2007年3月27日 火曜日
蓮根の揚げ饅頭
蓮根は蒸すと粘り気がでてくる食材です。
すりおろした蓮根を蒸して一度冷ますとモチモチの生地ができます。
エビ、ギンナン、干し椎茸をこの生地で包んで油で色よく揚げ、醤油ベースの餡をかけました。外側はパリパリ、中はふっくらモチモチで大きなたこ焼きのようです。味もたこ焼きになんとなく似ています。
蓮根は小学校の蓮池で秋になると収穫できたのを思い出します。泥まみれになって学校の先生が掘り出す蓮根を生徒がせっせと洗ったものです。隣の田んぼは稲刈りが済み前が見えなくなるほど群れていたイナゴはいったいどこに行ったのか、代わりに赤とんぼがたくさん飛んでいたような、それはまた別の季節だったような、、、。幼い頃の記憶です。
そして、蓮池と田んぼは冬が来ると水がはられスケートリンクになりました。冬の間小学生たちは毎日リンクの上を滑りまわり靴ずれをおこし、しもやけを作り、風邪をひいてはちょっとたくましくなりました。
温かくなると、蓮は再び芽を出しつぼみをつけ、ある朝ぽんっと音がして水面にピンクの花を咲かせるのです。
そんなことを思い出しながらたこ焼きを、いえ蓮根饅頭を油の中を泳がせながら揚げてみました。
 難易度  
 おいしさ 
 3段階評価だよ
レシピ
アイコン 材料
 
  • 蓮根 すりおろし
  • 蓮根 角切り
  • 山芋 すりおろし
  • 小麦粉
  • 干ししいたけ
  • エビ(中)
  • ギンナン
    • 鰹だし汁
    • 淡口醤油
    • みりん
    • シメジ
    • 水溶き片栗
  • 片栗粉
  • おろししょうが
  • 刻み海苔
300g
150g
100g
小さじ1
1枚
6尾
大さじ1
6個

400ml
50ml
50ml
60g
適量
適量
適量
適量

アイコン 作り方
 
  1. 蓮根は皮を剥きます。すりおろす分と1センチの角切りにしたもの、すりおろした長いも、小麦粉を混ぜて蒸し器で10分蒸します。蓮根に水分が多い場合は蒸す前に軽く絞ります。蒸したものは室温まで冷まします。
  2. 干ししいたけは水でもどしスライスして醤油と砂糖で甘辛く煮ます。(分量外、ここのところちょっとおおざっぱですが、おおざっぱに作ってください。)
  3. エビは殻を剥き背わたをとって、4等分くらいに切ります。小鍋に酒を入れエビを加え酒煎りし、ギンナンと2の干ししいたけを混ぜて冷ましておきます。
  4. 餡の材料を火にかけ水溶き片栗を少しづつ加え適度なとろみをつけます。
  5. 1を適量手に取り3を中心に埋め込むように丸めてダンゴにします。ダンゴの表面に片栗粉をまぶし180度の油で時間をかけてキツネ色になるまで揚げます。
  6. 器に揚げ団子を盛り、上から4の餡をかけ、おろししょうが、刻み海苔をかけていただきます。

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