ハル子のキッチン 2007年10月13日 土曜日


休日の野菜のテリーヌ
野菜のテリーヌは見た目美しく、そんでもっておいしい。
そ、おいしいのね。見た目と関係なく。
テリーヌはいろいろあるけど、野菜のテリーヌはヘルシーだし、淡白な味わいでたくさん食べられる。
たくさん詰め込まず隙間を適当に作るのがいいかも。余裕を感じる詰め込み具合がリラックスな雰囲気に見えます。
だから休みの日のメニューって感じです。

今日作ったから明日の朝食べます。
爽やかな休日の始まりを迎えられそうです。

問題は、テリーヌの取りだし方。
肉のテリーヌは冷めると縮むので取り出しやすいですが、ゼラチンのテリーヌはぴったりくっついてなかなか出てきません。だからテリーヌ型にあらかじめ茹でたキャベツの葉を敷いておいたりするのですが、そんなことしたくないって場合はレシピに書いた方法を試してみてください。
ひっくり返すのに失敗しちゃった場合のリカバリー方法も書いときました。
 難易度  
 おいしさ 

 3段階評価だよ
レシピ
アイコン  材料 5人分 
  • 煮汁
    • コンソメキューブ
  • 野菜等詰め物
    • ニンジン
    • ハム(ソーセージでも)
    • ズッキーニ
    • マッシュルーム
    • ヤングコーン(水煮)
    • オクラ
    • チャイブ
    • 赤パプリカ
  • 板ゼラチン
  • 胡椒

500ml
1個
小さじ1/2

1本
250g
1本
4個
8本
8本
20本
1個
15g(製品により加減)
適量


アイコン  作り方
  1. 赤パプリカはコンロの上で、またはグリルで「うそっ」て言うくらい真っ黒になるまで周りを焼きます。冷まして黒い部分を取り除くと中から真っ赤な果肉が出てきます。
    開いて中の種を取りだし果肉は細切りにしておきます。黒い焦げが取りにくければ流水にさらしながらでもかまいません。水気を良く切っておきます。
  2. 500mlの水を鍋に沸かし、コンソメキューブと塩を加えます。
    1センチ角の棒状に切ったニンジンを茹でます。長さも太さもまちまちでかまいません。多少ばらつきが合ったほうが後できれいです。
  3. 2の鍋に、やはり棒状に切ったハム(またはソーセージ)とズッキーニ、マッシュルーム、両端を切り落としたオクラをこの順に入れ温まったら取り出して水気を切ります。
    あまり熱しすぎると色が悪くなります。
    茹でたお湯は濾して取って置きます。
  4. テリーヌ型に準備した色々の野菜とハムを並べていきます。
    テリーヌ型は普通縦長ですので縦になららべていきます。
    テリーヌ型が無くて、丸いお椀などに流し込む場合は、野菜やハムをサイコロ状に切っておきます。
    チャイブはわけぎでもかまいませんし、無くてもかまいません。ほんの一瞬茹で汁にさらすと色がよくなりますが、そのまま茹でずに使用してもかまいません。
    あまりぎゅうぎゅう押し込んではいけません。隙間がある程度あるほうが見た目が良いです。
  5. 板ゼラチンを水に数分浸して柔らかくします。3の茹でて濾した汁を60度から80度に冷まします。そこに板ゼラチンを絞って加えよくかき混ぜて溶かします。
  6. 5を4のテリーヌ型に流し込み荒熱が取れたらじっくり冷蔵庫で冷やします。3時間以上冷やしたほうが良いです。
  7. 固まったテリーヌを取り出すには、まず周囲をヘラで剥がしてひっくり返してみます。それで出てこなければ型の周囲をお湯で少し温めます。温めすぎると溶けてしまいます。温めてひっくり返してそれでも出てこない場合はストローを型のそこまで押し込み口で吹きます。ストローの中にテリーヌが入りますので一度差し込んで取りだし吹いてストローを空にして再び差し込んで口で吹きます。ぽこんと空気が入ると取り出せるようになります。
    ぷっちんぷりんと同じ原理です。
    もし、失敗してぱらぱらになっても大丈夫、再び適当に型にもどして湯煎で50度に温めれば再び固めて再挑戦できます。
    50度に温めるのはレンジでもかまいませんが、テリーヌ型が金属製でないことを確認しましょう。
  8. 取り出したら適当な大きさに切って胡椒をしていただきます。


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