ハタックの
おバカでスタートレックなロスの旅
地図のページ
第2日(2001年12月27日)

8時頃、目が覚める。8時半頃ホテルを出て、ユニオン・ステーションへ。昨日撮れなかったST8の撮影が行われた部屋の写真を撮り、メトロ(地下鉄)に乗り、メトロ・センター駅で降りる。某旅行ガイド誌に載っていたアルコ・プラザ レベルCのメトロバス/レール案内所で、バスの路線図を入手する。(窓口で尋ねたら、無料でくれました。)これで、バスでの移動がしやすくなった。しかも、これにはヴァスケス・ロックス公園が記入されており、翌日行くのにタクシーの運転手に地図さえ見せればすみ、重宝した。
再びメトロに乗り、ブルーラインで1駅先のピコ駅で降りる。そこではすでに地上に出ており、すぐ近くにコンベンション・センター(左の写真)が見える。行ってみると、今日はイベントはなく、新年初めに車を展示するイベントがあるらしく、その準備と清掃が行われている様子だった。入口は開いていたものの、VOY第2話「遥かなる地球へ(後編)」の撮影ポイントはずっと奥の方で、そこまで入ると係員に怒られそうなので、入口辺りを見るだけで終わりにした。(パトカーは止まってるし、時期が時期だけにセキュリティには厳しそうで・・・。)
再びメトロに乗り、引き返してシビックセンター駅で降りる。地上に出て、近くのバス停から11番のバスに乗り、パラマウント・スタジオへ向かう。しばらくバスに揺られていると、見覚えのある建物が・・・。あわてて降車合図のヒモを引く。パラマウント・スタジオへ来たのは、もちろんスタジオ見学ツアーに参加するためだが、警備員の人が何やら机の上を指差して言っている。なんだろなと思って見たら、しばらくツアーは中止だと書いてある。どうやら例のテロ事件の所為で、保安のためそうなったらしい。そう言えば、さっきから門から入ってくる車の車体の下をミラーでチェックしている。かなり警備が厳しくなっているようだ。こうなると、諦めるしかない。唯一うれしかったのは、外壁に“Enterprise”の大きな看板があったことでした。
(下の写真の左は、パラマウント・スタジオの正門。右は“Enterprise”の看板を見上げたところ)

ウエスタン通りまで10分ほど歩いて戻り、357番のバスで(207番でも可)ウエスタン通りを北へ。ハリウッド通りに出たところでバスを降りる。そこからさらに北へ歩く。700mほど坂道を登り、右カーブを過ぎたところでファーンデールに着く。道沿いにちょっとした公園になっていました。かなり歩き回って撮影ポイントを探しました。その結果は・・・TNGやDS9のシーンを見ていると熱帯性の植物がうっそうと茂る密林といった感じですが、実際にはそれらしき植物は生えているもののその区域は極一部で狭い範囲だけでした。しかも、水は汚いし・・・。道端の手すりなどを見ると確かにここで撮影されたのでしょうが、実際に撮影する時には、水をきれいにしたり、それなりに植物を足したりして美しく見せたものと思われます。これも一種の映像のマジックでしょう。公園内にはジョギングをする人や小さな子供を遊ばせているお母さんなどがいて、落ち葉の上を体長20cmほどのリスが駆け回っていました。
(下の写真は左が公園の入口。真ん中はDS9第22話「帰ってきた英雄 パート2」の画像で、右の写真がその撮影ポイント。カイ・ウィンが立っている橋は遊歩道と平行に走っている自動車道でした。)

下の左の写真はDS9第20話「預言者の導き」のバライルの修道院をシスコが訪れたシーンの画像。右の写真がその撮影ポイント。

ハリウッド通りに戻る。コダックシアター前より、反時計回りにすべての星型プレートをチェックする。(←プレートは全部で2000以上あり、かなりおバカな行為です。通りの店で買ったプレートの一覧にはプレートの位置も書かれていますが、最近できたばかりのプレートは当然載っていませんし、今一つ信用できないところもありますので。)合わせて、書店のST関係書籍もチェックする。(こちらは特に収穫なし)
昨日発見したディフォレスト・ケリーさん(マッコイ)のプレートといっしょに写真に写る。憧れの氏のプレートといっしょに写れるうれしさと氏はもうこの世に存在しないんだという淋しさが入り交じった複雑な心境でした。そのすぐそばには、「ギャラクシー・クエスト」の(というか「エイリアン」の)シガニー・ウィーバーさんの星型プレートもありました。他にも、リカルド・モンタルバン氏(TOS・ST2:カーン)、ブロック・ピータース氏(ST4・ST6:カートライト長官,DS9:ジョセフ・シスコ)、ジェフリー・ハンター氏(パイク船長)、レヴァー・バートン氏(ラ=フォージ)、カースティ・アレイさん(ST2:初代サーヴィク)、ロバート・ワイズ監督(TMP)のプレートも確認しました。ジョージ・タケイさん(スールー)のプレートも、前回見つけたジーン・ロッデンベリー氏(STプロデューサー)のプレートのすぐ近くにありました。これもケリー氏同様前回なぜ気づかなかったのだろうと不思議に思うくらいロッデンベリー氏のプレートのすぐそばにありました。
(下の写真は、左からウィリアム・シャトナー氏、パトリック・スチュワート氏、ジョージ・タケイ氏の星型プレート)

あと、レナード・ニモイ氏(スポック)のだけが見つからなかったが、日も暮れてきたため、後日探すことにして、エンターテインメント博物館へ。かなり歩いたため、腰も疲れてきた。5時20分頃着くと見学はもう終わったので、明日また来てくれと言う。
しかたなく、ワックス・ミュージアムへ。新しい展示もできたようだが、STの展示もそのままある。今回気づいたが、このカークとスポックのろう人形展示は、そばのプレートの説明によるとST2のものなのだそうだ。そのコーナーには、TOSのテーマ曲も流れていた。通路もエンタープライズ号の通路っぽい。他に、ガイナンではないが、ウーピー・ゴールドバーグさんのろう人形もあった。
メトロでシビックセンター駅(ダウンタウン)へ。ホテル・ニューオータニの裏オニヅカ・ストリートのMARUKAIという店に入り、サンドイッチ(ピクルス入り)やお茶、トクホンA(貼り薬)などを購入。日本の食品等がいっぱいで、便利だけどなんか日本のスーパーにいるみたい。
ホテルに帰る。今日は実に疲れた。8時前には眠ってしまい、夜中0時半頃目が覚める。TVでは、VOY“Elogium”(邦題「繁殖期エロジウム」)を放送している。ケスが発情してしまう話だ。ジェインウエイのタマネギ頭やワイルドマン少尉が懐かしい。
今日は星型プレートだけで40枚撮りのフィルムを1本使ってしまった。フィルムを買い足さなければ・・・。明日はヴァスケス・ロックス公園に行ってみようか・・・。
なかなか眠れない。4時からDS9“Shattered Mirror”(第4シーズン。邦題「鏡あわせのジェニファー」)を見る。鏡像世界のジェニファーがDS9に現れる話だ。でも、見ているうちに睡魔が襲ってきて・・・眠ってしまう。

第3日へ
「はじめに」に戻る
「HOME」へ