ&強度不足を補う為、モーターシャフトを流用。
メインバンパーは直FRP2枚重ねで接着。
ローラーステーもFRP2枚重ねで1.9mm穴をあけシャフトを打ち込み真鍮リングにて抜け防止。
『たわみ』防止に直FRPでローラーステーを挟み、角度調整は紙を挟んで行なう。
ローラーは520に850を被せ打ち込むか、スペーサーで830を挟んで真鍮リングを打ち込む。
上下のスタビはスーパーXのボディキャッチを加工し打ち込む。




リアバンパーもフロント同様直FRP2枚重ねで接着。
ただし、4枚使用で幅の不足を補う。
アンダーバーは個人の好みで装着して下さい。
効果はバンパーの捻れ、たわみ、ヘタリ(FRPの腰抜け)の防止とフェンス噛み込み防止です。




モーターシャフトは必ず垂直に打ち込む事!これはかなり重要な事。
リアローラーに角度を付けるとLCのセッティングが複雑になるので。
尚、上下ローラー間隔を広めにしたい場合はハードシャフトに
2mmダイスでネジを切って好みの長さに加工すれば工作が楽です。




リヤサイドステーは直FRPを上下に重ね、裏側からスーパーXリアステーを貼り合わせて補強してます。
注、リアバンパーの高さはシャーシ後部上面に合わす事。
尚、Fサイドステーとの継ぎ目は必ずシャーシの凹部にし、裏から補強する。
シャーシ後部で継ぐとそこから亀裂が入るので。


スパーとカウンターのラッシュアジャスターとしてシャーシ後部に
スーパーX用FRPリアステー(名称間違ってる?)を加工し装着。
注、必ず電池&モーターを入れた状態でクリアランス調整する事!
次に、従来の抵抗抜きは走行中、常に軸受けにクラウンの『横逃げ圧』が掛かる上、
ホィールのガタでペラとのアタリが変わるので、これをフローティングした520ベアリングで受ける。
順番に並べると520→パイプ(モーターのコミュを加工)→クラウン→パイプ→スパー→真鍮リング(モーター内部品)→軸受け620となる。




スパー及びクラウンは、ハンディリューターを用い、カッターナイフで削って厚みを調整。
ギヤ部はサンドペーパー(#1500〜#2000)で整形する。
基本的にブレークインの必要はない。
プロペラシャフトの軸受け部にはハトメを角型に加工して装着し、磨耗防止対策を施してます。
F側ギヤカバーとモーターベースにもターミナルを加工して同様の処理をしてます。




カウンターの『首』の部分は切断、ベアリング装着穴の凸部を削り取る。
次に13mmボールベアリングを分解してインナーリングを取り外し、
これに520ベアリングをハメ込んだ後、カウンターに打ち込む。
カウンターシャフトはFM用中空ペラを流用。
スパーとのアタリは真鍮土管で調整。
最後に抜け落ち防止にモーターのコミュ部から外した絶縁リングをハメる。