ふきの煮物  難易度  
 おいしさ 

 3段階評価だよ
ふきの煮物は、通常鰹節でだしをとることが多いと思うのですが、我が家でのふきの煮物はにぼしでだしをとります。しかもだしをとったにぼしをそのまま添えて食べます。これはふきの煮物としてはかなりレアなパターンと思います。
煮込み時間も長く、ふきが緑のうちに煮込みを終了することが多い世間一般に対し、茶色になるまで煮込み甘くどく仕上げます。田舎風といっていいでしょう。
田舎ですから、一歩外に出れば探さなくてもふきはあちこちに生えていて、ふきの煮物は子どもの頃から慣れ親しんだ懐かしい味です。
お上品な料理専門家がなんと言おうと私にとっては、これがゆるぎないふきの煮物の味なのです。
アイコン 材料
 
  • ふき
  • 砂糖
  • 醤油
  • みりん
  • 鷹の爪
  • にぼし
400g
小さじ1.5
大さじ2
大さじ2
2本
800ml
10尾

アイコン 作り方
 
  1. にぼしは頭と内臓の黒いところを取り水につけておきます。半日以上つけておきます。頭と腹は苦味がでます。
  2. ふきは鍋に入るくらいの長さに切り、また板の上に乗せ、塩(分量外)をかけ両手のひらで体重をかけ転がします。板ずりをすることにより、皮がむけやすくなります。
  3. 鍋に水をたっぷりと沸かし(1のものとは別です。)2のふきを3分くらい茹でます。ゆでたふきは水で冷やし10分くらいさらしておきます。
  4. その後、ふきの皮を丁寧にむきます。むいた後5センチくらいの長さに切り1に入れ、砂糖、醤油、みりん、鷹の爪と共に煮詰めてゆきます。
  5. 水分がほとんどなくなるまで煮つめます。にぼしは取り出して背骨を取り除き再び鍋に戻します。
  6. 皿にもって完成です。

懐かしい味がします。
日本酒がとても合います。
家で作ると煮干が先に食べつくされてしまいます。


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