ハル子のキッチン 2007年11月18日 日曜日


パエリア (paella)
パエリアはいわずと知れたスペインの米料理。
簡単に作ろうとすれば簡単なんだけれど、難しく作ろうとすると結構難しいコンクールまである料理。
本当は巨大なパエリア鍋で作るのがいいんだけれど、そんなんを家庭で作ったら到底食べきれないので、本日は家庭で作るのに丁度良い大きさのなんちゃってパエリアです。作り方も簡単にしてます。
今回使用したのは、口が開いた浅い鉄製のフライパン。持ち手を別にすればパエリア鍋に近いけど、家庭で作るには底が厚くて均一に熱が伝わりやすいテフロンのフライパンの方がいいかも。
米は、スペイン米が手に入らないので、今回はイタリアのカルナローリ米(リゾットに使うの)を使用しました。日本の米でもいいですが、歯ごたえがないです。
具材は好きなものを乗っければよいので冷蔵庫の整理にはもってこいです。写真のはムール貝、エビ、チョリソーがのっかってます。
 難易度  
 おいしさ 

 3段階評価だよ
レシピ
アイコン  材料 5人分 
  • スープ
    • サフラン
    • チキンコンソメ
  • 具材
    • チョリソー
    • 玉ねぎ
    • ニンニク
    • エビ
    • ムール貝
      アサリでも可
    • 赤パプリカ
    • インゲン
    • イタリアンパセリ
  • オリーブオイル
  • パプリカ粉
  • カイエンペッパー粉
  • 胡椒
  • レモン
500g

1000ml
小さじ1
2個

120g
1個
2片
9尾くらい
9個くらい
アサリならたくさん
2個
5本
適量
大さじ2
小さじ2
小さじ1/2
適量
適量
1個


アイコン  作り方
  1. 熟した赤パプリカを直火で真っ黒になるまで焼き、流水で焦げを取り細く切っておきます。
  2. スープは水を沸かしコンソメキューブとサフランを入れ色を出しておきます。
  3. チョリソーを小口切りにしオリーブオイル大さじ1とフライパンで炒めます。チョリソーがカリッとしたら取り出して、残った油でみじん切りの玉ねぎを炒めます。オリーブオイルを大さじ1足します。10分ほど炒めたらニンニクのみじん切りを加え焦げないように炒め、パプリカとカイエンペッパー粉を入れ香りが出るまで軽く炒めます。次に米を研がずに加え混ぜます。
  4. 3の米の上に1のパプリカの細切りを散らし、2のスープを入れて中火で炊きます。スープを入れたら底をさらうようにざっとかき混ぜます。
    この上に具材を乗せて加熱するのですが、開いたフライパンではエビも貝も火が通りにくいので別のフライパンに入れ、加熱し白ワイン少々を加え蓋をして貝を開かせます。出てきた煮汁はパエリアに加えます。(蓋ができるフライパンなら生の具材をのせて蓋をして貝が開くまでで良いでしょう。)
    エビとムール貝を米の上に並べインゲンを刻んだもの、チョリソーをトッピングしかき混ぜずに米に火を通します。
  5. 加熱時間は米の種類や鍋の大きさにもよりますので米を少し食べて確認します。カルナローリ米なら少し芯があるくらいで良いです。20−25分の加熱ですが、日本米ならやっぱりふっくら芯がなくなるまで炊くのがスジってものでしょうか。
  6. 米に火が通ったら、塩、胡椒を振りかけイタリアンパセリを刻んでかけレモンをトッピングして完成です。
  7. レモンを絞っていただきましょう。




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