大根もち  難易度  
 おいしさ 
 3段階評価だよ
大根もちって何?っていう方もいらっしゃるかと思います。
居酒屋に行くと目にすることがあります。
米の粉で煮込んだ大根をお餅状に固めたもので
かなりうまいですね。
ただ、作るのはかなりの苦労を要します。
別に難しいわけじゃないんですが、時間がかかるのです。
その価値はあると思うのですが、、
アイコン 材料  15人分くらい  下の分量ではかなり大量にできてしまいます。初めての方は、この3分の1くらいが良いと思います。
 
  • 大根
  • 干し貝柱
  • 干しエビ
  • 長ねぎ
  • ラード
  • ハム
  • 紹興酒
  • 薄口醤油
  • 一度目の水
  • 砂糖
  • 二度目の水
  • 上新粉
1キロ(約1本)
50g
60g
100g(白いところ)
80ml
40g
120g
50ml
40ml
400ml
小さじ2
小さじ2
800ml
800g

アイコン 作り方
 
  1. 大根は皮をむいて千切りにします。すりおろしても良いと思いますが私はいつも千切りにしています。                        
  2. 干しエビと干し貝柱はぬるま湯茶碗一杯で(分量外)戻しておきます。干しエビはわたがじゃりじゃりする場合があります。わたが多いエビの場合は面倒でも戻してからひとつひとつわたをとります。柔らかくもどったら、貝柱はほぐし、エビはみじん切りにしておきます。  
  3. 中華鍋に油とラードを熱してみじん切りにした長ねぎを炒めます。香りが出たらここに大根の千切りを加えて炒めます。上の分量の場合まともに炒められる量ではありませんのである程度熱が通ったところで干しエビと干し貝柱を戻し汁ごと加えます。          
  4. ハムを目の粗いおろし金でおろし3に加えます。プレスハムの場合は、おろそうとするとぼろぼろ崩れてきますので包丁でみじん切りにします。プレスハムでなければおろした方が早いし、舌触りも良いと思います。    
  5. 4に水400ml、砂糖、塩、薄口醤油、紹興酒を加え弱火で煮込んでいきます。ここで大根がくたくたになるまで煮込み、煮詰めます。量にもよりますが1時間くらいかかります。  
  6. かなり水分が蒸発したところで、800mlの水で溶いた上新粉を加えさらに焦がさないように加熱します。この時点であまり全体がゆるいと蒸したとき形が崩れてしまいます。もし、ゆるいようならそのまま火にかけ続け手ごたえがしっかりするまで煮つめます。楽にかき混ぜられるようではゆるいと思われます。 
  7. 6をバットに入れ平にならします。厚さは約1.5センチパットの半分の厚さです。量が多い場合はラップをひき、皿にその上に6を重ね二段にします。                        
  8. 7を蒸します。1時間半蒸します。蒸し時間が短いと粉っぽい出来上がりになってしまいます。                          
  9. 蒸しあがったら荒熱をとり、冷蔵庫で一日落ち着かせます。翌日食べる分だけ取り出して、食べやすい大きさに切ってフライパンに油を引いて両面を焼きます。冷蔵庫に保存してある分は1週間はもつと思います。冷凍しておけばかなり持つでしょう。冷凍した場合は、もう一度蒸してから焼いたほうが良いかもしれません。粉っぽい場合は蒸しが足りませんのでやはりもう一度蒸しなおしてください。


写真のバットはかなり大きいのですが、
一般のご家庭ではこのバットが入る蒸し器がないかもしれません。
その場合は、スチームオーブンを使用するか、小さな容器に分けて
蒸すように工夫してみてください。


トップ アイコントップページへもどる


直線上に配置