ハタックの
おバカでスタートレックなロスとシスコの旅

第1日(2002年12月29日)

夜勤明け。勤務を終えるとすぐに帰宅し、親に駅まで送ってもらう。列車に乗り遅れると大変だ。今回は集合時刻が早く、1つ乗り遅れても集合時刻に間に合わないのだ。
JRを乗り継いで、関西国際空港へ。途中新大阪駅構内の書店でハヤカワSF文庫「エンタープライズ、発進せよ!」を買い、今回の旅の友とする。
集合時刻の数分前に着く。
JTBのカウンターでチケットをもらい、出国手続きを済ませ、ユナイテッド航空810便に乗り込む。午後4時頃飛び立ち、サンフランシスコへ。満席だ。この時期だからだろうか。テロ事件の影響がなくなったということだろうか。夜勤だったので余り眠れておれず、機内ではぜひと思っていたが、結局2〜3時間ほどしか眠れず、お腹の具合も悪くなるし・・・。
日本時間で夜中0時頃、サンフランシスコの時間で29日の朝7時20分到着。しかし、今回の旅はロスが先だ(後に、シスコを先にすればよかったと後悔することになるのだが・・・)。入国手続きの間もお腹の具合がよくなく、手続きが終わると、トイレに駆け込む。
JTBの現地係員に迎えられ、乗り継ぎへ。私が乗るロス行きユナイテッド航空1815便は12:40発。5時間以上も空港で待つはめに。なんとも時間がもったいない。ここは、ゆっくり休むしかないか・・・。
数回トイレに行き、お腹の具合も落ち着いてきて・・・。
で−。
出発ゲートのイスに座り、搭乗時間まで過ごす。だんだん眠くなってくる。あと2時間、あと1時間。だんだん眠気が強くなってくる・・・。あと30分・・・。窓の外には飛行機が到着しているが、搭乗はまだ始まらない・・・。
・・・ふと気がつくと、出発予定時刻の12時40分。搭乗手続きをしていない。窓の外には飛行機の姿がない!!近くのカウンターの係員にチケットを見せると、もう出ましたとのこと。わあ!!置いてきぼりをくらってしまった・・・。入国早々へまをやらかしてしまった・・・。
ユナイテッド航空の係員の人が新しいチケットを作ってくれたんだけど、この691便が16:35発。また、4時間ほど待たないといけない。今日は1日サンフランシスコ空港で過ごし、ロスの観光はほとんどできなくなってしまった・・・。あ〜あ。
公衆電話からJTBの緊急連絡先に電話する。乗りそこねて別の便で行くことを伝える。

ロサンゼルスに着いたのは6時前。かなり暗くなってきており、機内から見下ろすロスの夜景が宝石を散りばめたようで、実にすばらしかった。なんか得をしたような気持ちにさえなった。(左の写真)

JTBの方が迎えに来てくださっており、先の便ですでに到着していた私の荷物も見つけてくださっていた。予定の飛行機に乗りそこねて心配と手数をかけてしまったことをお詫びする。
もちろん客は私一人だけ。車でホテルまで送ってくださる。勤務時間外かもしれず、申し訳ないことだ。しかしながら、突然のことで迷惑をかけたにもかかわらず、やさしく対応してくださった。機内から見た夜景の美しさを話したら、「夜景を見られたお客さんも珍しい」と言われてしまったが・・・。(^^;
パラマウント・スタジオの見学ツアーについて聞くと、すぐに携帯電話で問い合わせてくださり、まだ再開されていないとのことだった。残念である。

ホテルは昨年と同じくダウンタウンの「ミヤコ・イン」。6時半頃着き、チェックイン。部屋に荷物を置いた後、ホテルを出る。

歩いて、オルベラ街南端のTNG「タイム・スリップ・エイリアン」のロケ地を再訪。その後、ライトアップが美しいユニオン・ステーションからメトロでハリウッドへ。ハリウッドへ行けばどこかで「ネメシス」を上映しているだろうと探し回ったが、結局上映館は見つからなかった。看板は見かけたけれど・・・。(左の写真)
年末だけに、ハイランドのイルミネーションが美しい。(右の写真)
歩き回っているうち、小さな本屋で「STマガジン」「コミュニケーター」「STマンスリー」の3誌を見つけ、購入する。また、明日ブロンソン峡谷へ行こうと思い、洞窟内がよく見えるよう電器屋さんでマグライトを購入。
メトロでシビックセンターまで戻り、歩いてホテルへ。リトルトーキョーの店はすでにほとんど閉まっており、ホテルの道向かいのラーメン屋で食べ、10時過ぎにホテルに戻る。
テレビでは「X-フアイル」や映画「サウンド・オブ・ミュージック」などしている。CMにまでクローズド・キャプションの字幕が付いているのはすごいと思う。
12時過ぎ、眠る。

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