スタートレックの楽しい会話
「スタートレックのすてきな会話」のページ同様、会話全体として楽しいものを書き出しました。「すてきな会話」同様、ネタばれの可能性がありますので、ご注意ください。
プロミリアの戦艦に乗り込むピカード。同船を瓶（ビン）詰めの船のおもちゃに例えて話をするが、ウォーフもデイタもよくわからないという顔をする。
ピカード「瓶詰めの船のことだ。子供の頃、瓶の中に船を作って遊ばなかったか？」
ウォーフ「おもちゃ遊びはしません」
デイタ「最初から大人でした」
ため息をつくピカード。
●ＴＮＧ＃５２「メンサー星人の罠」より。そりゃ、聞く相手をまちがえてるわな。【協力MAC-SPINERさん】
トリレーンをどう記録したらよいかとスポックに尋ねられ、「いたずら好きの少年がいい」と答えるカーク。
スポック「ずいぶん毛色の変わった分類になりますね」
カーク「事実変わった少年だったからな。もっとも本人としては我々が少年の頃にしたいたずらと同じようなことをしているつもりなのかもしれないが・・・」
スポック「少年の頃にしたいたずら？」
カーク「そうだ。ガールフレンドの髪の毛をインク瓶につけたり、隣の庭からリンゴを盗んだり、空缶を車に･･･（スポックの怪訝な顔つきを見て）ああ、こりゃすまん。うっかりして・・・君にはわからんことだ」
スポック「非論理的ですね」
●ＴＯＳ＃２２「ゴトス星の怪人」より。【協力キャプテン・アーキーさん】
捕えたフェレンギ人３人を観察するカールソン教授とガーランド看護婦。ノーグの耳のトランスレーターの故障を調べるロムを見て、きっと父親と息子だろうと話し合う。
カールソン（クワークを指差し）「もう一人は、何なんだろう？」
ガーランド「そりゃ、母親じゃない？」
ロムにどなりちらすクワーク。
カールソン「そうだとしたら、ずいぶん口やかましい母親だ」
●ＤＳ９＃７９「フェレンギ人囚わる」より。
戦略ゲームのグランドマスターＭｒ．コルラミとライカーとの対戦を見物しているクルーの会話。
ポラスキ「そうだ！あなたもこの際だから挑戦しなさいよ」
デイタ「なぜです？」
ポラスキ「あんなに自信過剰な人は時々ガツンとへこましてやった方がいいのよ」
ラ・フォージ「そりゃあいい。さすがのミスターもグーのネも出なくなるぜ」
デイタ「何のネだって？」
●ＴＮＧ＃４５「限りなき戦い」より。【トーマス吉田さんの投稿より】
スコットが、カークの悪口を言われてクリンゴン人を殴ったのではないと聞き、
カーク「では、なぜ殴った？」
スコット「エンタープライズを“ゴミ箱”だと」
カーク「なるほど。そう言われたから殴ったのか？」
スコット「そうです」
カーク「私の悪口の後、船の悪口を言われたから殴ったんだな」
スコット「私にもプライドがあります」・・・字幕
●ＴＯＳ＃４３「新種クアドロトリティケール」より。船長以上に船を愛するスコット。カーク、ちょっぴり苦虫をかむ。
銃で撃たれ重傷を負ったスポックだが、その特異な体質のため元通りに回復する。惑星に降りていたカークとマッコイがコミュニケーターでエンタープライズに連絡をとると、スポックの元気な声が返ってきた。
マッコイ「スポック！生きてるのか？」
スポック「非論理的質問ですね、ドクター。この通り私の声は聞こえると思いますが・・・」
マッコイ「ああ、うかつだったよ。コンピューターが死ぬはずないな」
●ＴＯＳ＃７９「カヌーソ・ノナの魔力」より。
ケスの誕生日を祝うパーティーの最中、異常事態が起こる。
ジェインウエイ「残念だけど、パーティーはこれでお開きね。全員、持ち場にもどって！」
ニーリックス「えっ？！でも、ジバリアン・ファッジケーキはどうするんです？」
ジェインウエイ「一切れ、残しといて」
●ＶＯＹ＃１９「空間変動波」より。
ジェナにキスされ、恋愛についての助言をクルーたちに求めるデイタは、ピカードにも・・・
デイタ「艦長、アドバイスをいただきたいのですが・・・」
ピカード「ああ、皆から聞いている。女心とはどんなものか喜んで教えてやりたいところだが、こっちが聞きたいくらいだよ」
●ＴＮＧ＃９７「恋のセオリー」より。
キラを野球のホログラムに誘うシスコ。
シスコ「クワークの店でホットドッグだ」
キラ「犬ですか？」
シスコ「言えば、わかる」
●ＤＳ９＃８０「ディファイアントの危機」より。そりゃ、ベイジョーにはホットドッグはないだろうな。
新しく乗船したクルーの一人を不審に思うマッコイ。理由をいろいろ挙げた後、
マッコイ「それに、あの男はこの船に乗ってきた時、精密検査をしてやろうと言ったら、二度も逃げた」
スポック「それは、珍しいことではありません。ドクターの診療は恐いという者は、ざらにおります」
●ＴＯＳ＃４１「不思議の宇宙のアリス」より。スポックとマッコイの会話は、聞いていて本当に楽しい。
謎の病気のため、スポックもマッコイも急に老いてしまった。スポックは、寒気を感じるようになった。
スポック「もし寒さを感じなくさせる薬があれば・・・」
マッコイ「私は魔術師じゃない。老いぼれ医師(Old Country Doctor)だよ」
スポック「それは、わかってました」・・・字幕
●ＴＯＳ＃４２「死の宇宙病」より。
ある惑星でジェインウェイとパリスを見つけると、二人はトランス・ワープの影響で体が変質して両生類になり、３匹の子供まで生まれていた。
チャコティ「このことを日誌になんて書けばいいのだろう」
トゥヴォク「読むのが楽しみですね」
●ＶＯＹ＃３１「限界速度ワープ１０」より。
行方不明になったキムを捜しにホロデッキに入ったチャコティとトゥヴォク。
トゥヴォク「地球の文学は、怪物の登場頻度が高い」
チャコティ「悪魔はどの文化にも存在する。感情の最も暗い部分の表れだ。人はそうした感情に実体をもたせることによって、心の闇を見つめるんだ」
（中略）
トゥヴォク「そうした伝説は感情面を著しく重視する文化に限り存在します。ヴァルカン文学には悪魔といったものは登場しません」
チャコティ「道理で人気がないわけだ」
●ＶＯＹ＃１２「英雄伝説」より。【協力 トーマス吉田さん】
クアドロトリティケールが入った貯蔵庫からあふれ出た大量のトリブルに埋もれたカーク。そこへ、うれしそうな顔をしたマッコイがやってくる。
マッコイ「カーク、ついにわかったぞ。食料を与えなければいいんだ。そうすれば、自然に繁殖を止める」
カーク「ありがたい話だ」
●ＴＯＳ＃４３「新種クアドロトリティケール」より。
スポック「ドクター、あなたは感覚派ですね」
マッコイ「私には、とがった耳がないからな」
●ＴＯＳ＃１２「怪獣ゴーンとの対決」より。
スポックは謎の生物を退治するための実験で視力を失ったが、その特異な体質のため視力をとりもどすことができた。
カーク「ミスター・スポック、視力をとりもどすことは感激的な事件だと思うが、君は何も感じないのかね？」
スポック「いえ。その反対に私は非常なショックを受けました。まず見えたのが、私をのぞき込んでいるドクターの顔でしたので」
マッコイ「視力を失うような目にあっても、君は相変わらず美を理解できないようだな」
●ＴＯＳ＃２８「デネバ星の怪奇生物」より。
ジェム・ハダー「（ジェム・ハダーは）１５歳まで生き延びる者は少ない。２０歳まで生きれば、長老とみなされて尊敬される。・・・おまえは、いくつだ？」
ダックス「３００歳過ぎて、数えてない」
ジェム・ハダー「そうは見えない」
ダックス「ありがとう」
●ＤＳ９＃９４「戦士の宿命」より。そりゃ、３００歳を過ぎてるようには見えないわな。
ジェム・ハダーと共同作戦をとることになったシスコら。
シスコ「１９時から合同作戦会議を行う」
オブライエン「その後、１９時半から軽い歓迎パーティーですかね」
ダックス「ドレスを持ってくればよかったわ」
●同上。
ウフーラ「けだるい月夜のバルカン星は、どんな感じ？」
スポック「バルカンに月はない」・・・字幕
●ＴＯＳ＃３「惑星Ｍ１１３の吸血獣」より。ロマンチストのウフーラと、そうでないスポック。
転送機のパッドに残っていたティペル大使の組織の遺伝コードと、大使の転送時のＩＤ図形を比較してみたかと、デイタがビバリーに尋ねる。なぜ？と問い返すビバリー。
デイタ「私の第六感というか、昆虫類の通達です」
ビバリー「虫の知らせって、言いたいの？」
●ＴＮＧ＃８３「ヒューマン・アンドロイド・データ」より。
サイボックに捕えられ、エンタープライズの営倉に閉じ込められたカーク・スポック・マッコイの３人。脱出しようとするが、うまくいかない。
カーク「出口はないのか？」
スポック「新しい営倉にはない」
カーク「本当か？」
スポック「最も才能のある男を閉じ込めて試したが、できなかった」
カーク「耳がとがっていて、同僚を苦境に追い込むのが得意な男か？」
スポック「そうだ」 ・・・字幕
●映画「ＳＴ５：新たなる未知へ」より。
ファリアット・コットに命をねらわれているとおびえるクワーク。
オドー「念のため通信バッチを持ち歩いた方がいい。何かあったら、すぐ呼ぶんだ」
クワーク「でも、呼んでも間に合わなかったらどうする気だよう？」
オドー「フェレンギ人は死ぬと、体をバラバラにして売りに出すよな」
クワーク「そうだ」
オドー「１つ買ってやるよ」
●ＤＳ９＃２８「エレージア星人、メローラ・パズラー少尉」より。
トリブルを調べるマッコイとスポック。
マッコイ「トリブルについて、１つだけ言えることがある」
スポック「何です？」
マッコイ「私は好きだ・・・・・・君よりも」
スポック「ドクター、彼らにも１ついい所が」
マッコイ「何だね？」
スポック「口をきかない事」 ・・・字幕
●ＴＯＳ＃４３「新種クアドロトリティケール」より。
キラ「おなかすいて、死にそう。クワークの料理でも食べられそう」
オブライエン「そいつは、重症だ」
●ＤＳ９＃８７「モーグの息子たち」より。
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