ハル子のキッチン 2008年8月11日 月曜日


Cheese & Vegemite Scrolls
ハル子がオーストラリアのホームステイから帰ってきた。
英語がろくにしゃべれないくせに結構楽しくやってきたらしい。
行った場所はブリスベーン。一般家庭に入り喜んだり喧嘩したり人生経験をつんできたのはうれしいことだ。
そんなハル子がいうには、食卓でオーストラリア人の心を鷲づかみにして離さないのは、ベジマイトだそうだ。
ハル子がお土産に持ってきたんだけど、異様な味のする発酵食品でオーストラリア以外では絶対流行らない代物だとおもった。ヌクマムをペースト状にしたような味でとにかく塩辛い。
一般的にはトーストしたパンに塗って食べるんだとか。
しかーし、現地の方でもその強烈な個性に抵抗を覚える人も多いようで、チーズやバターでカモフラージュして食べる場合もあるそうな。
そんな一つが今回のCheese & Vegemite Scrolls。見た目はチョコレートケーキだけどとんでもない。強烈なお味です。
二つは食べられない。しょっぱくて。
怖いもの知らずな方にお奨めの一品です。

 難易度  
 おいしさ 

 3段階評価だよ


「オーストラリアの納豆」とも呼ばれるベジマイト。クラフト 220gベジマイト
レシピ
アイコン  材料 15個分
  • 生地
    • 強力粉
    • ドライイースト
    • 砂糖
    • 牛乳
    • バター
  • ベジマイト
  • チーズ(溶けないのでも可)
  • 溶き卵

310g
10g
3g
15g
280ml
20g
大さじ2
100g
1個分


アイコン  作り方
  1. 生地の材料を混ぜます。
    バターは、電子レンジで温めておくと混ざりやすいです。
    ドライイーストは予備発酵不要なタイプです。
    混ぜて、こねたら丸くしてボールにいれ、ラップして1時間休ませます。
  2. 生地を取り出して、25×40センチくらいの(大きさは適当)四角い形に延ばします。生地の暑さは発行の具合にもよりますが、1センチくらい。あんまし細かいことにこだわりません。オーストラリアだもん。
  3. 2の生地の上にベジマイトを薄く塗ります。塩辛いのであくまで薄く塗ってください。下の写真は塗りすぎなので上のレシピでは量を減らしました。
    その上にとろけるチーズ(とろけないチーズでも可)を小さくカットしてばらまき、手前から奥に向かって海苔巻きみたいにまいていきます。
    最後の部分は少し水をつけてくっつけます。
  4. 3の海苔巻きを、幅2−3センチに輪切りにしたものが下の写真です。
    オーブンシートの上に並べ、180度で15分くらい焼きます。
    オーブンによって焼き時間はことなりますので、程よいキツネ色になったら完成とします。



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